Vプリカは、ネットショッピングに便利なプリペイドカードですが、3か月以上利用がないと休眠カード維持費がかかるというデメリットもあります。
余っている残高は早く使い切りたいですよね。
そこで今回は、Vプリカの残高を現金化する方法をご紹介します。
Vプリカの残高を現金化するには?
Vプリカの残高を現金化するには、どうすればいいのでしょうか?
以下の2つの方法があります。
- ・家族や友人の欲しいものを購入して代金をもらう
- ・換金性の高い商品を購入して転売する
Vプリカの残高を引き出したり、Vプリカそのものを売ったりすることはできないので、現金化するにはこの2つの方法しかありません。
Vプリカ残高の現金化におすすめの商品は?
Vプリカの残高を現金化するには、何らかの商品を購入する必要があります。どんな商品が適しているのでしょうか?
家族や友人の欲しいものを購入して代金をもらう場合
家族や友人の欲しいものを買って代金をもらう場合は、ネットで買えるものであれば何でもよいでしょう。
Vプリカの残高ぴったりの価格の商品が買えれば一番よいのですが、なければ残高より高い商品がおすすめです。残高より安い商品だと、余った残高の使い道にまた困ってしまうからです。
Amazonなら、Amazonギフト券と併用すれば、Vプリカの残高より高い商品でも購入できます。
たとえば、Vプリカの残高が1,580円あり、2,700円の商品を購入する場合、1,120円足りません。
この不足分を支払えるように、Amazonギフト券をあらかじめ購入しておくのです。支払い方法は現金でもクレジットカードでも何でもかまいません。
このように購入して、2,700円の代金をもらえば、Vプリカ残高を1円も残さず現金化できます。
ただし、AmazonでVプリカを使うのが初めての場合には、注意点があります。
プリペイドカードを登録して初めて使うときには、有効性を確認するために先に1円の請求がかけられ、後日返金されることになります。カード番号が変わったときにもこの確認があります。
上の場合は、1,580円のVプリカ残高から1円が引かれ、1,579円になってしまいます。そのため、1,580円の支払いができなくなるのです。
初めて使う場合は、Vプリカの残高より15円以上少ない金額にしておくとよいでしょう。
Amazonギフト券が15円から購入できるからです。
換金性の高い商品を購入して転売する場合
商品券、ブランド品、家電製品など、換金性の高い商品にもいろいろなものがありますが、おすすめは電子ギフト券です。受け取りに時間も手間もかからず、転売するのも簡単で、換金率も高いからです。
では、どれくらいの換金率なのでしょうか?
優良買取業者「ギフトグレース」の主なギフト券の買取率を見てみましょう。
この表を見ると、nanacoギフトカード、楽天ポイントギフトカード、Amazonギフト券の順に高換金率ですね。
ただ、これだけを見てnanacoギフトカードを買おうと考えるのは早計です。
nanacoギフトカードや楽天ポイントギフトカードは、Vプリカが使えるネットショップでは額面より高い金額でしか買えません。額面10,000円のカードが12,000~16,000円ぐらいで販売されているのです。これでは、買取率は高くても実際の換金率は80%以下と低くなってしまいます。
額面金額で買えるAmazonギフト券のほうが高換金率なのです。
これらの理由から、Vプリカ残高の現金化に最もおすすめの商品は、Amazonギフト券です。
Amazonギフト券を購入してVプリカ残高を現金化する方法
では、Amazonギフト券を購入してVプリカ残高を現金化する方法を説明します。
VプリカをAmazonのアカウントに登録する方法
まずはVプリカをAmazonのアカウントに登録する方法を説明します。
登録済みの方は、飛ばしてAmazonギフト券の注文方法に進んでくださいね。
①「アカウントサービス」をクリック
②「お支払い方法」をクリック
③「カードを追加」をクリック
④Vプリカの情報を入力し、「クレジットカードを追加」をクリック
⑤請求先住所を登録
⑥Vプリカが登録できました。
Amazonギフト券の注文方法
次に、Amazonギフト券の注文方法を説明します。
①「ギフト券」をクリック
②「Eメールタイプ」をクリック
自分で使う場合はどのタイプでもかまいませんが、現金化する場合は換金率が高いEメールタイプを選びましょう。
③好きなデザインのものを選んでクリックします。どのデザインでも特に変わりはありませんので、適当に選んでかまいません。
④詳細を入力し、「今すぐ購入」をクリック
VプリカをAmazonに登録して初めて使う方は、購入金額に注意してください。
上述しましたが、プリペイドカードを登録して初めて使うときには、有効性を確認するために先に1円の請求がかけられます。
初めて使う場合は、Vプリカの残高より少ない金額を指定しましょう。
たとえば、Vプリカ残高が3,000円残っているなら、今回は購入金額を2,000円にして、1円が返金されてから残り1,000円分を購入すれば、全額使い切れます。
⑤支払い方法でVプリカを選択して、「次に進む」をクリック
⑥「注文を確定する」をクリック
⑦注文が確定しました。
⑧指定したメールアドレスにAmazonギフト券が届いたら、購入完了です。
この後、現金化する場合は自分のアカウントに登録しないようにしてください。
Amazonギフト券現金化の方法
Amazonギフト券を購入したら、転売して現金化します。
転売先は、買取サイト、マッチングサイト、オークションサイトなどがありますが、間違いなくおすすめは買取サイトです。
数多くのサイトがあり、どこを選んでいいのか分からないと思いますので、以下のような点を基準にして選ぶとよいでしょう。
- ・額面金額10,000円以上(Eメールタイプ)の買取率が、85~90%程度であること
- ・額面金額10,000円未満(Eメールタイプ)の買取率が、80~85%程度であること
- ・手数料が無料であること
- ・買取金額、振り込みにかかる時間を申し込み前に明示してくれること
- ・運営会社の住所、固定電話番号などの情報が記載されていること
- ・利用規約に不審な内容(消費税がかかる、~以外は買取率15%など)が記載されていないこと
買取サイトでの現金化の手順は、
- ①買取申し込み、ギフト券番号や額面、身分証明書の写真などを送信
- ②買取サイトが申し込み内容を確認
- ③買取金額の振り込み
となります。
バイカなら、申し込み手順の説明が詳しくて分かりやすいですよ。
Vプリカの残高を現金化するメリット
Vプリカの残高を現金化すると、どんなメリットがあるのでしょうか?
有効期限がなくなる
Vプリカには、購入から1年後の月末までという有効期限があります。
新しいカードを購入して残高を合算すれば延長できますが、使う予定がないなら、現金に換えてしまったほうがよいでしょう。
現金なら有効期限がなく、好きなときに使えます。
休眠カード維持費がかからない
Vプリカは、3か月以上利用しないと翌月から休眠カード維持費が125円かかります。
利用しない状態が続くと、Vプリカ残高がゼロになるまで毎月引かれるのです。
使い道がないなら、もったいないので現金化したほうがいいですね。
使い道が増える
Vプリカはネットでしか使えませんが、現金なら使い道が格段に増えます。
やはり使い道の幅広さは現金が一番です。
Vプリカの残高を現金化するときの注意点
Vプリカ残高の現金化は、メリットもありますがデメリットもあります。現金化するときは以下のような点に注意しましょう。
クレジットカードの現金化はリスクがある
Vプリカはクレジットカードで購入できるので、クレジットカードの現金化にも使えます。
Amazonギフト券など換金性の高い商品を直接購入するより、カード会社にバレにくい方法です。
ただし、Vプリカの大量購入にはリスクがあります。
カード会社は、会員の買い物履歴を毎月把握していますから、明らかに普段より高額で違う使い方をすれば、まず不正利用を疑われます。
不正利用を疑われると、確認の電話がかかってきます。そこでうっかり現金化に使ったと疑われるような返答をしてしまったら、カードを止められてしまうかもしれません。
絶対にバレないわけではないので、気をつけてください。
本当に現金化するべきかよく考える
Vプリカの有効期限は短く、利用しないと休眠カード維持費もかかるため、早く使ってしまったほうがいいのですが、Amazonギフト券の現金化は、本当にするべきかよく考えることをおすすめします。
Amazonギフト券は、換金率が高いといっても100%ではないので、現金化すると必ず額面金額より少なくなります。Amazonでの買い物に使ったほうが損をせずにすむのです。
Amazonギフト券の有効期限は10年と長く、休眠カード維持費のような手数料も一切かかりません。Vプリカのように、有効期限や未利用期間を気にする必要はありません。
VプリカでAmazonギフト券を購入したら、Amazonで買いたいものができるまで、現金化せずとっておくのもいいのではないでしょうか?
少額の現金化は難しい
Vプリカ残高でAmazonギフト券を購入して転売する現金化は、少額だと難しい場合があります。
Amazonギフト券は15円から購入できますが、買取は最低でも500円以上でなければできません。500円未満のギフト券を買い取ってくれる業者がないからです。また、1,000円未満だと買取率がかなり低くなってしまいます。
たとえば、500円からAmazonギフト券の買取を行っているギフトグレースでは、1,000円未満のギフト券の買取率が80%、振込手数料が216円となっています。
500円のギフト券を現金化すると、
500円×80%-216円=184円
となります。
換金率はなんと36.8%という低さです。
ヤフオクなら15円から売ることもできますが、リスクが高いのであまりおすすめできません。落札者に「ギフト券が使用済みだった」とクレームをつけられ、トラブルになる可能性があるからです。
最悪の場合、Amazonギフト券だけ取られて、現金は1円も入らないということになりかねません。
もちろん、何も問題なく取引できることもありますが、優良買取サイトよりリスクがあることは確かです。
Vプリカの残高を現金化する方法 まとめ
Vプリカの残高を現金化する方法、メリット、注意点をお伝えしました。
Vプリカが余っているなら、とりあえずEメールタイプのAmazonギフト券を買っておくのがおすすめです。Amazonギフト券なら有効期限も長く、休眠カード維持費もかかりません。
買取業者に売るか、家族や友人の欲しいものを買うか、自分で使うかは、それからゆっくり考えてもよいでしょう。