自分のために購入しても便利で、プレゼトとして贈っても喜ばれるもののひとつとして人気を得てきているのがAmazonギフト券です。
一番の利点はクレジットカードなしでもAmazonで買い物ができる点でしょう。代金引換では手数料がかかってしまいます。そのためクレジットカードによる支払いが便利なのですが、クレジットカードを持っていない方などはこの支払方法は利用できません。このような時に活躍するのがAmazonギフト券です。
様々な店舗で購入できるAmazonギフト券ですが、みなさんは本屋で見かけたことはありますか?果たして本屋で取り扱いはあるのでしょうか。また、取り扱いがある場合は他の書籍と同様に図書カードでの購入は可能なのでしょうか。
今回はそんな疑問にお答えします!
本屋で購入できるならカードタイプのAmazonギフト券
まずは、店頭でどのようなAmazonギフト券が販売されているのか見てみましょう。
Amazonの公式サイトに「コンビニ・店頭で購入できるAmazonギフト券」というページがあります。そこに店頭で購入できるAmazonギフト券のタイプが掲載されています。
<シートタイプ>
・販売店に設置してあるマルチメディア端末から印刷した紙のシートにギフト券番号が印字されるタイプ
<商品券タイプ>
・封筒に商品券タイプが封入されているタイプ
まずはシートタイプと商品券タイプですが、シートタイプはコンビニエンスストアでの取り扱いになりそうです。商品券タイプは一部の大黒天宝くじ売り場のみとなるようです。
取り扱い店舗を見ると、シートタイプと商品券タイプのAmazonギフト券は本屋での取り扱いはなさそうですね。
では最後にカードタイプのAmazonギフト券を見てみましょう。
<カードタイプ>
こちらのタイプはよく見かけるという方も多いのではないでしょうか。販売店の什器(じゅうき:商品をディスプレイする器材の総称)に陳列されているタイプです。
筆者は、九州と九州以外で購入できるAmazonギフト券のデザインが違うことに驚きました。
ここで少し、取り扱い店舗を拡大してみましょう。
たくさん店舗が並んでいます。本屋で購入できるなら、カードタイプのAmazonギフト券になりそうです。もう少し拡大して確認してみましょう。
また、店舗で購入できるAmazonギフト券に関してはこちらに詳しく書かれた記事がございますので
参考にしていただければと思います。
Amazonギフト券を取り扱っている本屋は限られる
<カードタイプのAmazonギフト券の取り扱い店舗>
さて、カードタイプのAmazonギフト券の取り扱い店舗ですが、コンビニエンスストアやドラッグストアの店舗名は多く記載されていますね。しかし、本屋らしい本屋の店舗名が記載されていません。
上記の【取り扱い店舗】によると、TSUTAYAでは取り扱いがあるようですが、その他大手の本屋の名前は連なっていないことが分かります。
そこで、筆者の周囲を見てみました。筆者の住んでいる地域の本屋ではAmazonギフト券の取り扱いはないようです。
紀伊国屋書店のギフトカードモールでもAmazonギフト券を取り扱ってはいないようなので、取り扱いがない本屋の方が多いのかもしれません。
いかがですか?みなさんは意外でしたか?予想通りでしたか?
本屋でAmazonギフト券を購入したいと考えている場合は、その本屋に直接確認するか
確実に売っている別の店舗やネットで購入する方がいいのかもしれません。
次はAmazonギフト券の取り扱いがある本屋での購入方法について見ていきましょう。
図書カードでの購入は原則不可能
結論から述べると、図書カードでAmazonギフト券の購入は基本的に不可能なようです。
理由1.Amazonギフト券と図書カードは金券だから
まずAmazonギフト券を図書カードで購入できない可能性が高い一つ目の理由ですが、Amazonギフト券は金券という扱いになるからです。
お金ではないけれど、お金と同じように商品を買うことができる券を金券と言います。例えば、クオカードも金券です。
図書カードですが、こちらもお金ではないけれど書籍を購入できるという性質上Amazonギフト券と同様に金券に分類されます。
金券で金券の購入は不可能というのが原則のようです。
金券で金券を購入しようとすることは、お金でお金を購入しようとするようなもの、と言われれば納得いきやすいかもしれません。そんなことはできませんし、そもそも実行しようとは思いませんよね。
この理論で行くと、本屋でAmazonギフト券が販売されていても、図書カードで購入することは不可能ということになります。
理由2.図書カードで購入できるものは「出版物」に限られるから
Amazonギフト券を図書カードで購入できないであろう二つ目の理由です。
みなさん、そもそも図書カードでどこまで購入できるのか気になっているのではないでしょうか。
そこで、図書カードを発行している日本図書普及株式会社のホームページを確認してみました。
「よくある質問」への回答によると、図書カードで購入できるものは書籍や雑誌などの「出版物」に限られるそうです。 「出版物」の適用範囲については各店舗に確認をとるようにと書かれています。Amazonギフト券は「出版物」ではないので、このルールにも当てはまりません。筆者には文房具や事務用品は図書カードで買えるイメージがあったので、購入可能な商品を「出版物」に限っているのは意外でした。しかし別のサイトによると、店舗によっては販売物すべてを図書カードで購入できる場合もあるようなので、店舗に確認を取った方がよさそうです。
<図書カード>
図書カードも金券なんですね。どこまで購入できるかは店舗によって違いがありそうです。
上記二つの理由からAmazonギフト券を図書カードで購入できないとなると、手段は現金やクレジットカードに限定されてきます。どの購入方法が良いのでしょうか。
店頭でのAmazonギフト券の購入は現金が便利
Amazonの方では、店頭で販売されるAmazonギフト券は現金で購入されることを想定しているようです。Amazonの公式サイトにある「コンビニ・店頭で購入できるAmazonギフト券」のページで支払方法が確認できます。見てみると、シートタイプも商品券タイプもカードタイプも支払方法は現金となっています。例えば、平和堂でも各種ギフト券は現金による購入のみ(JCBギフトカード、VJAギフトカードなど例外あり)となっています。
<店舗で販売されているAmazonギフト券を購入する場合の支払方法>
では、どの店舗でも現金でしか購入できないかというと、それは店舗により変わることがあるそうなので確認が必要です。
現金以外の方法で購入したい場合は、事前にその店舗に確認する方がよさそうですね。
それでは今回のまとめです。
本屋でAmazonギフト券を購入する場合は現金で
今回分かったことを以下にまとめます。
・Amazonギフト券を取り扱っている本屋はコンビニエンスストアやドラッグストアと比べると少数である
・本屋で販売している場合はカードタイプである
・Amazonギフト券を購入する場合、図書カードは利用できない可能性が高く(Amazonギフト券は金券であり、出版物でもないため)、現金購入が一番無難である
Amazonギフト券を本屋で購入したい場合や、現金以外の方法で購入したい場合は、事前に店舗に確認することをおすすめします。
Amazonギフト券は様々な店舗だけではなく、ネット上からでも購入ができます。また、店頭で購入できるカードタイプは定額のものから、1円単位で購入可能なもの(1,500円から50,000円の間で。バリアブルと言います。九州の一部店舗では詐欺対策で上限が20,000円だそうです)まで金額は様々です。
自分に合った購入方法で無理のない金額のAmazonギフト券を購入して、Amazonでのショッピングをよりお手軽に、便利に楽しみたいものですね!