Amazon Prime ReadingはAmazonのサービスの一つで、プライム会員なら無料で書籍が読み放題になるサービスです。
なので、プライム会員にもかかわらず、このサービスを利用していない人は損をしています。
この記事ではAmazon Prime Readingの詳しいサービス概要や、それ以上にもっと本格的に読書を楽しめる「Kindle unlimited」、電子書籍の閲覧に欠かせないデバイスであるKindle端末についてご紹介します。
Amazon Prime Readingって?
Amazon Prime Readingは小説、実用書、雑誌、ビジネス本、洋書など幅広いジャンルの本が無料で読み放題になるAmazonのサービスです
閲覧方法はKindle端末だけでなくスマートフォンやタブレット、PCでも利用でき、端末を選ばないのも魅力です。
ただし、Amazon Prime Readingはプライム会員あるいはPrime Student会員のためのサービスなので、利用するには会員登録する必要があります。
元々は「Kindleオーナーライブラリー」という対象の本を毎月1冊ずつ無料で読めるというサービスでしたが、それが改善されAmazon Prime Readingのサービスにつながっています。
Amazonプライム会員の料金
Amazonプライム会員には月間プランと年間プランがあり、月間プランは月額500円、年間プランは年額4900円かかります。年間プランは月で考えると408円になり、若干年額プランの方が得になります。
いずれにせよ他の動画や雑誌配信サービスよりも圧倒的に安く、その上Amazonプライムならではの特典が他にもあるため価格の面から言うとかなりおすすめです。
30日間の無料体験もできるため、試したことがない人は、ぜひ試してみましょう。
学生はプライム料金がお得に
学生限定でPrime Student会員というシステムがあります。
これは通常の会員費よりもさらに安くなっていて、月額250円となっています。年間契約にするとたったの2450円です。
さらに無料体験期間も通常30日間のところ、Prime Studentだと6ヶ月間もあります。ただ、契約は自動更新なため有料会員になる気がない人は注意が必要です。
有料会員になりたくない場合は30日を超える前に契約を解除するようにしましょう。
Amazon Prime Readingのメリットとデメリット
それでは、魅力一杯のAmazon Prime Readingのメリットやデメリットを紹介します。
Amazon Prime Readingのメリット
Amazon Prime Readingのメリットは2点で、読める書籍の冊数と対応可能な端末の多さです。
読み放題になる書籍は小説、ビジネス本、洋書など数百冊が読み放題になります。
対応している端末もKindle端末以外に、スマートフォンやタブレット、PCとなっており、すでに持っているデバイスで利用すること可能です。
利用料金ですが、すでにAmazonプライム会員なら追加料金は一切かかりません。
後述しますが、プライム会員の年間費は4900円のため、月に1冊本を読めばそれだけで元が取れてしまいます。
Amazon Prime Readingのデメリット
デメリットと言うほどではありませんが、Amazon Prime Readingの気になる点は読み放題になる書籍のラインナップが古いという点と、シリーズ物の場合、続きが気になるという点です。
やはり本屋さんに平積みされているような最新の書籍のラインナップを想像すると若干見劣りするかもしれません。
また、漫画などシリーズで刊行されている物は第1巻しか読み放題に対応してないことがありますので、読み始めたら続きが気になってしまうかもしれません。
ただ、それを逆手にとって試し読み感覚で利用できれば得した感じを得られるでしょう。あくまでAmazonプライム会員としてのいちサービスに過ぎないと思って利用した方がいいかもしれません。
本格的に本や雑誌を読みたい人はAmazonの別サービスであるKindle unlimited の方がおすすめです。
Kindle unlimitedについて
Kindle unlimitedは月額980円で利用可能なサービスです。
Amazon Prime Readingはプライム会員費のみで利用できるので実質無料なので、その分、高くなりますが、読見放題対象となる書籍が130万冊以上(和書12万冊以上、洋書120万冊以上)あり、かなり豊富なラインナップとなっています。
Kindle unlimitedはプライム会員外のサービスなので、逆に言うとプライム会員でなくても利用することができます。
月額980円ということを考えると、1000円以上のハードカバーを月1冊読めればそれだけで元を取れてしまうので、これも本を月1冊以上読む人にとっては得なサービスです。
Amazon Prime Readingの利用方法
Amazon Prime Readingの利用方法をご紹介します。
- Amazon Prime Readingのカタログにアクセスします。
- 自分の読みたいコンテンツを探して商品の詳細ページを表示します。
- 「読み放題で読む」を選択します。
この手順で本を読むことができますが、Amazon Prime Readingでは対象コンテンツを同時に10冊までしか選ぶことができません。
11冊目を選択しようとすると、すでに選択している10冊の中からどれかを利用終了するというメッセージが表示されますので注意してください。
また、本を利用し始めてもAmazonプライム会員かPrime Student会員の資格が終了すると、本は利用できなくなります。
Amazon Prime Readingで本を終了する方法
Amazon Prime Readingの本はいつでも利用終了することができます。
小まめに終了して利用限度の10冊まで余裕を持たせておきましょう。
- 「コンテンツと端末の管理」を開きます。
- 利用を終了する本を探します。
- 本の名前の横にあるアクションボタンを選択し、「この本の利用を終了」を選択します。
- その後「はい」を選択します。
以上の手続きで本のデータを削除できます。
KindleアプリでAmazon Prime Readingを利用する方法
Amazon Prime Readingは様々な端末で利用することが可能ですが、スマートフォンで利用する人が多いと思いますので、その場合はKindleアプリがオススメです。
スマートフォンで利用する場合はKindleアプリをインストールする必要があります。
- Kindleアプリを開きます。
- 画面下の「ストア」タブを選択します。
- 「Prime Reading」を選択します。
- 書籍一覧が表示された後、本の上部に「prime」と書かれた本がAmazon Prime Readingの対象となります。
- 「今すぐ読む」を選択します。
- 書籍のダウンロードが開始されるので、ダウンロード終了後読み始めることができます。
一度にダウンロードできる書籍は10冊までです。
それ以上読む場合はどれか一冊分のデータを削除する必要があるので注意しましょう。
特に難しい操作はいらず、感覚的に楽しめるような仕様です。
Kindle端末についてご紹介
読書は本格的にKindle端末で楽しみたい人用にKindle端末のメリットや種類について説明します。
Kindleのメリット
Kindleのメリットとも言える大きな特徴は以下4つです。
- 紙のような表示
- 日光の下でも読みやすい
- バッテリーが長持ち
- 安い
紙のような表示
Kindle端末ではE-inkという技術を使っています。
この技術によって、電子書籍にもかかわらず、紙の上のインクのような画質になっています。
普段は本好きな人も違和感なく楽しめるかと思います。
日光の下でも読みやすい
スマートフォンやタブレットを明るい所で見ると画面が反射して文字が読みにくくなることがありますが、Kindle端末ならそうなりません。
ここでもE-inkスクリーンという技術を採用しているため、日光の下のような明るい場所でも画面が反射して文字が読みにくくならず、本物の本のように読書を楽しめます。
バッテリーが長持ち
E-inkスクリーンを使うことでライトをあまり使わずにバッテリーを温存できるのも嬉しい点です。
読書特化することで、使い方によっては一度充電すれば1ヶ月間程度充電が保ちます。
安い
スマートフォンやタブレット端末と比較してKindle端末は安いです。
1万円以下で購入できる端末もあり、高いモデルでも15000円で購入できてしまいます。
Kindle端末の種類
Kindle端末には2020年12月時点で3種類あります。
- Kindle
- Kindle Paperwhite
- Kindle Oasis
- Kindle キッズモデル
以上が代表されるKindle端末です。それぞれの特徴を言うなれば
価格の安さを最重要視するならKindle
価格よりもスペックをやや重要視するならKindle Paperwhite
読書で妥協したくないならKindle Oasis
子供向けならKindle キッズモデル
このように分類できるでしょう。
上記以外にも「Kindle Paperwhite(第7世代)」や「Kindle Paperwhite マンガモデル」という種類もありますが、それらは実質今のKindle端末の前モデルになります。
という事で今回は主要4種類のKindle端末について解説していきます。
Kindle
Kindle端末のベーシックなタイプで、1万円以下で購入できるリーズナブルな端末となっています。
スマホやタブレットなどの一般的な液晶画面はバックライトで照らしているので目への刺激が強いです。
しかし、Kindleでは直接目を照らさない「フロントライト」方式を採用しているため、とても目に優しく長時間の使用でも目が疲れにくいという特徴があります。
また、日差しや蛍光灯などの反射も抑えてくれます。
明るさも24段階から調整可能なので、シーンに合わせて最適な読み心地を手に入れることが出来るのです。
また、解像度が167ppiと低いので画質が粗くなります。
漫画や写真集を読みたい人は気になるかもしれません。
Kindleは価格重視の人におすすめです。
Kindle Paperwhite
10世代目ですが、7世代目の次のモデルです。
7世代目と比べて薄型、軽量化しており、Oasisモデルにしかなかった防水機能も加わっています。
また、8Gと32Gを選べますので、使いこなしの幅が広がるモデルと言えるでしょう。
Kindle Oasis
Kindle端末で唯一ページをめくる際にクッリクで操作できるモデルです。ちなみに他のモデルはスクロールが必要です。
重さは194gとKindle端末の中で最も軽いモデルとなっています。
それにもかかわらず、ディスプレイは7インチで最も大きく、またLEDを12個使用しているため、明るさも随一です。
Kindle キッズモデル
無印のKindleにキッズカバーが同梱されているモデルです。
したがってスペックは殆ど無印のKindleと同じですが、キッズモデルはデフォルトで広告が表示されない仕様になっていますのでお子さんの集中力を妨げません。
また、子供向けの書籍およそ1,000冊以上が読み放題の「Amazon Kids+」が一年間無料で利用することが出来ます。
二年間の保証もついているので万が一、破損や水濡れなどによるトラブルが起きても安心です。
※Amazon Kids+機能からログアウトすることで通常の無印Kindleとしても使用できます。
Kindle端末購入時に選択するオプション
Kindle端末はそれぞれ購入前に選択するオプションがいくつか存在します。
それによって実際の使い心地が大きく変わってくるのでよく考えて選択しましょう。
選択していただく項目は主に以下のようなものがあります。
- 本体カラー
- ストレージの容量
- 「広告つき」「広告なし」の選択
- 4G回線の有無の選択
- オプションの選択(Kindle Unlimited)
この中から特筆すべき項目をチェックしていきましょう。
ストレージの容量を選択
無印のKindleやキッズモデルは8GBのタイプしかありませんが、Kindle PaperwhiteとKindle Oasisは32GBのモデルも選択できます。
容量によって保存出来る書籍の数が変わってきます。だいたいの目安としては以下のようにアナウンスされています。
8GB・・・漫画約140冊
32GB・・ 漫画約650冊
容量は後から増やしたり減らしたりという事は出来ませんので注意です。
端末に保存せず「クラウド保存」でも書籍の閲覧は可能です。この場合は容量を気にすることなく無制限で保存しておく事が出来ます。
「広告つき」「広告なし」の選択
Kindle端末は購入前にキャンペーン情報のアリナシを選ぶ必要があります。
キャンペーン情報アリを選択すると、Kindle端末を利用する際に広告画像が表示される仕様になります。
この広告のせいで、Kindleの起動までに余計な動作が増えてしまいます。
広告なしのKindle端末 | ボタンを押す→起動 |
広告ありのKindle端末 | ボタンを押す→広告が表示されている→画面をスワイプする→起動 |
この一連の動作がストレスと感じる人もいるかもしれません。
購入時に「広告なし」を選択すると2000円プラスになりますが、購入してから変更できないため、心配なら2000円多く支払ってでも広告なしにした方がいいでしょう。
4G回線の選択
Kindle PaperwhiteとKindle Oasisの場合は、4G回線を利用するかしないか選択できます。
4G回線を利用しない場合はWi-Fiがある環境でしか書籍をダウンロードできなくなります。
家やカフェでダウンロードして電車の中などで読む人なら4G回線はいらないでしょう。
ただ、4G回線があれば通信環境がなくともダウンロードできるので利用方法の幅が広がるかもしれません。
4G回線が利用できる端末は5000円プラスで購入することができます。
購入の際に「接続方法」という欄がありますので、「wifi + 無料4G」を選択しましょう。
ちなみに4G回線を利用しても通信費はAmazonが負担してくれます。
まとめ
Amazon Prime ReadingはAmazonの書籍読み放題サービスです。
Amazonプライム会員専用のサービスなため、会員なら無料で利用することができます。
数百冊の書籍が読み放題になるため、かなり得した感じのするサービスだと思います。
ただ、ラインナップは古めなので本格的に読書を楽しみたいならKindle unlimitedというAmazonの別サービスを利用することがおすすめです。
また、読書を楽しめるデバイスであるKindle端末についてもご紹介しました。
多数のモデルが出ているため、価格やスペックの面で納得のいく1台が見つけやすいかと思います。
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