今やギフト券としての認知度もどんどん上昇しているamazonギフト券。
贈り物として使う機会が増えてきましたね。
そんなamazonギフト券ですが、先方に送る場合、ポスト投函しても大丈夫なのでしょうか。
今回はそんな疑問について調べてみました。
そもそもポスト投函とは
最初に、amazonギフト券にとってポスト投函とはどのような意味合いがあるのか、そこをまずは整理しておきましょう。
Amazonギフト券ですが、当然誰かに贈るために買う場合が多いですよね。
そして手渡しできる人ならそのまま渡せばいいのですが、遠方の方には何らかの方法でギフト券を送付しなればいけません。
方法としては郵便書留、宅急便、ゆうパック、レターパック、普通郵便などが考えられますが、わざわざ郵便局やコンビニに出向く手間がなく、料金も安く送れる方法となると、やはり郵便ポストに投函ということになりますよね。
そもそもポストに入るの?
そう、ここも要チェックですよね。
Amazonギフト券には様々なタイプがあります。
例えば商品券タイプなんかだと、厚みもあまりないし、普通の封筒にも入りそうですから、ポスト投函は問題なくできますね。
それではボックスタイプはどうでしょう?調べてみたところ、箱自体の厚さは2cm弱程度のようです。
今一般的な郵便ポストの投入口の幅は2.4cm以上ありますから、梱包の分を考慮してもポストに投函することは可能なようです。
ポスト投函にはどのようなリスクが考えられるのか?
amazonギフト券、額面の金額は様々ですが、まぎれもなく金券ですので、なんらかの事故で届かないとか、先方の郵便受けに鍵がかかっておらず盗まれたりすると困ったことになってしまいます。
それから、郵便事業も民営化されたとはいえ、まだ郵便法は存在していて、現金は現金書留にしないと送れませんが、amazonギフト券などの金券・商品券は規定上普通郵便で送ること自体は差し支えありません。
もし普通郵便を避けるとすれば、その理由の一つは相手からの届いてないとのクレームに対抗する必要が発生するかもしれないこと。
これはやはり書留にしないまでも配達した記録が残るサービスを利用するほうがよいでしょうね。
普通郵便だと、もし相手に「本当は発送してないんじゃないの?」と言われたときに、確実に対抗することができません。もちろん、郵便局に調査を依頼すれば一応調べてはもらえますが、きちんとした調査結果がでてくるという保証もありませんので。
それから、たとえそれが手渡しではなく受取人の郵便受けに投函されるタイプのものであっても、投函後(配達記録後)に盗難にあったとしたらこちらの責任ではありませんよね。
そして、配達記録付きで送ったとして相手にとどかない、この場合相手には「記録によると、郵便会社で事故があったようです」、などの説明ができます。
さらに、郵便物がちゃんと届かなかった場合、その額面の金額は郵便局で補償してくれるのかといえば、実はこれ、書留じゃないと補償してくれないんです。
ですので、実際に金券を送るにあたって金銭的な補償は普通郵便でも配達記付き郵便でも同じということになります。違うのは届いたかどうか確認できる、言ってみれば安心感と、先ほども書きましたが、先方に自分に落ち度はありません、とちゃんと先方に説明できること。やっぱり誰だって自分の信用が傷つくのはいやですもんね。
このように考えてみますと、ポスト投函するとしてもせめて普通郵便ではなく何らかの配達記録が残るサービスを利用するほうがよさそうです。ではポスト投函できてさらに配達記録が付くサービスはあるのでしょうか?
はい。あります。
ポスト投函できる郵便物とは
郵便ポストにそのまま投函できる郵便物としては、次のものがあります。
・普通郵便
・レターパック
・クリックポスト
・スマートレター
・ゆうパケット
あと、ゆうメールという商品(サービス)もありますが、これは冊子などを対象としていて中身が確認できるようにする必要があるため、amazonギフト券には使えません。
レターパックとゆうパケットは一度郵便局でレターパックならそのものを購入、ゆうパケットだと「専用宛名シール」を貰っておく必要があります。
ですから、この2つは暇な時に郵便局に寄って、いつか何かで使うときまで備蓄しておく、そんな使い方をすると便利なのではないでしょうか。
さて、この中で配達記録付きになるのは、レターパック、クリックポスト、ゆうパケットです。
その中でいちばんおすすめなのはクリックポストですね。
これは前もってWEBでユーザー登録する必要があるのですが、WEB上で宛先などを入力すれば追跡用バーコード付きの宛先ラベルを即座に印刷することができ、決済はクレジットカード、料金は一律180円です。宛名書きも切手を貼ることもなく、ポストにそのまま投函できますから、本当に便利ですよ。
そして、ポスト投函で書留、簡易書留扱いになるものは・・・ありません。
ですので、例えば封筒の表に朱書きで「簡易書留」って書いて、その分の料金の切手を貼ってポストに投函、とかはできません。書留、簡易書留扱いにするためには必ず郵便局まで出向く必要があります。
配達記録にするか、書留にするか、はたまた普通郵便で行くか
書留、簡易書留は先にも書きましたが、配達が手渡しで確実というメリット以外に、もし事故があって郵便物が遺失した場合に損害の補償がついています(書留は10万円まで、簡易書留は5万円まで)。
単に配達記録付きの郵便だと何かあったときに補償はしてもらえないのですね。
そして書留、簡易書留扱いで発送したい場合はやはりどうしても郵便局の窓口まで行く必要があるということになります。
もし、仕事が忙しくて郵便局が開いている時間に行けない、という場合は思い切ってゆうパックにしてしまうという手もあります。
ゆうパックにも30万円までの補償がついています。
ゆうパックならローソンなどのコンビニで扱ってもらえますし。
ゆうパックって小包的なイメージがありますけど、別に封書でも伝票が貼れる大きさがあればちゃんと送れます。書留との金額差もそう大きくはないかもしれません。
24時間いつでも送れますから便利です。そう、コンビニによっては宅急便も利用できますよね。
ここまで考えてきて、実際のところどうでしょう、額面が10,000円以上になるとやっぱり簡易書留にしておいたほうが安心かなあ、とういう気もしますが、しかし、なんと言っても日本の郵便サービスのクォリティーの高さはみなさんも日頃感じておられると思います。書留にしないからって郵便物がどこに行ったかわからない、なんてことは文字通り万に一つもないんじゃないかな、とも思います。
そう考えると、本当に少額なamazonギフト券なら、封筒に入れて切手貼って、ポストに投函、ほんと単純明快な普通郵便でもありかな、って気にもなります。
ただ、先にも書いたとおり、先方の郵便受けのセキュリティー問題がありますから、相手には一応前もって手渡しの書留ではなく、郵便受けに投函される旨を伝えておいたほうがいいかもしれません。
そうすることによって、今まで施錠していなかったのを鍵つけてみようかな、とか、そこまでは行かなくても何日も郵便受けをチェックしないで放置、なんてことを避けることができるかもしれませんものね。
それから、ネット上でしか付き合いのない人や、逆に親しくしている人で気を使わない人なら、メールタイプにするのが安全かもしれません。届くのも早いですし。一応これも選択肢の一つとして考えてもいいのではないでしょうか。
まとめ
amazonギフト券をポスト投函する際の送付方法の種別、メリット、デメリットについて書いてみましたがいかがでしたでしょうか。amazonギフト券は気軽に送ったり貰ったりできる楽しいアイテムですから、送る方法としても気軽なポスト投函、額面金額にもよるとは思いますが、積極的に利用してみるのもいいのではないでしょうか。