Paypalはネットの決済サービスの老舗として有名ですが、Amazonギフト券は購入できるの？と思っている方もいると思います。
結論として、Amazonギフト券を購入するのは難しいと言わざるをえません。
それでも何かしらの方法でアマギフを購入したり現金化したりする方法を知りたいという方に向けて当記事では説明いたします。
Paypalは安全手軽で優秀な決済方法
Paypalはアメリカに本社のあるサービスで、1998年からスタートしました。
ネットショッピング業界の成長とともに拡大・発展してきたという老舗大手の決済方法です。
190カ国以上の1800万以上の店舗で使え、世界で2億5千万人以上の人が利用している一大サービスです。
特にセキュリティ上でのメリットが大きく、カード番号もしくは銀行口座をPaypalのアカウントに登録しておけば、お店や相手先にその情報を伝える必要がありません。
Paypalが購入者とお店の仲介に入ってくれる状態で決済ができます。
そのため、相手先が不安なオークションでのやり取りや、海外サイトでの買い物でも、安心して利用できるのが魅力です。
日本でも「ヤマダ電機」・「楽天」や「youtube」などのショッピングや動画サイト、最近はオンラインゲームサイトでの導入・利用が活発だそうです。
Paypalの登録方法
登録方法も簡単です。スマホやパソコンでPaypalの公式サイトページにアクセスし「新規登録（無料）はこちら」から行います。
個人の場合は「パーソナル（個人）アカウント」にチェックを入れた状態で「新規登録に進む」を選択。
自身の携帯電話番号を入力して「次へ」
スマホに送られてくる6桁のコードを入力。
「メールアドレス」「国籍」「姓名」「パスワード」を入力して次に進みます。
「生年月日」「郵便番号」「住所」などを入力後、各項目に適宜チェックを入れて「同意してアカウントを開設」を選択。
支払い方法の設定を行いますので「カードまたは銀行口座を追加する」を選択。
それぞれの案内に従って進めていけば全ての設定が完了となります。
なお、利用するにあたって特別な出費などがないのもポイントです。
・アカウント開設費や年会費は無料
・国内での支払いなら、手数料も無料（海外での利用には為替手数料が数％掛かる）
Paypalの使い方
利用方法は至って簡単です。
1.まずはペイパルが使えるネットショッピングにて欲しい商品の購入手続きに進みます。
2.支払い方法に「Paypal」を指定してIDとパスワードにてログインします。
3.そのまま注文を確定させれば完了です。
Youtubeにて詳しい操作方法が動画にて解説してあるので気になる方はご覧ください。
AmazonでPaypalは使えない
世界の2400万店舗以上で使えるペイパルですが、実はAmazon公式サイトでは対象外となっています。
そのため、Ａmazonギフト券の購入もできないという事になります。
今後利用できるようになる可能性についてですが、極めて低いというのが大方の見解です。
理由として、事項でも出てくる「ebay」というアマゾンのライバル関係にある世界規模のECサイトがペイパルを導入しているというのが１つの大きな理由でもあります。
iTunesカードも不可
Amazonギフト券と同様に換金性の高いiTunesカードに関しては、Apple Store公式サイトで販売されています。
しかしiTunesカードに関してもPaypalで購入する事はできません。
PaypalでAmazonギフト券を買う方法
PaypalでAmazonギフト券を買える可能性はゼロではありません。たとえば、
・ebay
・Qoo10
・セカイモン
など、Paypalを導入しているショッピングサイトで、Amazonギフト券が転売されていたら、それを購入することが出来ると言うちょっとした裏技があります。
円とドルの為替レートによっては、お得にamazonギフト券を買えるチャンスでもあります。
ただし、この場合は日本版のAmazonギフト券ではなく、アメリカ版のAmazonギフト券である場合がほとんどのようです。
amazonギフト券はその国ごとに違うため、amazonのアメリカで買ったギフト券はアメリカでしか使うことが出来ません。
・日本で発行されたamazonギフト券→日本のAmazon.co.jp
・アメリカのUSAamazonギフト券→アメリカのAmazon.com
上記のように利用サイトが限られるので、注意が必要です。
もちろん、アメリカのamazonで買い物がしたいという場合や、アメリカに住む友人に送りたいという場合には、問題ありません。
ebayやQoo10、セカイモンでは、「amazon gift card」と検索すると見つかる事が多いです。
※時期によって出品がない場合もあります。
海外版Amazonギフト券は現金化可能？
現金化を目的に海外版のamazonギフト券を買いたい場合は、日本で買い取ってもらえるかどうかについて調べる必要があります。
Amazonギフト券を現金化する際はインターネット上の「買取サイト」を利用するのが主流ですが、海外版のAamazonギフト券を買ってくれる所は極めて少ないです。
ただ決して０という事も言い切れませんし、そういった専門の買取店舗などがある可能性も否定できませんが自力でそれを探し当てるのは至難です。
なので結果的に海外版Amazonギフト券は現金化には不向きという事が言えます。
Paypalでの現金化方法は？
Amazonギフト券以外に、Paypalにはどんな現金化の方法があるでしょうか？
換金性の高い商品の購入
ゲームや家電製品・スマホやパソコン用品などの換金性の高いものを購入して売るという方法です。
どんな商品がどの位の値段で売れるのかという目利きが必要になります。
更に、売却する方法（場所）でも売れ値が変わってきます。
メルカリやヤフオク！などを使って自分で出品する場合は値段を自由に決める事ができますが、必ず買い手がつくという保証がなく手間や時間がかかります。
中古買取店などに持ち込みで売却すればその場で現金が手に入りますが、ネットで売るよりは低い換金率となる傾向にあります。
金券は購入ＮＧ
Paypalで金券や商品券を購入し、買い取り業者を通じて現金化するという方法です。
金券ショップなどで高い還元率を誇るこれらの商品は非常に魅力的です。
しかし、かなり多くの人がその方法を取ったためかPaypal側が警戒する事態に発展し、2014年末には、PayPalで金券等を購入することは禁じられてしまいました。
残高の出金について
PayPalには「残高」という形でアカウントに一時的にプールされるマネーがありますが、それらは銀行口座へ出金して現金として引き出す事ができます。
自身のアカウントページから「引き出し」（資金の移動）を選択し、出金する銀行口座を登録して引き出し金を入力するだけで申請が完了します。
入金までは約３営業日かかるので即日での現金化はできないのと、５万円未満の場合は手数料が250円かかる点も注意です。
残高はチャージ不可
日本版のPaypalに関してはアカウント残高へチャージする事ができません。
Paypal利用の際は登録してあるクレジットカードや銀行口座から自動的に支払いが行われるので残高チャージの必要がないのです。
では何の為に残高という項目があるのかというと、他のアカウントから「送金」をされた場合です。
送金によって付与された金額が残高に反映されますので、それを使ってショッピングをしたり指定の口座に出金するなどで使います。
PaypalでAmazonギフト券購入まとめ
いかがでしたか。
今回はPaypalを使ってamazonギフト券を買いたい場合や、現金化をしたい場合について調べてみましたが、そもそものPaypalでの現金化の流れは厳しくなりつつあるというのが現状の様です。
Paypal自体は、不正利用が無いか24時間監視体制のサポートや「買い手保護制度」があります。
これは「商品が届かない」「全く違う商品が送られてきた」という場合に180日間以内なら返金してもらえるというサービスもあります（一定の基準を満たすことが必要）
ネット利用者にとってはメリットが大きいので、持っておいた方が良いサービスでしょう。
ですが、amazonギフト券を買いたい、現金化したいという使い方には不向きであるというのが現在の状況です。
現金化利用への優先順位は低く考えておくのが良いかもしれません。
