PASMOといえば首都圏を中心に全国の鉄道・バスでご利用いただける便利なICカードです。それと同時にチャージした残高を電子マネーとして使う事が出来ます。
2019年の消費税増税に伴い、キャッシュレス決済によるポイント還元などの措置が実施されたことによって最近ではクレジットカードやデビットカード・スマホでのQRコード決済が増えています。
PASMOもそのキャッシュレス決済の1つなのですが、他のキャッシュレス決済方法と比べて圧倒的に支払いまでのスピードが速くて簡単というのが最大の特徴です。
クレジットカードはレジでスキャンしてカード情報を読み込んで、出てくるレシートを受け取り場合によっては暗証番号やサインを書く必要があります。
スマホでのQRコードの場合は、スマホのロックを解除→QRコード決済のアプリを起動→レジにてQRコードを読み込んでもらう必要があります。
しかし、PASMOなどのI各交通系ICカード支払いの場合は改札を通る時と同様な感じで読み込み端末にカードをピッとかざすだけで完了です。
このように便利なPASMOを使ってAmazonギフト券の購入は可能なのでしょうか?
PASMOの使い道
PASMOは鉄道やバスの利用に使うというイメージがありますが、実はそれ以上に普段の何気ないお買い物やお支払いに使う事が出来るのです!
電子マネーの支払いなので小銭をお財布の中から探してちまちま金額を合わせるという手間がなくなり、ピッと簡単にお支払いが終了してしまいます。この手軽さを一度経験すると以降、小銭でのお支払いが物凄く面倒に感じる事でしょう。
PASMOが利用出来るお店や施設には上のようなマークが張られています。それぞれ全国で使われている交通系電子マネーのマークが集合している図となっています。
では、いったいどのようなお店や施設にこのマークが貼られているのでしょうか。
PASMOが使える場所 | 店名 |
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コンビニエンスストア |
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家電量販店 |
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ドラッグストア |
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牛丼店 |
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ファミレス |
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回転寿司 |
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喫茶店 |
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ファーストフード店 |
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他の飲食店 |
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百貨店・スーパー |
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ヤマト運輸 |
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いかがでしょうか、普段私たちが利用している沢山のお店でPASMOが使える事がお分かりいただけるかと思います。これだけ沢山あれば「PASMOで払えなくて困った!」という事は極めて少ないのではないでしょうか。
上記以外にも駅構内の売店(キオスク等)、タクシー、自動販売機、コインロッカー、駐車場や駐輪場などでも使用する事が出来ます。
普段の生活においてはもはやPASMO一枚あればサイフは必要ないと言っても過言ではありません!
PASMOでAmazonギフト券は購入出来ない?
各コンビニエンスストアや家電量販店にはAmazonギフト券が販売されています。それらの購入に交通系電子マネーであるPASMOが使えるのかどうか調べてみた所、支払い方法は現金のみとなっておりクレジットカードを筆頭に電子マネー払いやQRコード決済などでの購入は出来ないようです。
そもそも、amazonでのお買い物にPASMOを使う事が出来ないので、Amazonギフト券だけでなくAmazon内の商品の購入にPASMOの利用は出来ないという事です。
他の電子マネーではAmazonギフト券を購入出来る場合も
例外として、各コンビニエンスストアが発行している(提携している)電子マネーの場合は店頭でもAmazonギフト券の購入が可能です。
具体的な例としては以下の通りです。
- セブンイレブンでnanacoを使ってAmazonギフト券を購入する
- ミニストップでWAONを使ってAmazonギフト券を購入する
- ファミリーマートでファミマTカードを使ってWAONを使ってAmazonギフト券を購入する
nanacoとWAONの場合はクレジットカードで残高チャージが出来るので、そうする事で間接的にクレジット払いでAmazonギフト券の購入が可能です。(お買い物の際に溜まるポイントでも購入可)
ファミマTカードの場合はクレジットカード機能がついたものに限りますが、これを使う事によりチャージの手間なく直接Amazonギフト券が買えてしまいます。
SuicaではAmazonギフト券の購入が可能(条件あり)
PASMO以外で関東で使用出来る交通系電子マネーとして有名なSuicaですが、そのSuicaを使ってAmazon.co.jpにてAmazonギフト券を購入する事は可能です。
以下の電子マネーが利用可能です。
・楽天Edy(Edyカード、Edyアプリ利用おサイフケータイに対応)
・Suica(Suicaインターネットサービス、モバイルSuicaに対応)
・iD(FeliCa搭載のおサイフケータイからのお支払いのみ対応)
・JCB PREMO
このように、しっかりとSuicaで支払い出来る事がamazonにも明記されていました。
ただ、1つだけ注意が必要です・・・それは・・・
購入出来るAmazonギフト券はチャージタイプのみとなっているのです!!
Amazonギフト券買取サイトにて現金化できるEメールタイプはおろか、カードタイプなどの配送タイプのAmazonギフト券も軒並み購入が出来ません。
電子マネーで購入したAmazonギフト券はチャージタイプのみなので、残念ながら自分で使用する以外に用途はないようです。。
PASMOを使った現金化の方法は無いのか?
Amazonギフト券でのお買い物にPASMOが使えない事がわかりました。では、PASMOを使っての現金化の方法はないのでしょうか。
考えられる方法としては2つの方法が考えられます。
- 電子マネーで購入した商品を売却
- PASMOの払い戻しをする
交通系電子マネーは家電量販店やドン・キホーテ等で利用出来るので、その店舗で販売されている商品をPASMOで購入した後、ヤフオクやメルカリまたはリサイクルショップ店にて売却する事で現金化は可能です。
しかし、2つめに紹介したPASMOの払い戻しの場合は作成時のデポジット金500円も併せて残高の全てが戻ってくるのでお勧めです。
PASMOの払い戻しのやり方
PASMOの払い戻しをする為には主に以下の2つをご用意いただく必要があります。
①PASMOエリアの駅やバス営業所等に、不要となったPASMOを提示し払い戻し希望の旨を伝える。
↓
②記名されているPASMOの場合は公的証明書の提示を求められるので提示する
↓
③PASMOの種類に応じた払いもどし金額をお返しします。
これで完了です。
まとめ
様々な店舗や場所で使用出来る交通系電子マネーであるPASMOですが、残念ながらAmazonギフト券の購入に使用する事は出来ませんでした。
もしPASMO残高が余ってしまって使う予定がない場合に現金化を望む場合にはPASMOの払い戻しをすれば全額現金化できますのでご利用ください。