Apple IDにチャージする事で、音楽や映画、更には有料アプリまでの購入が出来てしまう便利なiTunesカード。
疑問に思う事が「iPhoneに残高を追加したけど、持っているiPadで残高を使う事はできるの?」という事。
もしくは別の端末にiTunesカードの残高を他のアカウントに移行させたいと思う方もいるのではないでしょうか?
今回は
- iTunesカードの残高を別の端末で使う方法
- iTunesカードの残高は別アカウントに移行可能なのか?
といった疑問について、詳しく解説していきます!
iTunesカードの残高を別の端末で使う方法
新しい端末を買ったから、こっちの端末で前のiTunesカード残高を使いたい!
と思う人も多いかと思います。
その方法は非常に簡単で、古い端末で使っていたApple IDとパスワードを新しい端末にログインするだけです。
それより以前使っていた端末内の残高が、新しい端末で使用する事が出来ます。
iTunesカードの残高は、使用している端末ではなく「Apple ID」に紐づけられているので、別の端末でもそのAppleIDでログインすれば利用する事が可能です。
残高の移行作業をしないといけないのでは?いえ、全然そんな事はありません。
ただ使っていたApple IDで別の端末にログインするだけです。
アカウント間での移行は不可能
「今使っているApple IDから、他のApple IDにiTunesカードの残高を移行したい!」という疑問もあるかとは思いますが、残念ながらこの方法は不可能です。
先ほど説明した通り、iTunesカードの残高は「Apple ID」に紐づけられているため、一度チャージした残高をアカウント間で移行する事は出来ません。
使っている端末から他のアカウントに残高を移行させることも不可能ですので、注意してください。
また、5,000円分のiTunesカードを買ったとして半分ずつ各Apple IDにチャージを適応させるという事も不可能です。
残高の払い戻しも不可能
iTunesカードの残高は残念ながら払い戻しに対応しておりません。
残高を払い戻しすれば別のアカウントにチャージできるのでは…と思うかもしれませんが、残念ながらその方法もAppleの規約により不可能です。
何度も言いますが、Apple IDにiTunesカードをチャージするのは慎重になる必要があります。
iTunesカード買取サイトも存在しますが、あくまで買取してくれるのは「未使用品」のみとなっており、Apple IDにチャージしたiTunesカードは買取不可能ですので注意しましょう。
Apple IDは複数の端末で使用可能
自分が持っているiPhoneやiPad、そしてパソコンのMacBookなど、全てのApple端末で同じApple IDを利用する事が可能です。
わざわざ端末ごとに他のApple IDを作成する必要もありません。
もし「まったく別のことに使いたいから」という場合は分けても良いですが、特に理由がない場合AppleIDは一つで十分でしょう。
「こっちのアカウントで購入したかったのに、別のアカウントにiTunesカードチャージしちゃった」なんて事になりかねないので、お気を付けください。
一つ注意したい事をして「同期」されてしまう事です。
例えば古いiPhoneを使っていたけど、新しいiPhoneを買ったとします。
その場合古いiPhoneで購入したものやダウンロードしたものは、自動的に新しいiPhoneに同期される事となります。
「新品の状態でiPhoneを使いたかった…」という方は、端末の同期をしないように設定する必要があります。
端末の同期をしないようにする手順
複数端末を同期させたくない場合、非常に簡単な手順で設定する事が出来ます。
iPhone、iPadともに同じ手順で操作する事が可能です
- 「設定」を開く
- Apple ID > iTunesとApp Store > 自動ダウンロード の順でタップ
- 「App」をオフにする
以上でApple IDに紐づけられているアプリなどの自動ダウンロードが停止されます。
これをすることにより、別の端末でダウンロードしたアプリの同期がされなくなります。
「App」が表示されていた画面には、「ブックとオーディオブック」や「アップデート」などの項目がありますが、それもオフにする事で同期がされない設定になります。
アプリだけでなく、それらも同期したくないのであればオフにしするようにしましょう。
まとめ
Apple IDの残高を別の端末で使うには、使っているApple IDでログインすれば簡単にする事が出来ます。
ただし、残高を別のアカウントに移行するという事は出来ないので注意してください。
もしApple IDを複数持っている方は、iTunesカードをチャージするアカウントを間違えないようにしてくださいね。