Amazonギフト券で購入した商品は受け取り拒否できるのでしょうか?
Amazonギフト券を使って商品を注文した後にもっと良い商品を見つけた、商品を間違えたなどの理由でキャンセルしたくなることってありますよね。
商品が発送済みの場合はキャンセル可能な商品なら受け取り拒否すれば返送され、返金してもらえます。
詳しく解説していきます。
Amazonギフト券で購入した商品は受け取り拒否できる
Amazonで購入した商品のキャンセルのは、どの支払い方法でも変わりません。
キャンセル不可の商品でなければ、どの支払い方法で購入した商品でも受け取り拒否はできます。
キャンセル不可の商品は、以下のようなものがあります。
- 受注生産品
- オーダーメイド品
- 刻字入りの商品
- サイズ直しした商品
- 食品、医薬品、医療機器、化粧品、植物、ペット用品など特定のカテゴリの商品
- amazonギフト券、その他のプリペイドカード
- チケット
- マーケットプレイスの出品者がキャンセルを禁止している商品
このような商品でなければ、amazonギフト券で購入した商品でも受け取り拒否できます。
Amazonギフト券で購入した商品の受け取り拒否方法
では、amazonギフト券で購入した商品を受け取り拒否する方法を説明します。
①注文履歴から商品キャンセル
注文履歴に「商品をキャンセル」ボタンが表示されている場合は、発送前にキャンセルできる可能性があります。まず確認してみましょう。
アカウントサービスから注文履歴をチェックします。
「商品をキャンセル」という項目がある場合は選択します。
キャンセルの理由を一覧の中から選んで「この注文の選択された商品をキャンセルします」を選択。
Amazonからキャンセル完了のメールがくれば完了です。
キャンセルが間に合えば商品は発送されないので受取拒否をする必要はありません。
購入金額分のamazonギフト券が即座にアカウントに戻ります。
すでに商品が出荷準備中になっている場合は上記のキャンセル申請をしたとしても無効となる場合があります。
キャンセル申請画面に「出荷準備中」と表示されている事で確認が可能です。
出荷準備中の商品であっても「キャンセルリクエスト」という形で一応キャンセル申請する事は可能ですが、適用されるかは販売元の判断となります。
後ほど送られてくるメールを確認しましょう。
商品にもよりますが、Amazon発送の商品の場合は購入後5分~10分程度で出荷準備中になる事が多いので、間違えて注文したなどの場合は出来るだけ早く行動して確実にキャンセルを行いましょう。
②受け取り拒否する
キャンセルが間に合わず発送されてしまった場合は、受け取り拒否することになります。
配送業者から商品が届いたら、その場で配達員さんに「受け取りを拒否します」と伝えれば、そのまま返送されます。
マナーとしては配達員の方の負担にならないように、配達に来る前に配送業者に電話で受け取り拒否する旨を伝えるほうがよいでしょう。
コンビニ受け取りを指定している場合は保管期限の10日を過ぎると返送され、自動的にキャンセル扱いになります。
③返金される
受け取り拒否すると商品が返送され、amazonギフト券で支払った代金が返金されます。
自身のアカウントをチェックして返金が行われたかどうかを確認しましょう。
Amazonアカウント残高や履歴の確認方法などは以下の記事を参照。
支払い方法を併用して購入した場合の返金方法は?
Amazonでの支払い方法は沢山ありますが、状況によってはそれらを併用する事ができます。
そのようにして支払い方法を併用して購入した商品をキャンセルや受取拒否した場合、どのように返金されるのでしょうか?
全額Amazonギフト券で支払った場合
商品代金全額をamazonギフト券で支払った場合は、全額amazonギフト券での返金となります。
ギフト券残高に直接返金されます。
クレジットカードとAmazonギフト券を併用した場合
amazonギフト券支払い分→amazonギフト券残高に直接返金
クレジットカード支払い分→amazonギフト券(Eメールタイプ)での返金またはクレジットカードへの返金のどちらかを選択可能
コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネーの場合
amazonギフト券支払い分→amazonギフト券残高に直接返金
コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー支払い分→amazonギフト券(Eメールタイプ)での返金または銀行振込による返金のどちらかを選択
Oki Dokiポイントと併用した場合
amazonギフト券支払い分→amazonギフト券残高に直接返金
Oki Dokiポイント支払い分→Oki Dokiポイントの残高に返金
Amazonポイントと併用した場合
amazonギフト券支払い分→amazonギフト券残高に直接返金
Amazonポイント支払い分→Amazonポイント残高に返金
代金引換と併用した場合
amazonギフト券支払い分→amazonギフト券残高に直接返金
代引分は受け取り拒否して支払っていないので、返金はありません。
受け取り拒否する場合の注意点
購入した商品を受け取り拒否する場合、以下のような点に注意しましょう。
全額返金されない場合もある
Amazonが販売している商品の場合は、送料も含めて全額返金されます。
ただし、お急ぎ便やお届け日時指定便などの配送オプションの料金をは差し引かれます。
※プライム会員の場合は配送オプションは無料なのでこの限りではありません。
マーケットプレイスで購入した商品の場合は送料が発生している場合がありますが、その場合は送料を引いた金額が返金という形になります。
キャンセル不可の商品を受け取り拒否しない
上述したように、キャンセル不可の商品もあります。
キャンセルできる商品かどうかは必ず確認しましょう。
出品者のプロフィールページで、返品・保証・払い戻しについてのルールが記載されています。
確認するには、注文履歴のマーケットプレイス出品者の名前をクリックします。
「返品、保証、払い戻し」を見ると、キャンセルの可否について記載されています。
ここで確認して、キャンセル不可であれば、受け取り拒否はしないようにしましょう。
キャンセル不可の商品を受け取り拒否しても返金しないという出品者もいます。
出品者によっては受け付けてくれる場合もあるようですが、本来キャンセル不可の商品を自分の都合で受け取り拒否し、返金を求めるというのはマナー違反です。
出品者に迷惑がかかるので、不良品である場合以外は、きちんと責任を持って受け取りましょう。
何度も受け取り拒否するとペナルティも
キャンセル可能な商品を受け取り拒否することは、常識の範囲内であれば特に問題ありません。
ただし、頻繁に受け取り拒否を繰り返していると悪質と判断され、アカウントを閉鎖されることがあります。
アカウントを閉鎖されてしまうとギフト券残高やポイントなども事実上の没収となってしまいますので取り返しのつかない事となってしまいます。
新しいアカウントを作ったとしても、名前や住所・クレジットカードの情報などから閉鎖されたものとの関連性が見つかれば新しいアカウントもまた閉鎖されてしまい、こうなってしまうとこの先Amazonで買い物ができなくなってしまいます。
具体的にどれくらいの頻度、回数で受取拒否をすればアカウントが閉鎖されるのかは明示されていません。
したがって、受け取り拒否をできるだけしないように「商品を間違えていないか」「本当に必要な商品か」「他にもっと良い商品がないか」など、注文する前によく確認しましょう。
受け取り拒否する前に連絡する
キャンセルリクエストができなかった場合、マーケットプレイスの出品者には受け取り拒否したいと連絡するようにしましょう。
出品者によっては独自のルールがあり、連絡せずに受け取り拒否してしまうと、キャンセルを受け付けてもらえない可能性もあります。
出品者に連絡するには、出品者プロフィールページの右上にある「質問する」をクリックします。
お問い合わせの種類、内容を選択して「メッセージを入力」をクリックします。
メッセージを入力して、「Eメールを送信」をクリックします。
また、出品者の電話番号が記載されている場合は、電話で連絡することもできます。
受け取り拒否しなかった場合の返品方法
受け取り拒否せずに荷物を受け取ったけれども、やっぱり返品したいという場合の手順も説明します。
①返品可能かどうか確認
まずは返品が可能かどうかを確認します。
Amazonのヘルプページにある「返品・交換の条件」を確認してみると、以下のようにアナウンスされていました。
Amazon.co.jpおよびAmazonマーケットプレイスの大半の出品者は、原則として商品到着から30日以内の返品・交換を承ります。
例外的に返品が認められない条件などもありますので、返品をする際には「返品・交換の条件」に記載されている内容をよく確認しておきましょう。
②返品の手続き
マーケットプレイスの出品者には、注文履歴の「商品を返品または交換する」をクリックし、返品したい理由などを添えて返品依頼のメッセージを送ります
出品者が承諾すれば返品が可能です。
Amazonが発送する商品の場合は、「返品受付センター」から返品の手続きをします。
③商品を梱包
できるだけ届いた時の状態と同じように商品を梱包し、Amazonからのメールに添付されている返品用ラベルを印刷して箱に貼り付けます。
プリンターがなくて印刷できない場合は、返品受付IDを書いたメモなど、返品に必要な情報が分かるものを同梱します。
ただし、このために未開封の商品を開封するのはやめましょう。開封すると商品によっては返金額が下がってしまいます。このような場合は、封筒に入れて箱の外側に貼り付けるとよいでしょう。
④商品を返送
コンビニなどで商品を返送します。
自分の都合で返品する場合は元払いで送らなければいけません。
その他にも元払いとなる場合があるので、返品に関する案内メールを確認してから返送しましょう。
返送料を負担しなければいけばかったのに着払いで送ってしまった場合は、返金の際に返送料が引かれます。
⑤返金される
返金方法は、受け取り拒否した場合と同じです。
amazonギフト券と代金引換を併用した場合は、amazonギフト券支払い分がギフト券残高に返金され、代金引換による支払い分がEメールタイプのamazonギフト券または銀行振込で返金されます。
返品方法の際の注意
それでは最後に商品を返品する際に気をつけておくべき事項を確認しましょう。
お客様都合の場合の返金額
「お客様都合」による返品の場合は返金額に注意です。
商品が未使用かつ未開封であれば全額返金されますが、開封済みの場合は商品代金の50%の返金となってしまいます。
この開封・未開封とは商品自体が入っているメーカーの梱包の事なので、配送用のAmazonのダンボールを開封してあるだけの場合は「未開封」とみなしてOKです。
モチロン開封済みであっても商品が壊れていた、違う商品だったという場合は全額返金および交換対象となります。
30日経過後の返品は不可
例えば上記のように商品が故障していたり、違う商品が入っていたなど「購入者側に非がない」場合の返品だとしても、購入から30日が経過してしまったものに対しては返品の対象からは外れてしまいます。
ただし故障に限っては、購入元のメーカーなどが独自に保証期間を設けている場合もあるので、そのようなケースであれば問題ありませんので問い合わせて対応してもらうようにしましょう。
Amazonギフト券で購入した商品は受け取り拒否可能
amazonギフト券で購入した商品は、キャンセル可能の商品なら受け取り拒否できます。代金はギフト券残高に返金されるので、注文前と同じ状態に戻せます。
ただ、一度購入した商品を自分の都合で受け取り拒否するのは、迷惑がかかることです。頻繁に繰り返すとアカウントが閉鎖されることもあるので、なるべく避けるようにしましょう。