Amazonギフト券はギフトとして優秀なので、もらう機会が多い人もいるのではないでしょうか。
手元に余っているAmazonギフト券があったら、それを使って旅行に行ける方法があることをご存知でしたか。この記事ではAmazonギフト券を使って旅行に行ける3つの方法をご紹介します。
Amazonギフト券で旅行する3つの方法
残念ながら、Amazonでは「楽天トラベル」や「じゃらん」のように旅行プランを扱っていません。
そのため、普通に考えればAmazonギフト券で旅行するのは難しそうですが、実はある方法を使うとそれが実現できるのです。
その方法とは以下の3つです。
- 楽天スーパーポイントを購入する
- 旅行カタログギフトを購入する
- Amazonギフト券を現金化する
それぞれ詳しく解説いたしますので、Amazonギフト券で旅行がしたいと思っている方は必見です!
楽天スーパーポイントを購入する
Amazonでは楽天スーパーポイントが販売されています。
ネットショップの競合他社同士なので意外に感じるかもしれないですが、事実販売されているのです。
例えば、3000円分のポイントカードが3480円で販売されていたり、10000円分のポイントカードが11640円で販売されていたりします。
3000円の価値のカードを3000円よりも高い価格で購入するのは馬鹿らしく感じるかもしれませんが、もし手元に使い道のないAmazonギフト券が余っていたら楽天スーパーポイントを購入するのもアリかもしれません。
ちなみに商品の送付はコードだけ送られるのではなく、台紙ごとカード自体が郵送されるようです。
Amazonの規約上コードだけを送ることはできないみたいなので、手元にカードが届くまで、ある程度時間がかかりそうです。
この方法を使えば、別に旅行だけでなく、Amazonでは販売されていなくて楽天で販売されている商品があったらAmazonギフト券で購入できます。
デメリットは割高な点と、カードごとの郵送になるので手元に届くまでに時間がかかる点でしょう。
楽天スーパーポイントが利用できるサービス
楽天トラベルで、Amazonギフト券で購入した楽天スーパーポイントを使えば、間接的にですが、Amazonギフト券で旅行に行けることになります。
楽天トラベルで楽天スーパーポイントが使えるサービスは以下です。
- 国内宿泊予約
- 国内日帰り・デイユース
- 国内レンタカー予約
- 宿泊+レンタカー
以上のサービスが100ポイント以上で100ポイント単位での利用が可能なサービスです。
- ANA楽パック(航空券+宿泊)
- JAL楽パック(航空券+宿泊)
- 楽パック+JR北海道
- 高速バス予約
- 海外航空券予約
以上のサービスが100ポイント以上で1ポイント単位での利用が可能なサービスです。
国内航空券予約や旅行損害保険予約では楽天スーパーポイントは利用できなので注意してください。
楽天スーパーポイントの利用制限について
楽天会員には、実はランク制度があります。
レギュラーランク、シルバーランク、ゴールドランク、プラチナランク、ダイヤモンドランクの4つです。
このうちダイヤモンドランクだけが1予約に対し、500,000ポイントまで利用でき、それ以外のランクは30,000ポイントまでの利用となります。
1ヶ月間での使用ポイントの上限は楽天グループ(楽天市場など)の合計で、ダイヤモンドクラスで500,000ポイントまで、それ以外のクラスで100,000ポイントまでとなっています。
Amazonで旅行カタログギフトを購入する
カタログギフトとは、その名の通り一般的にギフトとして贈られる商品で、カタログを贈られた側が、そのカタログの中から好きな商品を注文することができるシステムです。
これを自分用にAmazonにて購入すれば、Amazonギフト券で旅行ができることになります。
ここでは実際にAmazonで販売されているカタログギフトをご紹介します。
エグゼタイム(EXETIME)カタログギフト
エグゼタイムカタログギフトはPlatinum、Part1〜5までのシリーズであり、さらにPart3以降はいくつかの種類に分けられています。
それが以下です。
・Part3:通常版・ご夫婦版・白川郷版の三種
・Part4:通常版・ご夫婦版・松本城版の三種
・Part5:通常版・ご夫婦版・伏見稲荷版・濃溝の滝版・鶴の五種
それぞれPartごとに価格やプランが異なっています。
Platinumが一番高く114,480円です。
それ以外は1万円以下から5万円まで幅広い価格帯が用意されています。
プラン内容も日帰り温泉、農園体験、シティホテルペア宿泊券など様々あります。
カタログギフトJTB たびもの撰華シリーズ
たびもの撰華シリーズはJTBから販売されている旅行専用のカタログギフトとなっています。
JTBが実施したお客様アンケート90点以上の宿や宿泊施設が掲載されているカタログです。
柊(ひいらぎ)や橘(たちばな)など全7シリーズあり、価格帯も1〜5万円台まで幅広く用意されています。
カタログギフトの注意点
カタログギフトで行く旅行の場合、交通費は別途で負担する場合がほとんどです。
交通費分も出費に入れて旅行の計画を立てるようにしましょう。
また、カタログギフトには有効期限があります。
カタログギフトは有効期限を確かめてから購入するようにしましょう。
ただし、カタログによっては有効期限を過ぎても利用可能な場合があるようです。
ちなみに前述したエグゼタイムのカタログギフトの有効期限はカタログ発送日から6ヶ月で、JTBのたびもの撰華は発送日から1年間となっています。
Amazonギフト券を現金化して旅行する
Amazonギフト券を現金化する方法は大きく分けて2つあります。
・Amazonギフト券の買取業者を利用する
・オークションサイトを利用する
以上の2つです。
Amazonギフト券の買取業者を利用する
Amazonギフト券の買取業者というものがあります。
コードをネット上で送るだけで自分の指定した口座に買取代金を送ってもらえる業者がほとんどです。
すべての手続きがネット上だけで完結してしまうので、かなりお手軽な現金化法と言えるでしょう。
おすすめのAmazonギフト券の買取業者をご紹介します。
買取本舗
買取本舗は高い買取率で有名なAmazonギフト券の買取業者です。
初めて利用する人には90%以上での買取を行っています。(日によって買取率は変動します)
利用2回目以降の人も86.5%〜87.5%と高い買取率になっています。
24時間、買取受付をしていて、振り込み手数料も無料です。
申し込みから入金までは最短10分と謳っておりますが、あくまで最短の場合なので、実際はもう少しかかるでしょうが、それでも即日で入金までしてくれます。
オークションサイトを利用する
買取業者に買い取ってもらう以外に、Amazonギフト券を売る方法としてオークションサイトがあります。
ヤフーオークションが一番有名で、有名なだけあって取引も活発に行われ、出品したらすぐに買い手がつくかもしれません。しかし、ヤフオクなどのオークションサイトは売買が成立した場合、手数料が何%か取られてしまいます。
ちなみにヤフオクの場合は8%の手数料がかかります。
一方で、オークションサイトのメリットは何と言ってもこちらの言い値で売ることができる点でしょう。
しかし、手数料を8%も取られたらAmazonギフト券の額面通りに売れたとしても、結局買取業者を利用したのと同じくらいの買取率になってしまいます。
また、オークションサイトの気になる点として、いつ売却できるかわからないという点と詐欺が多いという点が挙げられます。
ヤフオクなら利用者も多いですが、それでも売却まで1週間かかることもあります。
それに加え、額面に近い売り値にするほど、それだけ買い手少なくなるでしょう。
また、オークションサイトはネット上での個人同士の取引なため詐欺も多いです。
Amazonギフト券のコードを送っても取引通りに送金されなかったりする場合があります。
以上の点からオークションサイトでAmazonギフト券を売るのは割と玄人向けと言えるでしょう。
素人は無難に買取業者を利用した方がいいかもしれません。
金券ショップは買取NG
街には多くの金券ショップがあるかと思いますが、実は店舗型の金券ショップはAmazonギフト券の買取は行っていません。
「Amazonギフト券買取して欲しいんですが」と持ち込んだとしても、99%の割合で断られるでしょう。
理由としては、Amazonギフト券が使えるものかどうか判断できないといった理由があります。
もし金券ショップで売れるのであれば、そのまま旅行券なども買ったりできるので便利なのですが…残念です。
Amazonは今後旅行業界に参戦するのか?
Amazonギフト券を使って旅行は間接的にする事が出来ます。
が、直接的にAmazonギフト券を旅行に使えないのは「Amazonが旅行業界に参戦していない」という理由があります。もし旅行業界にAmazonが参入するのであれば、Amazonギフト券を使う事も出来るようになるはずです。
今後Amazonが旅行業界に参入する事はあるのでしょうか?
Amazonは過去に旅行業界に参戦していた
実は2013年~2015年にかけて、Amazonは2回ほどオンライン旅行産業への参入を試みたのです。
ですが残念ながら、旅行者やホテルから大きな支持を得る事が出来なかったのです。
つまり一度は参戦した事があるのですが、失敗に終わっています。
今後旅行業界に参入する事はあるか?
2018年には再び旅行業界に参入する噂がありました。
その裏づけとなったのが、モルガン・スタンレー(アメリカ・ニューヨークに本拠を置く世界的な金融機関グループ)が発表した「アレクサ、休暇を予約しよう」といった音声対応による旅行予約を想像させるサービスに関してのレポート(海外サイト)です。
Amazonが発売したデバイス、Amazon Echoの音声認識機能に「旅行を予約する機能を取り込むと、Amazonの利益は更に大きくなる」と書かれています。
ですが、筆者はAmazonが今後旅行業界に参入する事はしばらく無いと思っております。
理由としてはコロナウィルスにより旅行業界自体が廃れてきてしまったからです。
逆に言うと、コロナウィルスのワクチンが出来上がり世界中に旅行に行けるという事になるのであれば、そのタイミングで大きな利益を得る事が出来るので、参入する可能性もあるでしょう。
まとめ
Amazonギフト券で旅行する方法として、Amazonギフト券を楽天スーパーポイントに換える、Amazonで旅行カタログギフトを購入する、Amazonギフト券を現金化する方法をご紹介しました。
個人によってニーズに合った方法は違うとは思いますが、楽天スーパーポイントに換える方法は比較的自由に旅行プランを選べて、かつ安全性が高い方法と言えるのではないでしょうか。
いずれの方法を選ぶにせよ割高なのは間違いありませんので、できればAmazonギフト券はAmazonで消費したいところです。
どうしても使い道のないAmazonギフト券が手元にあれば、この方法を試してみてください。
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