法人カードは現金化の際にも使用する事ができるクレジットカードです。
企業や個人事業者などに対して発行されるクレジットカードですので一般的なカード同様にキャッシング機能もついていますが、限度額まで使い切ってしまった…という時はショッピング枠を利用しましょう。
そんな法人カードの現金化の方法や、利用する際に気をつけたい注意点などを解説します。
法人カードを現金化する方法は3つ
大きく分けて法人カードを現金化する方法は3つ考えられます。
- クレジットカード現金化業者を利用する
- 換金性の高い商品を購入して売却する
- Amazonギフト券を購入して買取サイトにて買取
それぞれの具体的な内容や手順を紹介すると共に、気になる「換金率」「所要時間」「安心度」などについてもみていきましょう。
現金化業者を利用する
出来るだけ自分の手間は省きたい…という方にはクレジットカード現金化業者の利用がオススメです。
法人カードも個人のクレジットカードと同じ扱いなので現金化業者にて申し込みする事ができます。
ただし、申し込みできるのは法人カードを契約している本人(事業主)のみとなります。複数枚発行した法人カードを社員に渡しているという場合もあるかと思いますが、その利用者に関しては法人カードで現金化業者を利用する事ができないのです。
一般的な手順は以下のような流れとなります。
- ホームページにて申し込みを行う
- 電話が来るので、案内に沿って身分証の写真を送る
- 指定されたサイトにて指定された商品をクレジットカードで決済する
- 決済額の何割かをキャッシュバックという形で口座にお振込
- 購入した商品が発送されるので受け取る
クレジットカード現金化業者は沢山ありますが、その殆どが上記のような仕組みで運営を行っています。決済が確認できた時点で振込が行われるので即日で現金を手に入れる事ができます。
後日送られてくる商品はキーホルダーやステッカーのような小物です。例えばそのような商品を10,000円で決済したとして、業者の換金率が80%だとしたら8,000円分がキャッシュバックとして支払われるという訳です。
※一般的な換金率は70%~80%前後と言われています。
因みに、発送される商品を受け取らないと融資と見なされカード会社の契約違反となる可能性が高いので必要なくても必ず受け取るようにしましょう。
また、法人カードで現金化する際は経費計上する際にその商品の購入証明などが必要となる可能性もあるので尚更重要です。
送られてくる商品のせいで身内にバレるのが心配という方は発送先をコンビニ受け取りにしてくれる業者もあるので相談してみると良いでしょう。
購入した商品を売却・転売する
法人カードで何かしらの換金性の高い商品を購入して売却・転売する事で現金化が可能です。
業者を通すのは不安なので出来る限り自分で行いたいという方にオススメです。
では、何を買うべきか。
一般的に換金率の高い商品と言われているものには以下のようなものがあります。
- 商品券(JCB・百貨店商品券など)
- 新幹線の回数券(90%~98%)
- Apple製品(70%~85)
- スマートフォン(70%~80%)
- デジカメ(60%~85%)
- ゲーム機(60%~80%)
- 腕時計(60%~80%)
- ブランドバッグ・財布類(60%~80%)
比較してみると商品券、新幹線のチケットがダントツで換金率が高いことが分かりますが実はリスクも高いのです。
高額な商品券をカードで購入した場合、カード会社に現金化を疑われてしまう恐れがあるのです。商品券は換金性が高いということはカード会社も把握しており、不自然な購入があった場合はチェックが入る事になっているのです。
新幹線の回数券の場合も同様で、日頃から実際に新幹線を利用して回数券を購入しているような会社であれば問題ありませんが、急に複数枚綴のチケットを購入するのは現金化目的と疑われてしまうからです。
という事で、安全面を考えればそれ以外の商品を購入する事になります。
ただし換金率は売却する店舗や買取業者によって大きく差がありますので、自分で最も高く売れる場所をリサーチする事は必須となります。
- メルカリなどのフリマアプリ
- ヤフオク
- リサイクルショップ
- 不用品買取サイト(アプリ)
その分、時間や手間が発生してしまうので即日での高額現金化を目指すのであれば相当の知識と行動力が必要であるでしょう。
Amazonギフト券を使った現金化
換金性が高い商品として更に1つ挙げられるのがAmazonギフト券があります。
平均して大体90%~95%程度で買取ってもらえるので非常にオススメです。
「でも商品券(ギフト券)をカードで購入すると危険なのでは?」と思う方もいるでしょう。
ところが、そもそもAmazonギフト券を購入する際のお支払い方法はクレジットカードが一般的となっており額面も1枚あたり最大10万円単位で販売されているのです。(ギフト券のタイプによって購入可能金額は異なる)
※コンビニで販売されているAmazonギフト券に関しては基本的に現金払いとなります。
つまり、法人カードで高額なAmazonギフト券を購入したとしても現金化を疑われる可能性は極めて少ないので安心して利用する事ができるのです。
そしてAmazonギフト券は先程の「換金性の高い商品」とは違ってメルカリやリサイクルショップ・チケットショップなどでは売ることができません。
そこで登場するのが「Amazonギフト券買取サイト」です。
スマホやパソコンから簡単に申し込み事ができますし、買取もオンライン上で完結。即日での振込が可能です。
- Amazonギフト券を入手する
- 買取サイトにて申込みをする
- 案内に従ってギフト券をメールで送信する
- 買取額が振り込まれる
Amazonギフト券買取サイトは「買取バイカ」
法人カードを使ってAmazonギフト券を購入したら、弊社「買取バイカ」にて現金化をオススメします。
業界随一の高買取率と最短5分のスピード入金が自慢です。
買取金額を振り込む際の手数料も無料です。
定休日は一切なく24時間365日体制で営業しているので会社の資金化に困った際でもすぐに現金を手に入れる事ができます。
初回のご利用の際は申し込みできる最大金額が10万円までとなっているので、更に高額な金額をご希望の方は一度ご連絡下さいませ。
また、申込みは法人カードの契約者本人のみとなっておりますのでご了承下さい。
公式サイト:買取バイカ
法人カードを現金化するメリット
利用可能額が個人カードより高い
法人カードは、個人が発行する一般的なクレジットカードよりも利用額が高めになっています。
個人カードの限度額が10万円~100万円程度なのに対して法人カードは最大500万円まで利用可能なものもあります。
個人と法人では必要となるお金の額が違うので当然と言えば当然ですね。
会社の運転資金に困ったり、キャッシュフローを改善したいなと考えた時に数百万円単位での現金化が出来るとなると心強いです。
審査が不要で現金が手に入る
銀行や消費者金融のカードローンなどで借入をする際は所定の審査があり、銀行系カードローンに関しては審査の結果がでるのは翌日以降となります。
よって即日での資金作りには向いていません。
個人事業主の場合は一般的に審査に通りにくいとも言われているので、万が一借入が出来なかった場合は徒労に終わってしまいます。
法人カードの現金化は借入ではないので審査ナシですぐに利用できますし、信用情報などへの記録も一切されません。
利息が無いので還元率が良い
クレジットカードを利用しての現金調達に関しては融資ではないので利息というものが発生しません。
一般的に銀行からお金を借りた場合の利息は5%~最大18%程度と言われています。
それらが一切かからないというのはメリットと言えるでしょう。
とは言え法人カード現金化の場合は100%の還元率とはいきませんので、出来る限り100%に違い換金を目指していく事になります。
例えばAmazonギフト券を買取サイトにて95%で買取してもらった場合は5%分の負担で済むわけです。
法人カードを現金化するデメリット
返済は一括請求
法人カードはクレジットカードですので、利用した分は基本的に一括での請求となります。
利用できる金額が多いからといって使いすぎてしまうと返済日に首が回らなくなってしまう可能性があります。
近年、分割払いやリボ払いに対応した法人カードもあるようなので一括返済が厳しそうな場合はそちらの利用も検討してみる必要があります。
しかし、分割払いやリボ払いの場合は当然利息が発生します。金額が高額であればある程に利息も大きいので、返済しても返しても一向に元金が減らないという事態に陥りやすいので特に気をつけましょう。
利用停止のリスク
クレジットカードの現金化をする際に心配なのが「カード利用停止のリスク」です。
カード会社から利用を止められるような事があれば信用情報に傷がついてしまいます。
個人のカードであってもストップされてしまうと相当な痛手なので、それが法人となると経営者としては尚の事。
利用する際は限りなくリスクを軽減する必要があるので、安全度を優先するのであればAmazonギフト券の買取という手段を検討してみましょう。
法人カードで現金化は可能!注意点はある?まとめ
法人カードの現金化の方法と注意点などについてご紹介しました。
困った際に現金調達として利用できる事が分かれば、いざという時に慌てずに済みます。
ただし、利用する際は返済の目処が立っている場合のみにしておきましょう。万が一、滞納などしてしまうと信用情報に記録されてしまい会社の運営に支障がでてしまう恐れがあります。