全国100万店以上の取扱店で利用できるJCBギフトカード。贈答品としていただいたり、金券ショップ等で安く購入できる商品券としてすかっりおなじみですよね。
今回は、JCBギフトカードを使って、ネット通販サイトAmazonで使うことのできるAmazonギフト券を購入できるのかという疑問について探っていきたいと思います。
店頭で購入できるAmazonギフト券について
まずはじめに、Amazonギフト券と聞いて商品券タイプのものを想像される方がいるかと思います。
しかし、店頭で購入する場合に一番よく見かけるのは、カードタイプのAmazonギフト券になります。商品券タイプのAmazonギフト券を店頭で購入できるのは、一部の大黒天宝くじ売り場だけなのです。カードタイプのAmazonギフト券は、提携している全国のコンビニ、スーパー、ドラッグストアなどで販売しています。販売金額は、3,000円、5,000円、10,000円、20,000円のものと、バリアブルといって、1,500円から上限額50,000円の間を、1円単位で金額を指定して購入できるものとがあります。またコンビニでは、店頭に設置してあるマルチメディア端末から、紙のシートにギフト券番号が印字されるシートタイプのAmazonギフト券も販売しています。
Amazonギフト券の有効期限ですが、2017年4月24日以降に発行されたものであれば、券種にかかわらず発行日から10年となっています。ギフト券番号をAmazonのアカウントに登録すると、残高・利用履歴ページにて有効期限日を確認できるようになっています。
さて、ネット通販サイトの中でも最大数の商品を扱っているAmazonでは、自宅にいながら欲しい物がすぐに見つかりとても便利ですよね。
Amazonをよく利用する人であれば、手元にあるJCBギフトカードをAmazonギフト券に換えることができたらなんて気持ちになると思います。
では、本題に入っていきましょう。
JCBギフトカードを使ってAmazonギフト券は購入できるのでしょうか?
店頭で手に入るAmazonギフト券に関してはこちらの記事で詳しくご説明しているので参考にしていただけたらと思います。
商品券で金券の購入はできない
以前までは、サークルKサンクスやドン・キホーテにて、JCBギフトカードによるAmazonギフト券の購入が可能でしたが、2014年2月以降からギフト券で金券類を購入することができなくなりました。なぜ、購入できなくなってしまったのでしょうか?
それは、クレジットカードで購入したギフト券を金券ショップ等で売り、現金に換えてしまうケースが増えた為、カード会社が商品券の現金化を防ぐために対策を打ったということにあるようです。
そのため、ほとんどの商品券が店頭ではクレジットカードで購入することができなくなっています。
結果として、JCBギフトカードを使ってAmazonギフト券は購入できないということになります。
さて、そうなるとJCBギフトカードの使い道は限られてきますね…。その前に、Amazonギフト券をお得に購入する方法をいくつか見ていきましょう。
Amazonギフト券をクレジットカードで購入できる店舗がある
Amazonギフト券をクレジットカードで購入できる唯一のコンビニがあります。
それは、ファミリーマートです。
ファミリーマートが発行している「ファミマTカード」を使えば、Amazonギフト券を購入することができるんです!
「ファミマTカード」は、電子マネー+Tポイントが貯まるという機能のついた入会金・年会費無料のクレジットカードです。Amazonギフト券の購入時にTポイントまで貯めることができてしまいます。
Tポイントは200円(税込)につき1ポイント。ファミマTカードで支払えば、クレジットポイントとしてさらに1ポイントが付くので合計すると200円(税込)の購入につき2ポイント貯められます。
また、ファミリーマートで、火・土曜日に「ファミマTカード」を使ってお買い物をすると、Tポイントが最大5倍になるなんて企画もあります。この他にも対象商品の購入でTポイントが増やせたりするので、ぜひ「ファミマTカード」のサイトをのぞいてみてください。
Tポイントは1ポイントを1円として、ファミリーマートやTポイント加盟店舗にて使うことができます。
Amazonだけでなく、ファミリーマートもよく利用していて、さらにTポイントも貯めているなんて方には、「ファミマTカード」はおすすめかもしれないですね。
ただ残念ながら、貯めたTポイントでAmazonギフト券を含む金券類を購入することはできません。
TポイントでAmazonギフト券が買えなくなっている件についてはこちらで詳しく書かれております、よろしければ読んでみてください。
https://www.smartcareer.net/tpointamazonkaenai/
Amazonギフト券をポイントで購入できる?
Amazonギフト券を貯めたポイントで購入できるとしたら、そんな方法が本当にあったら嬉しいですよね?
実は、それを可能にしてくれるポイントカードがあるんです。
それは、セブン&アイホールディングスが発行している「電子マネーnanaco」です。
「電子マネーnanaco」には、カードタイプの「nanacoカード」とおサイフケータイのアプリを使った
「nanacoモバイル」の2種類があります。
「nanacoカード」の発行手数料は、300円(税込)で年会費無料。
「nanacoモバイル」はアプリをダウンロードするだけなので、発行手数料・年会費はいずれも無料になります。nanacoにお金をチャージして、お買い物をするだけでnanacoポイントが100円(税抜)につき1ポイント貯まっていきます。さらに、お買い物で貯めたnanacoポイントを電子マネーに交換することができるという、とても便利なポイントカードなんです。
1nanacoポイントは1円の電子マネーとして交換可能です。
そして、セブンイレブンでは「電子マネーnanaco」を使って、Amazonギフト券が購入できます。
つまり、お買い物でコツコツ貯めたnanacoポイントを電子マネーに交換すれば、実質無料で
Amazonギフト券を手に入れることができるわけです。
ただし、Amazonギフト券はnanacoポイント対象外の商品なのでポイントは付きません。
コンビニの中でも店舗数の多いセブンイレブン。毎日利用している人も多いのではないでしょうか?nanacoを使ってお買い物しているうちに、いつのまにか欲しかったAmazonギフト券がタダで
ゲットできてしまったなんて夢のような話ですよね。
Amazonもセブンイレブンもたくさん利用するなんていう方であれば、「電子マネーnanaco」は強い
味方になってくれそうです。
ちなみに、セブンイレブンでのAmazonギフト券のあれこれをまとめた記事も貼り付けておきますので
参考にしていただければと思います。
どうしてもJCBギフトカードをAmazonギフト券にしたい人へ
そんな方はぜひ、金券ショップへ行きましょう。
JCBギフト券は、有効期限もなく価値の高い商品券なので、どの金券ショップでも換金率はだいたい97%~98%なんです。1,000円のJCBギフト券であれば、970円くらいで買い取ってくれます。
そして、換金したお金を使って、Amazonギフト券を購入することができるというわけです。
ここで有名な金券ショップをいくつか紹介したいと思います。
「金券ショップチケッティ」:東京都内に6店舗とオンラインショップを展開している金券の販売・買取を行っているショップ。
「金券ショップアクセスチケット」:関東甲信・関西に約72店舗とオンラインショップを展開している金券の販売・買取を行っているショップ。
「チケット大黒屋」:全国に約234店舗を展開している金券の販売・買取を行っているショップ。
また、郵送による買取も行っています。
金券ショップでは、店頭買取価格とオンラインショップでの買取価格が異なっていて、オンラインショップを利用した方が、店頭で売るよりも換金率が高くなる傾向にあるようです。
JCBギフトカードの使い道に困ったら、金券ショップへ持って行き、自分の本当に欲しいものを買うなんていうのも、賢いお金の使い方なのかもしれませんね。
JCBギフトカードのシンプルな使い方
お金を無駄なく使いたいというのは現代人が常に追い求めている願望だと思います。
お金を上手に節約できれば、欲しい物を早く手に入れられ、目標にも早く到達できたりします。
でも、たまにはシンプルに誰かへの贈り物として使ってみるのもいいのではないでしょうか?
JCBギフトカードは有効期限がなく、JCBカードの取扱店であれば基本的にどこでも利用できます。
JCBギフトカードに現金をプラスして、家族や友人を誘ってレストランに行き、ちょっとしたランチを楽しむなんていう方法も十分に価値のあるJCBギフトカードの使い道だったりするのです。