もらったAmazonギフト券を換金したいだけなのに、未成年という理由で断られて困っていませんか?
未成年でも、Amazonギフト券を換金する方法はあります。
ただし、方法は限られていて、条件付きになることも。
この記事では、未成年でもAmazonギフト券を換金できる方法をお伝えします。
買取サイトでは未成年がAmazonギフト券を換金できない
Amazonギフト券を換金・現金化したいときに、真っ先に思いつくのが買取サイトではないでしょうか。Amazonギフト券専門の買取サイトもありますが、こうした買取サイトでは、未成年が申し込みをしても断られます。
買取サイトでは、未成年者が「単独」で、Amazonギフト券の換金ができないのです。
未成年が買取サイトでAmazonギフト券を売却できないのには2つの法令が関わっています。
- 古物営業法
- 青少年保護育成条例
未成年がAmazonギフト券を換金する方法を探るために、まずは、これらの法令がどのような内容なのかみていきましょう。
未成年がAmazonギフト券を換金できない理由1「古物営業法」
古物営業法によると、未成年から買い取りをする際は、親の同意が必要ということになっています。
じゃあ、親に同意してもらえばOKかというとそうでもありません。
その原因は、次にご紹介する条例にあります。
未成年がAmazonギフト券を換金できない理由2「青少年保護育成条例」
自治体には、青少年育成条例というものがあります。この条例に、引っかかってくる可能性が高いのです。
これは、18歳未満の青少年から、商品などの買取を禁止すると行った旨の条例となります。
これは、商品買取と幅広く禁止されていますので、Amazonギフト券だけではなく、街にある金券ショップでもこのような買い取りに関する取引が禁止となっているのです。
従って、Amazonギフト券を始めとした商品を買い取ってもらいたいという場合、条例で決められているので、未成年の方が買取を希望してもお店側に断られてしまうことがほとんどなのです。
この条例により、18歳未満の場合、親の同意があったとしても買取サイトで換金できないのです。
申し込みの時点で親にしてもらう、電話の時点で親にしてもらう等の対処が必要です。
買取サイトで未成年が換金できないのは未成年者を守るため
これらの法律は、未成年の売買を禁じているというより、未成年者を守るための法律。
例えば、
- 家から勝手に大事なものを持ち出してトラブルになる
- 安すぎる買い取り額で騙す悪質な業者がある
- お金ほしさにもっと危ないことに手を染めてしまうきっかけになる
など、悪い大人が未成年者を巻き込まないよう、制約を設けているのです。
この点を踏まえて、Amazonギフト券を換金する方法を検証していきたいと思います。
なぜ未成年のAmazonギフト券の換金が認められていないのか
未成年のギフト券の換金がなぜ認められていないのか、理由があります。
それは未成年取引の取り消しという民法の条例があることが理由の一つに考えられています。
この条例によってたとえば、20歳に満たない若者が何か買取の取引をしたとしましょう。
しかし、この条例があることで、その親がたとえば後から買取の取り消しを求めてきた場合にはこれが認められてしまいます。
当然ながら、買取業者も後から親によって取り消しされてしまうと、その取引が無効になってしまいます。
そうなると店側には何の利益もなく、むしろ損失が出てしまう可能性があります。
第三者にものを売ってしまい、手元にそのものがないということになれば、さらにトラブルになってしまいます。
店側もそういった自体を恐れているということもあり、最初から取引をせずに行こうというスタンスのところは多いようです。
リスクしか生じず、当然、条例にも抵触をするため、店側も認めているところがこのような理由で少ないのです。
そこで、若者がこのようにギフト券を買い取ってもらい、換金をすることは難しいと考えておく必要があります。
未成年がAmazonギフト券を買取サイトで換金する方法
買取サイトで未成年がAmazonギフト券を換金するには、2つの方法があります。
- 親に代行してもらう
- 親の同意をもらう
現実的には選択肢は、「親に代行してもらう」の一択になりそうです。
それぞれ、詳しく解説します。
親に代行してもらう
この方法は、とてもシンプルです。
親に換金の代行をしてもらえばいいだけ。
- Amazonギフト券を親に託す
- 親が買取サイトでAmazonギフト券を売却する
- 親からお金を受け取る
この方法のデメリットは、親の名前で換金するため、買い取ってもらったお金が親の口座に入ってしまうことです。
自分の口座に振込してもらうことはできません。
もうひとつのデメリットは、親にお小遣いの存在がバレてしまう点です。
何かの景品でもらったものであれば、親に知られていない可能性もありますよね。
額によっては、お小遣いを減らされるなどのリスクがあるかもしれません。
また、買取サイトで売却することを嫌がる親もいるでしょう。
親に頼むのが一番安全な方法ですが、どうしても親に知られたくない場合は、買取サイト以外の方法がありますので、あとでご紹介します。
親の同意をもらう
法律上は、未成年でも18歳~19歳なら、親の同意があれば買取しても問題ありません。
しかし、現実的には、親の同意があっても買取してない業者がほとんどです。
残念ながら、未成年が本人名義で買取サイトからAmazonギフト券を売却する方法はないと言わざるを得ません。
買取サイトが未成年から買い取りをしない理由は、トラブルに巻き込まれたくないからです。
未成年との取引は、業者側のリスクが高いもの。
そこまでして買い取りする必要がありません。まっとうな業者ほど、未成年との取引はしたがらないものです。
法的には、「条件クリアすれば買い取ってもいいよ」となっているだけで、「申し込みがあれば買い取らなければいけない」というわけではありません。
取引するかどうかは業者の判断なのです。
現実的な選択肢として、買取サイトでAmazonギフト券を換金するには、親に代行してもらうしかないでしょう。
ですが18歳以上であればもう立派な大人ですし、親の同意もいらないでしょう。
18歳~19歳の人が断られるという事はほぼないので安心して下さい。
断られるとしたら18歳以下の方です。
未成年がAmazonギフト券を換金する買取サイト以外の方法
どうしても、親に頼みたくない場合は、買取サイト以外で換金できる方法を検討しましょう。
少し煩雑になりますが、方法はありますので、順番に紹介していきます。
ヤフオクなどのオークションサイトで売る
オークションサイトなら、未成年でも取引ができます。
ヤフオクなどのネットオークションを利用したことがあるなら、簡単にできるかもしれませんね。
ただし、ネットオークションで売却するということは、自分で商売するのと同じことです。
難易度が高いことは覚悟しておきましょう。
相場より安く買いたたかれてしまうこともあるかもしれません。
慣れていない人には、あまりおすすめできない方法です。
Amazonで買い物してリサイクルショップで販売する
次に紹介するのは、Amazonギフト券を使い商品を購入してリサイクルショップで売る方法です。
この際、購入するのは、ゲーム機など換金性が高いものを選ぶ必要があります。
何を選ぶかが、高く売れるかどうかの決め手になるため、目利きの能力があれば有利ですね。
ここで気になる問題は、リサイクルショップは、未成年から買い取りするのかということでしょう。
多くのリサイクルショップでは、20歳以下は保護者の同伴か同意書が必要です。
ゲオとブックオフは、18歳・19歳(高校生以外)であれば、保護者の同伴・同意書不要で買い取りしてもらえます。
未成年との取引は、ショップ毎に違うため、先に調べてから商品購入するよう気を付けてください。
Amazonでショッピング
換金という目的からはズレていますが、そもそも、自分で使えればそれが一番いいですよね。
なぜなら、額面通りの額が使えるからです。
換金しようとすれば、額面より安い金額しか手に入りません。
でも、普通にお買い物すれば、額面通りの価値が手に入るのです。
Amazonは、一般的に必要なものがほとんど揃っているといっても良いほど、商品が豊富なサイト。
買うものがないか、今後買う予定はないか、確認してみましょう。
友達の誕生日にプレゼントして喜ばれる商品もたくさんありますよ。
知り合いに売る
自分では欲しいものがなくても、もしかしたら、友達には欲しいものがあるかもしれません。
友達がAmazonで買いたいものがあるなら、Amazonギフト券を買ってもらえないか相談してみましょう。
友達になら、額面通りで買ってもらえます。
親がAmazonでよく買い物するなら、ラッキーです。
親に買ってもらうのが、最も安全な換金方法といえるでしょう。
親に頼むなら!おすすめのAmazonギフト券買取サイト
親に直接買い取ってもらえたらラッキーですが、親もいらない場合は、やはり親に買取サイトで買い取ってもらうのが確実です。
そこで、親に頼むときにおすすめの買取サイトをご紹介します。
買取サイトを知らないと渋られやすいので、一緒に教えてあげるといいですよ。
未成年の方が自分で電話の対応をするのではなく、必ず親に電話対応をして貰いましょう。
買取ボブ
買取サイトの利用が初めての場合、見た感じの操作性が良く、信頼してもらいやすい買取サイトです。利用者の評価も高いので、安心して利用できます。振込手数料は無料です。
未成年がAmazonギフト券を換金するなら親に頼むか自分で使う!
未成年がAmazonギフト券を換金する方法をお伝えしました。
買取サイトを利用する場合は、どうしても親に頼むしかありません。
自分で換金しようとすれば、無駄が多くなります。
もどかしいですが、どちらか決めましょう。
Amazonギフト券をそのまま自分のショッピングに使えるなら、それが一番良い方法です。
有効期限がまだ先なら、大切に取っておくのもいいかもしれません。