Amazonギフト券を現金化してくれる買取業者を利用した際に
『期待していた内容と違っていた』
もしくは
「手続きの段階で結局買取が出来なくて無駄な時間を過ごした」
という方もいるのではないでしょうか?
ギフト券買取のルールや決まりは意外と分かりにくかったり、ハッキリしない部分もあります。
そんな不安を払拭すべく今回はAmazonギフト券を売る時の心得や気を付けるべき事などを紹介します!
Amazonギフト券の買取額が下がってしまう理由
買取業者を利用するユーザーが感じる一番の不満は「買取率」についてです。
思っていたより低い買取率だった場合、多くの場合はサイトの細かい説明まで目を通せてない場合が多いです。
では、どのような場合に買取率が下がってしまうのでしょうか。
Amazonギフト券のタイプによって買取率が変わる
買取業者によりますが一般的に買い取ってもらえるAmazonギフト券の種類は「Eメールタイプ」・「カードタイプ」・「印刷タイプ」になります。
それ以外のAmazonギフト券は基本的に買取を行っている業者自体が極めて少ないです。
それぞれのギフト券の買取相場の一例を下記の表で表しました。
Amazonギフト券の種類 | 買取率 |
Eメールタイプ | 83.5%~87.5% |
カードタイプ | 80% |
印刷タイプ | 80% |
上の例で説明すると、Amazonギフト券を買取してもらう際にはEメールタイプが一番高い場合が多いです。それ以外のカードタイプや印刷タイプは軒並み買取率が下がってしまいます。
既に手元にいづれかのAmazonギフト券がある場合は仕方ないですが、これからAmazonギフト券を買取目的で購入しようとお考えの方は必ずEメールタイプを選択するようにしましょう。
少額の申し込みの場合
申し込みの額によっても買取率は変動する場合があります。
額面が¥9999以下のギフト券の場合には買取率が大幅に下がってしまうという事が多いようです。
また、トータルの金額が一万円以上を超えていても額面の少ないAmazonギフト券を複数枚合わせての申し込みの場合にも若干買取率が下がってしまうようです。
(例:Amazonギフト券1000円×10枚の場合は合計金額は10000円なので9999円以下の条件には当てはまりませんが、一枚の額面が少額なので買取率が下がります)
手数料が引かれる
買取業者によっては最終的に手数料が引かれてしまい、サイトに掲載されている買取率通りの振り込み金額にならなかったというケースがあります。
手数料の名目として使われるのは主に以下の3つです
①振込手数料
②買取手数料
③消費税
これらの手数料をとるかどうかは買取業者の独断で設定されてるものであり、必ずその手数料を課せなければいけないというルールはありません。
更に、このような記述はサイトのわかりにくい場所に小さく記載されているので気づきにくいという問題もあります。
このような不当な手数料で損をしないように、申し込みの前によくサイトをご覧になり、お問い合わせの際にも最終的な振り込み金額をしっかりと聞くようにしましょう。
こちらの問い合わせに対して濁すような対応をするような業者は信用が薄いと思われますので、極力利用しない方が身のためでしょう。
買取拒否される場合
次に気を付けたいのは、買取業者側から買取を断られる場合です。
せっかく入手したAmazonギフト券が買取拒否されてしまっては時間と労力が無駄になってしまいます。
買取拒否されるパターンを予習しておきましょう。
①使用済みギフト券
仕様済のギフト券は当然ながら買取が出来ません。買取可能なのは未使用品のAmazonギフト券です。
もっと具体的に言うと“アカウントに登録してない”ものです。
アカウントに登録はしたけど一切使ってないと言うものでも、ギフト券(ギフトコード)自体の価値が無くなってしまっているの買い取る事が出来ないのです。
Amazonギフト券は一回きりの使い捨て。覚えておきましょう。
②18歳未満
残念ながら18歳未満の方はAmazonギフト券の買取を断られてしまうようです。
これは業界のルールとして厳しく定められているのでどうしようもありません。
それでもどうしても買い取って欲しい!という時は保護者の方や成人してる方に代わりに申し込みをしてもらいましょう。
とは言え、トラブルの元になるのでオススメは出来ません。
身分証の有無
Amazonギフト券の買取の際には身分証を使った本人確認が必要です。
これは、古物営業法による確認義務により定められてます。また、近年増加しているAmazonギフト券の不正利用などを防ぐ為に身分証は必ず必要になっています。
基本的には身分証の両面コピー、もしくは携帯端末の写真機能を使って画像を送るといった方法を行います。
期限切れ・情報不十分の身分証はNG
その身分証の有効期限が一日でも過ぎてしまうと、それは身分証として取り扱ってくれません。
また、申し込みされた住所と身分証の住所が違う場合にも買取をお断りされてしまいます。
業者側もその点を確認する為に提示を求めているので、上記のような身分証でうっかり申し込みが通るという事はまずないと思ってください。
SMS承認に対応した買取業者であれば身分証無しでもOK!!
とはいえ、自分の大切な個人情報を無暗に教えたくない・・・という方もいるでしょう。
最近は“SMS認証”という方法で本人確認を行えるシステムがあり、それによって身分証の提示をしなくても申し込みが出来る業者もあります。
SMS認証とは、相手の携帯電話番号宛にSMS認証コードショートメッセージを送り、それを元に本人確認を行う認証方法です。
申し込み時期は月の真ん中がベスト
Amazonギフト券の買取を申し込む時期はいつでも良いと思っていませんか?
申し込みは“月の真ん中”あたりの時期が好ましいのです。
Amazonギフト券の買取の申し込みは主に月末月初に集中しています。その為、振り込みまでの時間が予定より大幅に遅れたりする場合があります。
また、買取率も申し込みの少ない中旬あたりが高くなる傾向にあると言われています。
少しでも高く買い取って貰うには?
1パーセントでも、一円でも高く買い取ってもらうんだ!!
そんな強い意志を持つ人は是非「一度に複数のサイトに申し込み」をして下さい。
その際に「他店より買取率が低い場合はご相談下さい」と宣言してる業者もありますので、そこを相手取って交渉を進めます。必ずうまくいくとは限りませんが試してみる価値はあります。
いくつかの買取業者を申し込んでいくうちに、この買取業界のだいたいの流れを掴むことが出来ますし、知識が多い分ヘタな業者にそそのかされる事も少なります。
比較サイトの情報も勿論大事ですが、サイトの情報は常に流動的なものですので、最終的には自分の感覚がモノを言うのは間違いないでしょう。
まとめ
期限切れギリギリだったり、なるべく早めにギフト券を買い取って欲しい・・・その気持ちも分かりますが買取業者は非常に沢山あり買取率やルールも千差万別です。
焦った上に結局大損をしてしまったり、最終的に買い取って貰えなかったりなんて事にならないように事前に準備を整えた上で申し込みに進むようにしましょう。
ネットの買取業者は申し込みから最終的な振り込みまで全てインターネット上で行いますので、ある程度基本的なスマホやパソコンの操作が出来ないとかなり手間取ると思いますので、その場合は親しい人の助けを借りるなどした方が良いかもしれません。