支払い方法の一つであったり、プレゼントや謝礼にも活躍するAmazonギフト券ですが、購入する際、楽天の電子マネー「Edy」を使用できることはご存知でしょうか?
今回はEdyにチャージした電子マネーを利用してAmazonギフト券を買う方法をご紹介します。
実店舗ではEdyでAmazonギフト券を買えない
まず注意点としては、実店舗でAmazonギフト券を買う時にEdyは使えないということです。
セブンイレブンやローソンなどのコンビニでは、支払いにEdyが使えます。
レジで専用端末にEdyをかざすだけで簡単に支払いが済むので便利ですよね。
Edyが使えるコンビニでAmazonギフト券が販売されているので、他の商品と同じようにEdyで買えそうな気がしてしまいますが残念ながら買えません。
店内に陳列されているAmazonギフト券のカードや、Loppiなどの端末で発行したシートをレジに持っていってEdyで支払おうとしても、できませんので注意してください。
コンビニでAmazonギフト券を購入する時に使えるのは、基本的に現金のみです。
ただし、セブンイレブンならnanaco、ミニストップならWAONは使えます。Edyはどこの店舗でも使えません。
Edyで購入できるAmazonギフト券は「チャージタイプ」
Amazonギフト券はコンビニなどで購入する方法と、Amazonのオンラインショップで購入する方法がありますが、Edyを使用してAmazonギフト券を購入したい場合、必然的にオンラインショップで購入することになります。
Amazonのオンラインショップ上で現在購入可能なAmazonギフト券は、大きく分類すると以下の2タイプに分けられます。
デジタルタイプ
注文が完了次第使用できるAmazonギフト券です。
Eメールタイプ、印刷タイプ、チャージタイプの3種類がこれに該当します。
配送タイプ
注文すると、Amazonから配送されてくるAmazonギフト券です。
商品券タイプ、ボックスタイプ、封筒タイプ、グリーティングカードタイプ、マルチパックの5種類がこれに相当します。残念ながらこれらの配送タイプのAmazonギフト券はEdyで購入する事が出来ません。
Edyの電子マネーを使用して購入できるのはデジタルタイプのチャージタイプです。
チャージタイプのAmazonギフト券をEdyで購入するために必要なもの
チャージタイプのAmazonギフト券をEdyで購入するには、以下のどちらかが必要です。
・おサイフケータイのEdy
・EdyカードまたはEdyグッズ(ストラップ型、コイン型など)と楽天EdyリーダーまたはFeliCaポート/パソリ
注意点は、Edyカードやグッズだけ持っていても購入できないことです。
EdyカードやグッズでAmazonギフト券を購入するには、以下の3つのうちどれかを用意しなければいけません。
お使いのパソコンにこのマークが付いていれば、FeliCaポートが内蔵されているので、楽天Edyリーダーやパソリは不要です。
おサイフケータイのEdyなら他に必要なものはありません。
EdyでAmazonギフト券を購入する方法
実際にEdyでAmazonギフト券を購入する手順を説明します。
手順1.「チャージタイプ」のAmazonギフト券を選択します。
※Eメールタイプ、印刷タイプはEdyでの支払いができないため選択ミスに注意してください。
手順2.「Amazonギフト券(チャージタイプ)を購入する」という画面に遷移するので、購入したい金額を選択します。
5,000円、20,000円、40,000円、90,000円のボタンから選択することができますが、このボタンの金額ではない額のAmazonギフト券を購入したい場合は右端の「1円単位で金額を入力」と記載されたテキストボックスをクリックして購入する金額を直接入力します。
100~500,000円まで購入可能ですが、Edyで購入する場合は50,000円以内にしましょう。
Edyにチャージできる金額は最高50,000円となっているため、50,001円以上を指定するとEdyでの支払いはできません。50,001円以上購入したい場合は、複数回に分けるか、別の支払い方法を選択しましょう。
手順3.購入する金額の入力が完了したら「次へ」ボタンをクリックします。
手順4.支払方法の選択画面に遷移するので、「クレジットカード以外の支払い方法」の「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」のボタンをクリックして選択状態にします。
Amazonのアカウントにクレジットカードを紐づけている場合、クレジットカードの選択ボタンも表示されているため間違ってクリックしないように気を付けましょう。
ちなみにEdyをはじめとした電子マネーだけでなく、コンビニ払いやネットバンキング、ATMを利用してチャージタイプのAmazonギフト券を購入する場合もこのボタンを選択します。
手順5.最終確認画面で支払い方法が「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」になっていることを再度確認します。
手順6.金額を確認し、問題なければ「注文を確定する」ボタンをクリックしてAmazonギフト券の購入を確定します。
確定後、以下の画面が表示されます。
手順7.購入手続きが完了すると、Amazonから確認メールが送信されます。
「お支払方法別の手順」というURLをクリックすると、支払方法選択画面へ遷移するので、そこでEdyを選択して支払いをします。
支払期限もこのメールに記載されているため、期限までに必ず済ませましょう。
では、おサイフケータイのEdyで支払う手順と、パソコンで支払う手順をそれぞれ説明します。
おサイフケータイで支払う手順
手順1.「お支払方法別の手順」のURLをタップすると、お支払い方法の選択画面に遷移します。スクロールすると一番下に「電子マネー」があるので、Edyをタップします。
手順2.次の画面でもEdyをタップします。
手順3.携帯メールアドレスを入力して、「送信」ボタンをタップします。
ちなみに、ここまでの手順はパソコンでも可能です。表示される画面は異なりますが、同じように携帯メールアドレスの送信まではできます。
この後の手順は、おサイフケータイを入れたスマホで行ってください。
手順4.「Edy決済開始メール」が届いたら、メール内のURLをタップします。
手順5.メールアドレスと金額を確認して、「確認して支払う」ボタンをタップします。
手順6.支払完了の画面が表示されたら完了です。
パソコンで支払う手順
この方法は、Internet Explorerでのみ可能です。
手順1.「電子マネーでのお支払い」欄にある「楽天EDY(パソリでのお支払い)」をクリックします。
手順2.「送信」ボタンをクリックして、FeliCaのマークの上にEdyを置きます。通信中は動かさないようにしましょう。
手順3.金額を確認して、「OK」をクリックします。
手順4.「Edyご利用控え」と表示されれば支払い完了です。
上記の手順で決済が完了した後、Amazonギフト券に購入分の金額がチャージされる仕組みになっています。
楽天のポイントをAmazonでも使える?EdyでAmazonギフト券を購入するメリット
楽天のポイントが貯まってきたけど楽天のショップで購入したいものが特になく、ポイントを持て余していたりしませんか?
Amazonで少しでも安く商品を購入したいときは、楽天ポイントをEdyに交換してAmazonギフト券をEdyで購入することにより、楽天ポイントを間接的にAmazonのお買い物に利用できるようになります。
楽天ポイントはEdyと相互交換が可能となっています。
1ポイント=1円で、10ポイント以上であれば1ポイント単位で交換できます。
仮に2,000円分の楽天ポイントを保有している場合、2,000ポイントを2,000円分のEdy残高に変換しそのEdyでAmazonギフト券を2,000円分購入すると、実質2,000円分の楽天ポイントをAmazonで使用することができるようになるのです。
Amazonで商品を購入する際に、商品の金額分だけ楽天ポイントをEdyに交換しAmazonギフト券を購入してギフト券による支払いを行うと、Amazonの商品を丸ごと楽天ポイントで支払うことが可能です。
楽天ポイントは楽天ショップや楽天BOOKSなどの楽天が運営するサービスでしか使用できないと思われがちですが、実はこのような使い方もできます。
楽天のショップでは販売されていなかった商品がAmazonで販売されているときや、Amazonで商品を購入した方がお得なときは、Edyを使用したAmazonギフト券購入を介して楽天ポイントをAmazonで使用するとよいでしょう。
楽天のポイントをEdyに交換する手順
では、実際に楽天のポイントをEdyに交換する手順を説明します。
まずはチャージ申請からです。
PCサイトのチャージ申請手順
手順1.楽天PointClubにアクセスしてログインします。
手順2.「ポイント交換」をクリックします。
手順3.「相互交換」の一番上に、楽天のポイントからEdyへの交換があります。ここの「交換する」ボタンをクリックします。
手順4.「ポイントチャージ申請」をクリックします。
手順5.「チャージ申請へ」をクリックします。
手順6.パスワードを求められたら入力して進みます。
手順7.チャージするEdyを選択します。表示されていなければ「全ての楽天Edy」ボタンをクリックして選択します。
手順8.チャージしたいポイント数を入力して、「申請する」ボタンをクリックします。
手順9.チャージ申請が完了します。
スマホサイトのチャージ申請手順
手順1.楽天PointClubにアクセスしてログインします。
手順2.右上の「メニュー」をタップします。
手順3.「ポイント交換」をタップします。
手順4.「楽天スーパーポイントからEdyに」をタップします。
手順5.「ポイントチャージ申請」をタップします。
手順6.「チャージ申請へ」をタップします。
手順7.チャージするEdyを選択します。
手順8.チャージしたいポイント数を入力して、「申請する」をタップします。
手順9.チャージ申請が完了します。
チャージ申請が完了したら、Edyで受け取ります。
おサイフケータイの場合は、Edyアプリを起動します。
「Edyを受け取る」をタップします。
「受け取る」をタップします。
これで受け取り完了です。
Edyカード・グッズの場合はファミリーマートの「Famiポート」など加盟店の機械で受け取ります。
クレジットカードからのチャージなら、楽天EdyリーダーやFeliCaポート/パソリを使って受け取れるのですが、ポイントからのチャージだとなぜか受け取れません。
少々不便ですが、普段からお店でチャージして使っている人ならあまり気にならないかもしれませんね。
他にもある!EdyでAmazonギフト券を購入するメリット
楽天ポイントを使える以外にも、EdyでAmazonギフト券を購入するメリットはあります。
楽天のキャンペーンでEdyやポイントがもらえる
楽天では、Edyに関するキャンペーンを開催しています。
2019年5月15日~2019年5月25日のキャンペーンでは、チャージ額の1%のEdyがもありました。
現在は終了していますが、また開催する可能性もあります。
他にもたくさんのキャンペーンが随時開催されています。
キャンペーン中にEdyにチャージしてAmazonギフト券を購入しておけば、Amazonでのお買い物で間接的にEdyや楽天ポイントが貯まるというわけです。
Edyの半端な残高を使い切れる
Edyの半端な残高の使い道に困ったことはありませんか?
チャージタイプのAmazonギフト券は、100円から1円単位で金額を指定して購入できるので、Edyの半端な残高を使い切るのにぴったりです。
残高が14円以下の場合は、チャージして残高を増やせば大丈夫です。
たとえば残高が14円の場合、ポイントを10円分チャージすれば24円のAmazonギフト券を購入できるので、1円も残さず使い切れます。
楽天Edyを活用してAmazonギフト券を購入してみよう
以上、楽天Edyを使用してAmazonギフト券を購入する方法とそのメリットをご紹介してきました。
商品の購入時に支払方法としてEdyを選択し購入することも可能ですが、チャージタイプのAmazonギフト券を購入してギフト券から支払いを行うようにすると、Amazon内での購入はAmazonギフト券のチャージ額で管理できるようになるため、Edyの残高を気にすることなくショッピングを行うことができます。
Edyのような電子マネーを用いたキャッシュレス化も普及されつつある今、Edyの上手な使い方の一つとして覚えておくとよいでしょう。