AmazonアカウントがBANされた!こういった声をよく聞くことがあります。実は身近に起こりうる事なのです。
今回はAmazonのアカウントの停止・削除、通称垢BANについて詳しく解説していきたいと思います。
もしかしたらあなたも対象になっているかもしれません。
是非この記事を参考にして、停止された理由や復活させる方法等を参考にしてみてください。
Amazonのアカウントが停止される理由とは
Amazonのアカウントが停止または削除される通称「垢BAN」ですが、それをされるには必ず理由があります。
どのような理由があり、どのような事をしたらアカウントがBANされるのか詳しく説明します。
商品を返品しすぎ
これは購入者の方の場合です。
Amazonで購入した商品を返品しすぎるとアカウントをBANされる可能性があがります。
例えば半年内に10回注文してに1,2回程度の返品ならBANされる心配はほとんどないかと思いますが、月に10回注文して9回返品するなんて事をした場合、アカウントBANされる可能性がかなり高いです。
返品しすぎのBANは海外で初めて行われました。
とある人が数か月にわたり、1週間の間に1~2個の返品をしていた事によりAmazonに目をつけられたようです。
実はAmazonの返品の条件ポリシーの中には返品回数の上限に触れられてはいません。
その為「何度返品しても良い」という考えになってしまうかと思いますが、そうでもないようです。
利用規約には「サービスの拒否、アカウントの停止、注文キャンセルを行う権利を留保」すると記されているのです。
このような対応は稀だとは言われていますが、返品しすぎるとBANされるというのは日本も例外ではないようです。
この事について調べていると、某掲示板に「240回」も返品しているという人が居ました。
また、返品を繰り返した際にAmazonから来たメールの内容もアップロードしていました
このように警告メールが来ることがあるみたいですね。
警告メールが来てしまった方は…リーチがかかってるかもしれません。
Amazonは世界最大の大手企業ですが、実は薄利なんです。
返品を何回もされるとコストが非常に掛かり、顧客としては利用停止せざるおえないという対応になりBANされます。
マーケットプレイス販売者
マーケットプレイスを利用して商品を販売している方は垢BANになる可能性が非常に高くなります。
それにはいくつか理由があります。
顧客満足指数が低下
Amazonマーケットプレイスで販売をしている方はご存じかと思いますが、顧客満足指数というものがあります。
全5項目です。
- 注文不良率
- キャンセル率
- 出荷遅延率
- ポリシー違反
- 回答時間
この目標数値が下がってしまうと黄色(注意)となり、かなり下がると赤色(悪い)で表示されます。
この目標数値が赤色ばかりになっていると確実に垢BANされます。
中でも「出荷遅延率」にAmazonは目を光らせています。
なぜかというと「無在庫販売」をしている可能性があるショップだからです。
無在庫販売は入荷が遅れたり在庫を確保できなかったりというデメリットがあり、出荷遅延率を大きく下げる原因となるのです。それによりアカウント停止のリスクが上がります。
禁止商品の販売
マーケットプレイスで販売が禁止されている商品はたくさんあり、
酒類の取り扱い
動物および動物を材料とする商品
自動車用品
医薬部外品および化粧品
通貨、硬貨、および現金同等品
栄養補助食品
医薬品
武器および武器を模した商品
食品&飲料
アダルト商品
不快感を与える商品
などがあります。(詳しくは制限対象商品を参考)
この類の商品をマーケットプレイスで販売してしまうと、アカウントがBANされる可能性が非常に高くなります。
商品の偽造
商品情報を別のものに替えて販売したりし、クレームがくるとBANされます。
海外から輸入したものにもかかわらず、「国産」などと偽って販売したり中古品を「新品」と表記し販売する場合です。
商品を偽って販売した心当たりがあるなら原因はこれでしょう。
アカウント作成が90日以内の場合
アカウントを作成してから日が浅く、大きい売り上げをあげていた場合、BANではありませんが審査される可能性が高くなります。
これは顧客満足指数が良好の場合でも行われます。
審査で問題がなければ再開されます。
利用規約違反の可能性
Amazonには利用規約があり、そこに記されている事に反する事をすると垢BANされる可能性があります。
自身に心当たりがないか思い浮かべてみましょう。
気を付けてほしい事が、最近Amazonから「利用規約違反のためアカウントを停止」といったフィッシングメールがよく来るようです。
これに騙されて情報を入力してしまうと、アカウントを乗っ取られてしまいますので気を付けてください。
法律違反の可能性
法律に違反している商品を販売した場合に垢BANされる可能性があります。
例えば「薬」には「薬事法」という法律が定められており、薬類を販売するには正しい表記や知識が必要なのです。
例えば「ダイエットで絶対に10キロ痩せる薬!」などは消費者に過度の期待を持たせるため、薬事法に違反しています。
これらの商品を販売した場合、アカウントがBANされる可能性があがります。
停止後に垢BANされる可能性がある
マーケットプレイス販売者で、直接垢BANされる可能性は低く、まず最初に「アカウント停止」の処置をとられます。
アカウント停止になった場合「改善計画書」を提出する必要があるのです。
改善計画書を提出することにより、アカウントを復活できる可能性があります。
改善計画書
改善計画書とは、アカウントを復活させるためにAmazonアカウントスペシャリストへ提出する計画書です。
停止されたアカウントのショップをどのように改善・対策していくか記して作成するのです。
- Amazonへの謝罪
- アカウント停止の原因
- 今後の対策の内容
- 従業員に対してのマニュアル
などを作成して17日以内に改善計画書を提出しましょう。
ただし1回の提出でBANされたアカウントを復活するのは難しく、何度も提出する必要があるようです。
BANされた人がアカウントの再登録は可能?
アカウントがBANされたけど再登録したい…!という方、実は再登録は可能です。
が、条件があり誰でも出来るというわけではありません。
BANされた方は以下の方法を試して再登録できるかどうか試してみてください。
アカウント情報やパソコン情報の変更
氏名、住所、銀行口座、クレジットカード情報、パソコン、IP
など、すべてを変更して登録する方法です。
PC上のクッキーやキャッシュなどもすべて変更して行う必要があります。
アカウント作成時にIPは必ず変えましょう。
これにより再登録できる確率が上がります。
他人名義を借りる
友人に名義を借りて再登録する方法です。
マーケットプレイスを利用する場合、バーコード出力などを行ってもらう必要があるので手間ではありますが、報酬を渡すことによってお願いできるかもしれません。
もし家族にお願いできるのであれば、家族に頼むのが良いでしょう。
垢BANされるとAmazonギフト券は…
アカウント停止の場合は問題ありませんが、Amazonギフト券をチャージしているアカウントが削除された場合、残念ですが残高が手元に戻ってくることはありません。
100万円分ギフト券が入っているアカウントだったとしても、Amazonは絶対に対応してくれないので本当に注意してください。
ギフト券売買サイトにて購入したAmazonギフト券をアカウントにチャージする場合も、利用停止のリスクがあるようです。そもそもAmazonギフト券の売買は利用規約にて禁止されているので、これについては泣き寝入りするしかありません。
Amazon垢BANについてのまとめ
アカウントがBANされた場合の理由などを紹介してきました。
正直なところ、停止の場合は復活できるが、削除された場合復活は難しいと考えたほうがいいかもしれません。
今回紹介したBANになりかねない理由などを参考に立ち回ってみてください。
購入者は返品しすぎない、出品者は顧客満足指数をキープしてつつ規約違反や法律違反を犯さないようにしましょう。
Amazonアカウントを再登録したい場合、紹介した方法で試してみてくださいね。