Googleなどのインターネットサイトで『Amazonギフト券』と検索すると、それに関する様々な情報が出てきますが、その中で気になる検索候補を見つけました。
それは、、、「Amazonギフト券 違法」です。
googleの検索候補に出てくるという事は、それほどまでに沢山の人がそのワードについて調べているという事でもありますので、かなり気になっている人も多いと言う事になります。
悪い事には手を染めたくないですし、色々な憶測が飛び交っていて何が真実か分からなくなってしまうのがインターネットの怖い所です。(この記事を書いておいてなんですが)
なので今回はAmazonギフト券の買取を利用する事によって利用者側が違法・もしくは何かしらの違反になってしまうというケースをまとめてみました!
これを知っておけば、Amazonギフト券の買取の不安は払拭出来る事間違いなしです!
Amazonギフト券の買取は違法ではない
実際にAmazonギフト券の買取自体に違法性があるのかと言うと
法律的には違法ではありません。
なので買取サイトを利用したいと思っている方は是非安心してご利用下さい。
リサイクルショップで家電やゲーム・本などを売っても法律違反ではありませんよね?なのでAmazonギフト券に関してもそれを売った事によって利用者が何かしらの罪に問われる事は無いのです。
しかし、Amazon側としては「換金を目的としたAmazonギフト券の購入・換金」は認めていません。
勿論先ほど説明した通り違法性は無いものの、Amazonが定めている規約上はそのようなAmazonギフト券の使い方は認めていないという事になります。
何故Amazonギフト券の買取は違法ではないのか?
Amazon側が認めていないのに何故、Amazonギフト券の買取は法に触れないのでしょうか。
それはとても単純明快で『Amazonギフト券を買取してはいけない』という法律が存在しないからです。
金券類などは古物商になるため買取側が古物商の許可証を持ってないとお店自体が摘発されてしまいます。
しかし、Amazonギフト券は古物商に含まれないのです、電子マネーという枠組みの中にあるので買取などのやりとりに関しても違反という事はないのです。
転売目的で限定コラボ商品を大量購入したり、希少価値の高いコンサートのチケットを転売するのは認められていませんが、法律的には違法という事はありませんよね。
許可が無くてもAmazonギフト券を買い取ってもらうのは問題ない
利益を目的として商品を買い取ってそれをまた誰かに販売する時に必要な許可が「古物商許可証番号」ですが、これが書かれていないサイトであっても、買い取ってもらう分には違法性はありません。
最近はこの許可番号がない、もしくは架空の番号の詐欺サイトが目立っていますので「古物商許可番号がないサイトは違法」など書かれている記事も多く目にしますが、利用する分には問題ありません。
ただし前述したとおり、詐欺サイトもありますので慎重に利用するか判断してくださいね。
Amazonギフト券を買い取る側も逮捕例はない
古物商許可証を持っていないと金券やギフト券の買取や販売はできませんがAmazonギフト券やiTunesカードなどは、「電子マネー」という分類で、電子マネーは許可が必要な対象になっていないという声が多くあります。
事実、古物商許可番号を載せていない買取サイトはありますが、
これらの理由で逮捕された例は今のところはありません。
ただし、こちらに関してはまだ改定が追いついていない段階と言えるでしょう。
きちんとしているサイトでは表示している事が多いです。
利用者側が規約違反となる可能性のある現金化2パターン
法律に触れないので違法ではない事がわかりましたが、それでも場合によっては利用者側が何かしらの規約違反となって制裁を食らってしまう場合があります。
それは先ほど説明した通り「現金化目的」の場合です。現金目的でAmazonギフト券を購入したと判断された場合に何かしらのペナルティが課されるのです。
では、それはどのような場合なのでしょうか。
①クレジットカードでの現金化
クレジットカードを使っての現金調達法は、クレジットカード会社の規約違反となります。
クレジットカードのキャッシング枠ではなくショッピング枠を使って商品を購入して、それを換金するという事に対しては厳しい目を向けています。
何故かと言うと、使いすぎによる金銭的な破綻を助長してしまうと困るので全てのクレジットカード業界で禁止されています。
なので「クレジットカードの現金化業者を利用したらカードが使えなくなった」
このような事が起こってしまいます。
Amazonギフト券も同様に、それを使って現金化をしたという事がクレジットカード会社に知られた場合にはカードの利用停止・強制解約などの対応をされてしまうかもしれません。
何故クレジットカードの現金化を禁止しているのか?
これは、利用者が債務不履行に陥った場合にクレジットカード会社が損をしてしまうからです。
クレジットカードのショッピング枠を使ってまでAmazonギフト券の現金化をするという事は、キャッシング枠も既に使えない非常に切羽詰まった状態という可能性が高いです。
そのような状況におかれてる人たちがクレジットカードの支払いが出来ずにいると、その金額分クレジットカード会社が取り損ねてしまうという危険性があるのです。
モチロン、利用した分をしっかりと返済していれば何も問題ないので言うまでもありませんが。
②携帯のキャリア決済を使ったAmazonギフト券の現金化
携帯キャリア決済を使ってAmazonギフト券を購入する事が出来ますが、携帯会社もクレジットカード同様にAmazonギフト券を買取目的で購入するのはダメ。というスタンスを取っています。
Amazonギフト券をキャリア決済で購入したという事は携帯会社には勿論記録されますが、そのAmazonギフト券をどのように使ったかまでは知る術はないのではないかと思われますが、頻繁にキャリア決済でAmazonギフト券の購入を続けてしまうと目を付けられてしまう可能性があります。
もし換金目的での使用が知られてしまうと、携帯電話の契約解除や違約金の請求などが課されてしまう可能性はあります。
クレジットカードやキャリア決済で購入した場合は注意
クレジットカードでAmazonギフト券を購入してそのカードを買い取ってもらう場合は少々注意が必要です。
クレジットカードやキャリア決済分の請求の支払いが終わる前に売ると法律に触れる恐れがあります。
まだ利用した分の支払いが完了していないうちは、その商品の権利はクレジットカード会社、キャリア決算の場合は各キャリアにあり、法律上はその間はあなたのものではないのです。
これを売ってしまうと、横領罪、詐欺罪に問われる可能性があります。
罪に問われなかったとしても現金化したことが分かれば、規約に違反しています。
カードの利用停止や退会の可能性がありますので、クレジット決済やキャリア決済で購入したAmazonカードを現金化したい場合は各請求会社への支払いが完了するまで待ちましょう。
規約違反によりAmazonアカウント・利用停止になる場合も
AmazonもAmazonギフト券の換金を認めていませんので、法律的に裁かれる事はありませんがAmazonでの規約違反という事でアカウントの凍結という事になり今後一切のAmazonの利用が出来なくなってしまいます。
利用しているAmazonアカウントが凍結されてしまったら非常に困るという方は、クレジットカードを利用しての大量のAmazonギフト券の購入や多額のAmazonギフト券の購入などをする際には注意して下さい。
とは言え、Amazonギフト券は基本的にクレジットカードでの購入を推奨しています。なのでめったな事が無い限りAmazonギフト券を購入した事で利用停止になる事はないと考えても良いかと思います。
Amazonギフト券買取は買取サイトが最も安全
ここまでAmazonギフト券の買取にまつわる危険性を紹介してきましたが、これらはあくまでも可能性の話であって現時点ではAmazonギフト券の買取はどんな方法よりも一番安全な現金化の手段である事は間違いありません。
その中でも「Amazonギフト券買取サイト」を利用する方法がオススメです。
貴金属や商品券・新幹線の回数券などを購入して現金化する方がよっぽど危険性が高いのです。
というのもAmazonギフト券は電子マネー・電子ギフト券に該当するので、金券的な価値のあるものと見なされていません。
そして購入したAmazonギフト券が購入者によって使われたのか、誰かに譲ったのかを知る術はありません。
更にAmazonギフト券自体ギフトとして誰かにプレゼントするという性質もあるので、最終的な行方は誰にもわからないのです。
クレジットカードでのAmazonギフト券の購入に関しても、自分から自己申告でもしない限りクレジットカード会社側がその使い道を知る事は出来ません。
店頭で買い取ってもらえないのは違法だからではない
金券ショップでAmazonギフトカードは買い取ってもらえないことが多いので「買い取ってもらえないということは、法律で買取を禁じられているからでは?」と思っている方もいるのではないでしょうか?
確かに買い取ってもらえないAmazonギフト券のような電子マネーは金券ショップではほとんど換金できません。
それには違法になるからではなく、別にきちんとした理由があるのです。
Amazonギフト券は有効性が確認しにくい
Amazonギフト券は残高の確認や実際に利用可能かなど有効性を確かめる方法がありません。
ギフトコードをアカウントに登録すれば確認できますが、Amazonギフトは一度アカウントに登録すると他のアカウントでは登録できない仕様なので、現金化は出来なくなります。
買い取れないのは不正に手に入れたカードの可能性があるから
極めて少数ですが、金券ショップでも買取しているお店もあります。
その際は別途購入時のレシートが必要になります。
購入した時のレシートは必ず捨てずに取っておきましょう。
しかし、コンビニなどで簡単に購入できるカードタイプ(コードがAQから始まる)と、コピー機で金額を選んで購入する印刷タイプ(コードがWAから始まる)のAmazonギフト券は買取できないことがほとんどです。
理由は
サイトの利用料金だとか、会員費用の滞納だと偽ってAmazonギフト券を購入させて騙し取る詐欺は多くが「コンビニやお店でAmazonギフト券を買って」と指定してくる為です。
たとえ有効なカードだったとしても不正に手に入れたカードの可能性がないとは言い切れないので買い取りできないということになります。
年々詐欺が増えている
東京都消費生活センターの情報では、Amazonを装った架空請求は増加傾向にあるとのデータが示されています。
近年では手口も巧妙化していて、どこから不正カードを買い取ってしまうか分からない状態です。
それを知らずにお客様に販売してしまったら、お客様にもご迷惑になってしまいます。
こうした点から、金券ショップにとってはリスクが高く、買い取れないお店がほとんどです。
まとめ
Amazonギフト券の現金化・買取の違法性についてご紹介しました。
Amazonギフト券は古物商ではないので買取に関しても法律違反という事にはなりませんし、安心して利用して大丈夫だという事がわかりました。
ただし、クレジットカードや携帯電話のキャリア決済などを使って頻繁にAmazonギフト券を購入⇒現金化という事を繰り返していると、それは「Amazon」「信販会社」「携帯会社」それぞれの規約に違反しているという事を念頭に置いて下さい。
例えばそのような使い方をし過ぎて支払いが出来なくなった…と言った場合には然るべき処分が下されてしまうので、自分の利用出来る範囲でAmazonギフト券は購入するようにしましょう。