キャッシュレス時代の先駆けとして登場したデビットカード、皆さんは持っていますか？
クレジットカードとは違い、決済後すぐに登録した銀行口座から引き落としがされるので使いすぎの心配がないというのが最大の特徴かと思います。
しかしながら、口座の残高以上の買い物をしたくても出来ないというデメリットもありますね。
更に、現金化の観点から言うと金欠時にクレジットカードでAmazonギフト券を購入して換金して翌月に返済するという使い方はデビットカードは出来ません。
そんな中、残高不足の状態でも後払い・分割払いが可能なデビットカードがあるという情報をキャッチしました。果たして本当なのでしょうか？
クレジットカードを持ちたくない、だけどいざという時の為の備えは必要・・・そう思ってる人は必見です！
デビットカードは預金口座から支払い
デビットカードは自身の預金口座の残高の範囲内でお買い物が出来るカードです。
一万円の預金があれば使える額は一万円分です。口座の残高が増えたり減ったりすれば、デビットカードの使える額もそれに応じて変動します。
支払いはクレジット扱いなので利便性が高く、また、クレジットカードを持っていない層がクレジット決済をする際にも重宝されます。
クレジット枠が無いので多くのデビットカードは審査無しで作成する事が出来ます。
デビットカードはプリペイドカードのようにチャージする必要はなく常に銀行口座の残高によって使える額が決まってきます。
よって、口座の残高が無くなるとデビットカードでの支払いが出来なくなってしまいます。
このような性質上、クレジット払いが可能であっても月額制のサービスや公共料金等はデビットカードで支払う事が出来ません。
残高不足でデビットカードを使うとどうなる？
デビットカードの残高不足＝銀行口座の残高不足の状態でデビットカードを使うとどうなるでしょう？
Amazonでのお買い物の場合、デビットカードの残高が無い（足りない）状態で購入しようとすると購入エラーになったり購入が保留状態になりします。この場合は注文履歴からお支払いの変更をするか、もしくは再度注文をし直す必要があります。
リアル店舗の場合はデビットカードを読み込ませても残高不足という事でお支払いが完了出来ませんので、他の方法で支払います。
残高不足のデビットカードを使おうとしたとしても特に規約違反という事にはなりませんので、そのような場合に陥ったとしても心配はいりません。
後払い可能なデビットカード２選
デビットカードの利用額は『預金口座の範囲内』というのが常識なのですが、なんとその支払いを『後払い』『分割払い』に出来てしまうものが存在するというのです。
もしそれが本当であれば限りなくクレジットカードに近いデビットカードの誕生という事になります。
今回は２種類のデビットカードをご紹介します。それぞれの特徴などを探ってみましょう。
イオンデビットカード
イオンデビットカードは、お買い物時にイオン銀行普通預金口座からご利用代金を即時にお引落しする仕組みです。
イオンのお店はもちろん、国内・海外のVISA、イオンマークのある加盟店でご利用いただけます。
もちろんネットショッピングでもご利用いただけます。
そしてこのカードの凄い所は、銀行システム停止時や、万が一預金口座残高が不足している場合に、一時的に10万円までご利用金額を立て替えてくれるのです。これは他の一般的なデビットカードにはない最大の特徴と言えるでしょう。
建て替えてもらった分の引き落としに関しては、銀行口座にお金を預金するだけで毎日自動で引き落としをかけてくれます。
逆に言うと建て替え分の支払いが終わるまでは口座にお金が入ると毎回引き落としにかけられるという性質があるのでその点は注意です。
16歳以上であれば基本的に誰でも審査無しで作成できるのがデビットカードですが、イオンデビットカードの場合は18歳から作成可能審査もあるので通常よりもハードルは高くなっています。
ジャパンネット銀行VISAデビット
ネットバンクとして有名なジャパンネット銀行が発行しているデビットカードが『ジャパンネット銀行VISAデビット』というものです。
こちらも残高が足りなくなると『自動融資』という形で不足分を自動的に借り入れを行うと言うサービスです（残高不足サポート機能）
これにより、ジャパンネット銀行VISAデビットでは公共料金などの月々の支払いに利用する事ができ、万が一残高が足りなくなっていた事に気付かなかったとしても不足分を自動的に借り入れして支払ってくれます。
更に、ATMで現金を引き出す際に引き出したい金額より残高が低かった場合も、その差額を自動的に借り入れという形で補填するという事も出来ます。
一見便利に見えますが、借入分はキャッシングによるものなのでキチンと利用状況を把握しておかないといつの間にか借り入れがかさんでいた・・・なんて事になりかねませんので注意が必要です。
自働借り入れ昨日は口座自動振替にのみ適用、Visaデビットのみに適用など、ご自身で適用範囲が設定可能です。
デビットカードでAmazonギフト券を買おう
それでは、今回紹介したデビットカードを使ってAmazonギフト券を購入しましょう。希望するAmazonギフト券の額面よりカード残高が少なくても後払い可能な心配無用！クレジットカードを使わずとも現金化が出来てしまいます。
利用可能なデビットカードは？
一般的なデビットカードであればほぼAmazonで利用可能かと思われます。VISAデビットカードやJCBデビットカードといった、国際ブランドと提携をしているデビットカードであれば問題なく使うことが出来ます。
ただし、J-Debit（ジェイ・デビット）というタイプのデビットカードに関しては利用出来ませんのでご注意を。
J-Debitとは？
J-Debitとは、金融機関で発行されたキャッシュカードが、お買い物やお食事代のお支払いにそのままご利用いただけるサービスの名称です。
お支払いの際にキャッシュカードを提示し、端末に暗証番号を入力すると、ご利用代金がお客様の金融機関の口座から即時に引き落とされ、数日後に加盟店の口座へ入金される仕組みです。
～デビットカード登録の手順～
Amazonにおけるデビットカードの登録の方法はクレジットカードの時と同様です。
VISAデビットカードやJCBデビットカードに印字されている16桁のカード番号と有効期限を下記の手順で登録すればそれで利用OK。
①Amazonトップページの「アカウント＆リスト」から『アカウントサービス』を選択。
②アカウントサービスで「お支払い方法」をクリック
③「クレジットカードを登録」からカード情報を入力して「クレジットカードを追加」を選択
これで完了です。「クレジットカードを追加」というボタンしかないので一瞬戸惑いますが、ちゃんとデビットカードとして認識されてますのでご安心を。
まとめ
デビットカードの残高が無くても後払い・分割払いでAmazonギフト券を購入出来るタイプのデビットカードをご紹介しました。
うっかり残高が足りなくなってお買い物が出来ない・・・という事が多い方は今回の２タイプのデビットカードを検討してみてはいかがでしょうか？
しかしながらその場合、限りなくクレジットカードに近い性質になるので使い過ぎなどには充分きをつけながら、必要に応じて限度額の設定などを駆使して賢く使いましょう。
