Amazonギフト券の使用にまつわる「アカウント停止」の危険性についてご紹介します。
昨今インターネット上での書き込みで見られるのは、自身のアマゾンアカウントが凍結されてしまったという何とも恐ろしい報告です。
そして、そのようなアカウント停止の原因の1つとしてAmazonギフト券が大きく関係しているというのです。
一体どういう事なのでしょうか?
Amazonギフト券の利用規約違反による停止
アマゾンからアカウント停止を受ける原因として最も多い原因は、Amazonギフト券の利用規約違反によるものです。
アマゾンでは「Amazonギフト券細則」として、Amazonギフト券の購入・利用に関する注意事項と違反者に対する対処などをアナウンスしているページがあります。
公式:Amazonギフト券細則
しかし、殆どのアマゾンユーザーはそのような利用規則がある事すら知らないという方も多いのではないでしょうか?
自分の知らない内にAmazonギフト券の規約違反となり、それによりアカウント停止になってしまうとしたら堪りませんよね。
実際にSNS上でも突然のアカウント停止によって頭を抱えるより他ないといった悲痛な叫びが多数寄せられています。
アカウント停止されるデメリット
TwitterなどのSNSなどでも規約に反した利用をされたアカウントに対してアカウント停止(通称:垢BAN)の措置を行う事がありますが、アマゾンの場合もそれと同等かそれ以上のデメリットがあります。
ギフト券残高の没収
アカウント停止された時点でアマゾンのアカウントにはログインできなくなります。
よって、Amazonギフト券残高を利用してのお買い物ができなくなりますので実質ギフト券の没収という事になります。
更にアマゾンのポイントも同様に使えなくなります。
金額に限らず没収という形になるので、ユーザーによっては数十万円・数百万円分のAmazonギフト券残高を一瞬にして失ってしまったという報告も挙げられています。
配信サービスの利用停止
Amazon MusicやPrime Video、Prime Readingなどはプライム会員であれば誰でも無料で楽しみ放題となるお得なサービスです。
これらのサービスを利用する為にはアマゾンアカウントのログインが必要ですので、アカウント停止となった場合はそれらの全てが利用できなくなります。
ライブラリにてまとめていた音楽や電子書籍、ウォッチリストに入れていた映画やダウンロードしていたアニメなども確認する事は不可となってしまいます。
購入したコンテンツの閲覧停止
プライムにて無料で楽しむ他、課金して有料のコンテンツを楽しむこともできるのがAmazon.co.jpです。
しかし、映画などに関してはPrime Video・電子書籍はKindleを介して再生する事になるので、アマゾンアカウント自体が使えないと購入した作品であっても再生できないのです。
有料で購入した音楽に関してはパソコンなどへmp3ファイルとしてダウンロードができますので、ダウンロード済であればアマゾンアカウントに影響される事無く視聴する事ができます。
ダウンロードの方法は以下の通りです。
1. Amazonにアクセス
2.「アカウント&リスト」から「注文履歴」を選択
3.「ミュージックをダウンロード」を選択
4.zipファイルがダウンロードされる
5.中身のmp3ファイルを開いて視聴する
アカウント停止を受けた後ではこのダウンロード作業は出来なくなりますので、もしもの時の場合に備えて購入した音楽はPCなどにダウンロードして保管しておくのが良いでしょう。
クラウドサービスの閲覧停止
プライムサービスの目玉の1つでもあるAmazon Photosはアマゾンが提供するクラウドサービスです。
似たようなサービスであるGoogleフォトの容量無制限が2021年に終了してしまったのに対して、Amazon Photosは無制限で使用する事ができるので乗り換えたという方も多いでしょう。(プライム会員費は別)
これからの写真クラウドサービスAmazon Photosの一強とも囁かれていますが、最大の弱点としては「アカウント停止された場合に全てのデータへのアクセス権限がなくなる」という事です。
これは前述した配信サービスと同様で、利用するにはログインが必要だからです。
Googleのアカウントに関しては停止される可能性は限りなく0に近いので、そういった点を踏まえると「絶対に無くしたくないデータ」を管理する場合には多少なりともお金をかけるべきなのかもしれません。
ただ、アマゾンのアカウント停止の原因を理解して対策をとっていれば殆どリスク無く利用できるので安心して下さい。
アカウント停止にならないAmazonギフト券の使い方
それでは実際にアカウント停止にならない為にはAmazonギフト券をどのように購入し、どのように利用するべきなのでしょうか。
これから紹介するポイントを押さえる事でアカウント停止のリスクをほぼ無くす事が可能です。
転売サイトからAmazonギフト券を買わない
まずはアカウント停止に関して最も大きい原因の1つとして挙げられるのが「転売サイト」からAmazonギフト券を購入した場合です。
転売サイトとは、Amazonギフト券やiTunesCard(AppleGiftCard)・GooglePlayカードなどのような電子ギフト券の転売を行っている業者です。
実際にサイト自体がギフト券の転売を行っているのではなく、サイトに登録したユーザーが「出品者」となって「購入者」によって購入が行われるという仕組みです。
そういったサイトでは定価よりも安くギフト券が出品されているので大変お得です。
しかし、Amazon側はそのような「正規店以外のギフト券」の利用を認めておらず、中古のギフト券の登録が発覚したアカウントに関しては以下のような対処をとります。
- 該当するギフト券の登録無効化
- 該当するギフト券での商品購入の取り消し
- アカウントの停止(凍結)
上記のように、すぐにアカウント停止にならずに該当のギフト券だけに制限をかける場合もあるようです。
その場合はアマゾンからメールで警告を受けるので、以降は不正なギフト券の利用を控える事でアカウント自体は使い続ける事ができます。
Amazonギフト券を転売しない
正規で購入したAmazonギフト券や、キャンペーンなどで獲得したものだとしても、それらのギフト券を転売するという行為もアマゾンは禁止しています。
Amazonギフト券の転売は、先程紹介した転売サイトやヤフオク!でも出品する事ができます。
自分で転売する場合は自身のアマゾンアカウントに登録しないので、アカウント停止の可能性無いのでは?と思われるかもしれません。
それでもアマゾンでは転売に関しても同様の措置をとると説明されているので覚えておきましょう。
転売サイトで購入したAmazonギフト券の使い道
すでに転売サイトからAmazonギフト券を購入してしまったという場合はどうすれば良いのでしょうか?
先程も説明した通り、転売サイトからAmazonギフト券を何度も購入して何度も使用している(その間にアマゾンから届いた警告メールも無視する)という事でない限り1発でアカウント停止になる可能性は低いです。
さらにアカウントに登録さえしなけば、転売されたAmazonギフト券と自身のアカウントの関連性はないので比較的安全です。
アカウントに登録しないAmazonギフト券の使い道としては、買取サイトにて現金化するというのが賢い選択になります。
自分で出品して現金化するのとは違って本人の情報が知られる事がなくセーフティーな換金ができるのです。
勿論、周りの知人に欲しい人がいればその人に買い取ってもらうのも良いでしょう。
弊社「買取バイカ」はスマホから24時間いつでも申し込み・即日買取が可能なので「Amazonギフト券を最も換金する方法」と言えるでしょう。
Amazonギフト券でのアカウント停止を防ぐまとめ
普段何気なく利用しているAmazonギフト券ですが、購入場所や使用方法などによってはアカウント停止の危険性がある事がわかりました。
アカウント停止になってしまうとアマゾンに関する全てのサービスの利用ができなくなり、余っていたギフト券残高やポイント・クーポンなども使えなくなってしまいます。
そうならないように今回紹介した対策をしっかりと行うようにすれば安心してアマゾンでのショッピングを楽しむ事ができます。