Amazonギフト券を現金化したいけれど、違法じゃないのかな?
過去にAmazonギフト券の買取業者で逮捕された人がいたけれど、利用したら自分も逮捕されてしまうのでは?
そう考えて、Amazonギフトカードの現金化に一歩踏み出せないでいる方もいると思いますが、Amazonギフト券の買取は違法ではありません。
ただし、一部注意が必要な点もありますので今回はその部分も含めて、違法ではない理由をご説明いたします。
1、法律上は規制されていない
現在の日本の法律ではAmazonギフト券を現金化する事を規制する法律はありません。
同様に、Amazonギフト券を買い取る事に対しても違法ではないのです。
こうしたデジタルギフトに対する法律はまだ確立されていない事もあり、
今後は変わっていく部分もあるかもしれませんが、Amazonギフト券などの電子マネーと金券の線引きに難しい点もあるので、電子マネーだけ一律で禁止するのは難しい所でもあります。
許可が無くても買い取ってもらうのは問題ない
利益を目的として商品を買い取ってそれをまた誰かに販売する時に必要な許可が「古物商許可証番号」ですが、これが書かれていないサイトであっても、買い取ってもらう分には違法性はありません。
最近はこの許可番号がない、もしくは架空の番号の詐欺サイトが目立っていますので「古物商許可番号がないサイトは違法」など書かれている記事も多く目にしますが、利用する分には問題ありません。
ただし前述したとおり、詐欺サイトもありますので慎重に利用するか判断してくださいね。
買い取る側も逮捕例はない
古物商許可証を持っていないと金券やギフト券の買取や販売はできませんがAmazonギフト券やiTunesカードなどは、「電子マネー」という分類で、電子マネーは許可が必要な対象になっていないという声が多くあります。
事実、古物商許可番号を載せていない買取サイトはありますが、
これらの理由で逮捕された例は今のところはありません。
ただし、こちらに関してはまだ改定が追いついていない段階と言えるでしょう。
きちんとしているサイトでは表示している事が多いです。
2、過去の逮捕者は「現金化したから」捕まったわけではない
2015年に逮捕された買取サイトの運営者がいます。
しかしこの事件では詐欺グループが不正に手に入れたAmazonギフト券を現金化するなど、詐欺に加担した為に逮捕されており、サイト自体が法律に違反していたわけでは無かったよです。
この事件により、「Amazonギフト券買取は違法」と勘違いされてしまう事もあるようですが、買取サイトや一般の方が買い取ってもらう事に対する違法性はこの事件でも指摘されていません。
また、これによる一般利用者からも逮捕者は出ていませんので、あくまで詐欺行為に対する違法性であったといえます。
3、店頭で買い取ってもらえないのは違法だからではない
金券ショップでAmazonギフトカードは買い取ってもらえないことが多いので「買い取ってもらえないということは、法律で買取を禁じられているからでは?」と思っている方もいるのではないでしょうか?
確かに買い取ってもらえないAmazonギフト券のような電子マネーは金券ショップではほとんど換金できません。
それには違法になるからではなく、別にきちんとした理由があるのです。
Amazonギフト券は有効性が確認しにくい
Amazonギフト券は残高の確認や実際に利用可能かなど有効性を確かめる方法がありません。
ギフトコードをアカウントに登録すれば確認できますが、Amazonギフトは一度アカウントに登録すると他のアカウントでは登録できない仕様なので、現金化は出来なくなります。
買い取れないのは不正に手に入れたカードの可能性があるから
極めて少数ですが、金券ショップでも買取しているお店もあります。
その際は別途購入時のレシートが必要になります。
購入した時のレシートは必ず捨てずに取っておきましょう。
しかし、コンビニなどで簡単に購入できるカードタイプ(コードがAQから始まる)と、コピー機で金額を選んで購入する印刷タイプ(コードがWAから始まる)のAmazonギフト券は買取できないことがほとんどです。
理由は
サイトの利用料金だとか、会員費用の滞納だと偽ってAmazonギフト券を購入させて騙し取る詐欺は多くが「コンビニやお店でAmazonギフト券を買って」と指定してくる為です。
たとえ有効なカードだったとしても不正に手に入れたカードの可能性がないとは言い切れないので買い取りできないということになります。
年々詐欺が増えている
東京都消費生活センターの情報では、Amazonを装った架空請求は増加傾向にあるとのデータが示されています。
近年では手口も巧妙化していて、どこから不正カードを買い取ってしまうか分からない状態です。
それを知らずにお客様に販売してしまったら、お客様にもご迷惑になってしまいます。
こうした点から、金券ショップにとってはリスクが高く、買い取れないお店がほとんどです。
換金サイトは買取してくれるところが多い
ネットの買取サイトでもコードがAQ、WAか始まるカードは買取していないところもありますが、金券ショップより買い取ってくれるサイトは圧倒的に多いです。
別途レシートが必要です。購入した際のレシートは捨てずに取っておきましょう。
また、このタイプのカードを買い取ってもらう場合は他のAmazonギフト券と比べて換金率が下がってしまう事が多いようですので、換金率も事前に確認しておくことをお勧めします。
4、現金化はAmazonでは「法律違反」ではなく「規約違反」
現金化や転売は法律には触れませんが、Amazonの規約違反になります。
また、注意すれば違法にはなりませんが、キャリア決済とクレジットカードで購入したAmazonギフト券の場合は、注意が必要です。
Amazonの規約
Amazonの規約には
・Amazonギフト券を現金やその他のプリペイドカード(金券、商品券などを含む)と交換すること。
・未承認の商用目的(例:在庫の調達)でのご注文の支払にAmazonギフト券を使用すること。お客様は、再販売もしくは輸出目的での商品やサービスの購入にAmazonギフト券を使用することはできません。
とあります。現金化はNGとしていますね。転売目的、商用目的での購入も、購入したAmazonカードを誰かに販売することも規約違反です。
また
ギフト券に関する危険および所有権等は、アマゾンが購入者または購入者により指定された受取人に宛てて電子送信した時または運送人に引き渡した時(但し、有効化されていない状態で運送人に引き渡される場合には、アマゾンが定める方法により有効化した時)のうちいずれか該当する時に、購入者または受取人に移転します。ギフト券はアマゾンまたは承認された第三者から取得いただく必要があり、お客様はギフト券およびギフト券の残高の不正利用を防止する責任を負います。その後ギフト券が紛失、盗難、破損またはお客様の許可なしに利用されても、アマゾンおよびその関連会社は責任を負いません。
【引用】Amazonギフト券細則
とあるように、リスクも購入者や受取人に譲渡されると書かれています。
「Amazonでは法律では問題なくても規約で禁止しているのだから責任は取れませんよ。」ということですね。
心にとめておきましょう。
クレジットカードやキャリア決済で購入した場合は注意
クレジットカードでAmazonギフト券を購入してそのカードを買い取ってもらう場合は少々注意が必要です。
クレジットカードやキャリア決済分の請求の支払いが終わる前に売ると法律に触れる恐れがあります。
まだ利用した分の支払いが完了していないうちは、その商品の権利はクレジットカード会社、キャリア決算の場合は各キャリアにあり、法律上はその間はあなたのものではないのです。
これを売ってしまうと、横領罪、詐欺罪に問われる可能性があります。
罪に問われなかったとしても現金化したことが分かれば、規約に違反しています。
カードの利用停止や退会の可能性がありますので、クレジット決済やキャリア決済で購入したAmazonカードを現金化したい場合は各請求会社への支払いが完了するまで待ちましょう。
信用できるサイトで買い取ってもらおう!
違法ではないと分かったら早速換金したいですよね。
買い取ってもらうときは信用できる買取サイトを利用しましょう。
口コミやサイトで情報をしっかり確認し、確実に、賢く買い取ってもらってくださいね。
買い取ってもらえないことが多いとお話ししたカードタイプや印刷タイプでも買い取ってくれて、安心して利用できるおススメのサイトはこちらです。
【買取本舗】
【amatera】
【ギフトチェンジ】
※いずれのサイトもカードタイプ、印刷タイプのAmazonギフト券は最大買取率が80%となります。
まとめ
違法ではない理由が分かれば安心ですよね。
Amazonでは規約で禁止していますが、買い取ってもらうだけならアカウント停止になったりする可能性も低いですし、せっかく手持ちのAmazonギフト券があるのに有効期限が切れてしまったりしてはもったいないので、買取サイトを利用して是非、有効活用してくださいね。