最近、盗難される被害が多数報告されているようです。
なぜギフト券が盗まれてしまったのか？
盗難されたギフト券は返ってくるのか？
今回は、Amazonギフト券の盗難について
その原因と対策方法を詳しくみていきたいと思います。
Amazonギフト券が盗難された！
Amazonを覗いていて欲しいものが見つかり、
いざ買い物をするためにAmazonギフト券を登録しようとすると…
ギフト券を使った記憶も誰かに渡した記憶も無いのに、
「別のアカウントに登録済みです。」の文字が表示されてしまい、
何度コードを入力しなおしても同じメッセージが表示される。
そんな事例が多発しているようです。
Amazonギフト券はお金と同等の価値があるものですので、盗まれると非常に厄介です。
盗難に遭わないように、今後気を付ける必要があるようです。
ギフト券の盗難被害はYahoo!メール使用が原因！
Amazonギフト券の盗難被害に遭ったアカウントには共通点があります。
それは、Yahoo!メールを使用しているという点です。
Yahoo!メールに届いたメールがハッキングによって盗聴されているようです。
この状態で懸賞やアフィリエイトによって得たAmazonギフト券を
Yahoo!メールで受信してしまい、不正にアクセスした他人に
Amazonギフト券が使用されてしまうということがあるらしいです。
盗難されたギフト券はもう戻らない！冷たいAmazonの対応
AmazonカスタマーサービスにAmazonギフト券を盗難された旨を伝えると、
このような回答が返ってきます。
「Amazonギフト券は既に使われています。」
「どのような経緯でどのアカウントでAmazonギフト券が登録されたかはお調べしかねます。」
「お手数おかけしますが、第三者へのご相談をお願いいたします。」
このようにAmazonは盗難被害に遭ったギフト券の返金対応はしていないようです。
また、セキュリティ上の問題で他のアカウントの情報は一切教えてもらえせん。
残念ながら、一度盗まれたAmazonギフト券は戻ってきません。
Amazonギフト券の盗難については自己責任という形になってしまい、
一度盗まれたら泣き寝入りするしかありません。
Amazonギフト券を保護するためにできること
自分のギフト券は自分で守らなければなりません。
ではどのような対策方法があるのでしょうか。
対策は、非常に難しいようにも思えますが小さな心がけで
今後Amazonギフト券が盗難される可能性を格段に下げることができます。
Amazonギフト券を保護する方法はいくつかあります。
・Yahoo!アカウントのパスワードを定期的に変更する。
・Yahoo!アカウントの海外からのアクセスをブロックする。
・他のメールサービスを利用する。
・Amazonギフト券は速やかに使用する。
Amazonギフト券の盗難を防ぐために、これらの方法を見ていきましょう。
対策１ Yahoo!アカウントのパスワードを定期的に変更
一つ目の対策として挙げた
Yahoo!アカウントの定期的なパスワード変更は
少し手間がかかりますが、かなり有効的な対策です。
定期的にパスワードを変更することで不正なアカウントへのアクセスは劇的に減ります。
また、パスワードを簡単なものにすると
辞書攻撃（よく使われる単語や辞書に載っている単語を全て試す攻撃）や
ブルートフォース攻撃（あらゆる文字列でログインを試す攻撃）
によってログインされてしまう可能性があります。
パスワードはアルファベット大文字や記号、
数字を混ぜた複雑なものにしましょう。
Yahooアカウントのパスワードは、
ログイン後「登録情報」をクリックして
「ログインとセキュリティ」画面から変更可能です。
対策２ Yahoo!アカウントの海外からのアクセスをブロック
Yahoo!にログイン後、
ログイン履歴をみるとアメリカと中国からのアクセスが
びっしりと書かれていたという報告もありました。
不正アクセスは海外からされることが多いということが分かります。
また、ログイン履歴に履歴を残さないように
メールソフトからメールを閲覧していることもあるようです。
Yahoo!アカウントは海外からのアクセス制限をすることができます。
ログイン後、次のURLを開くと設定することができます。
海外からのアクセスを制限することでメール盗聴のリスクを下げましょう。
簡単に設定ができるのでやっておくと良いと思います。
対策３ Yahoo!メール以外のメールサービスを使用
懸賞やアフィリエイトの収益を受け取るときは
GoogleなどのYahoo!メール以外のメールサービスを使用しましょう。
Googleのアカウントが不正アクセスされることは比較的少ないようです。
Yahoo!メールからGoogleメールに変更したら、
被害がピタッと止まったいう方もおられます。
万が一のためにGoogleメールに変更後も、
Googleアカウントのパスワードの定期的な変更は怠らない方が良いでしょう。
対策４ Amazonギフト券は速やかに使用
Amazonギフト券をメールで送らないという方法が一番良いのですが、
Amazonはメールでギフト券を送信します。
手に入れたAmazonギフト券を長期にわたって放置していると、
不正アクセスした他人に使用される猶予を与えてしまうことになるので、
不正に使用される可能性を低くするためにも速やかにAmazonアカウントに登録しましょう。
メールだけでなく、クラウドシステム上のメモ帳にギフトコードを記録したり、
スマホに記録しておくこともリスクにつながるので
所持しているAmazonギフト券は早めに使用するのがベストです。
メールサービスに不正アクセスされた状態でのAmazonアカウントのパスワード変更は非常に危険
使用しているメールサービスへ他人が不正アクセスしている状態で
Amazonアカウントのログインパスワードを変更しようとすることは非常に危険です。
パスワード変更のためのメールが
不正アクセスされたアカウントに受信されると、
知らないパスワードに勝手に変更されて
Amazonアカウントが乗っ取られてしまう可能性があるので用心が必要です。
Yahoo!メールを使用していた方は
Amazonアカウントのパスワードを変更する前に
一度Yahoo!アカウントのパスワード変更をお勧めいたします。
警察はなにもしてくれない！？
警察に相談しても不正アクセス被害はYahoo!が受けているとの見解で対応されます。
Amazonギフト券を盗難されてしまった本人は被害参考人という扱いになるようです。
いろんなことを聞かれて、
時間をたくさん割いたのに何もしてもらえないという結果になりそうです。
自分のアカウントやギフト券は自分の手で守るしかありません。
Amazonギフト券が盗難された！原因と理由…まとめ
盗難された原因は海外から不正アクセスされたメールサービスでした。
この不正アクセスは次のような小さな心がけで対策できます。
・Yahoo!アカウントのパスワードを定期的に変更する。
・Yahoo!アカウントの海外からのアクセスをブロックする。
・他のメールサービスを利用する。
・Amazonギフト券は速やかに使用する。
自分のアカウントへの他者の不正アクセスはいつでも起こりうることなので
常に気を付けておくことが大切です。
今後、Amazonがギフト券をメールで送らない
などのなにかしらの対策を講じると良いですね。
