Amazonの残高の使い道として「現金化」という手段はあるのか?
自身のアマゾンアカウントに使わずに残っているAmazonギフト券を現金に変える事ができたら嬉しいですが、直接口座などに出金するようなサービスはありません。
なので、何かしらの手段で残高を「現金化」をする必要があります。
その具体的な方法や注意点などを確認していきましょう。
Amazon残高は買取サイトで現金化不可
まず大前提として、一度アマゾンアカウントに登録(チャージ)して残高となった状態のamazonギフト券に関しては基本的に「アマゾンでの支払い」もしくは「アマゾンペイでの支払い」の2通りの使い道のみとなります。
amazonギフト券を換金できる業者として「買取サイト」というものがありますが、その買取サイトで買取しているのはamazonギフト券の「コード」です。
amazonギフト券をアカウントに登録した場合、そのコードは使用済みの只の文字列となり価値が無くなってしまうので買取サイトでの申込みができなくなるという訳なのです。
したがって、Amazon残高を現金化したい場合は買取サイトを利用しない方法で行う必要があります。買取バイカ【公式サイト】
paypay残高に移行する事はできない
paypayには残高を指定の銀行口座に出金する機能があったり、残高を他のpaypayユーザーに送金する事もできます。
なのでAmazon残高をpaypay残高に移すことができたら間接的に現金化が可能と考えましたが、残念ながらできません。
チャージ前のamazonギフト券であれば誰かにプレゼントとしてあげる事ができるのですが、残高の状態となると一切の譲渡が不可となります。
Amazon残高の現金化方法
買取サイトに買取を申し込む以外の方法でAmazon残高を現金化する方法は幾つかありますが、いずれも「何かしらの商品を購入して換金」するという形になります。
その購入方法・購入先が異なるだけで基本的には一緒とお考えください。
そして、これから紹介する方法は買取サイトでの現金化と比べると換金率が低い傾向にあり60%~高くても80程度となるのが平均的です。
アマゾンで商品を購入して現金化
一番手軽でオーソドックな方法です。
アマゾンには数億以上もの商品が出品されているので、その中から換金性の高そうな物を購入して換金します。
購入する商品と、それを換金する方法によって換金率が大きく変動するので利用者は様々な情報を元に吟味する必要があります。
選び方の一例としては、アマゾンで販売されている商品をメルカリなどのフリマアプリで出品されているかを調べて「アマゾンでの購入金額」と「メルカリでの販売金額」から手元に入る金額を算出するという方法です。
ただ、メルカリに出品したとして必ず希望の値段で売れるとは限らないので注意。(ヤフオクなども同様)
リサイクルショップや中古品買取店に持参し、商品に買取値がつけば最短即日にて買取金を受け取る事ができますが、メルカリなどで売るよりも安くなってしまう傾向にあります。
iTunesカードは売っていない
過去にはアマゾンにてiTunesカードがマーケットプレイスにて販売されていた事もありましたが、現在は販売されていません。
また、商品券やクオカードなどもアマゾンでは殆ど販売されていないので金券の換金は難しいと心得ましょう。
アマゾンペイで商品を購入して現金化
アマゾン以外でも商品を購入する方法があります。
アマゾンペイに加盟しているECサイトであれば、自分のアマゾンアカウントで購入が可能です。
その際の支払い方法はクレジットカード決済の他にamazonギフト券払いが選択できます。
「アパレルブランド」「スポーツ用品」「PC家電」など、アマゾンでは販売されていない商品をギフト券払いで入手できますので、場合によっては換金率の高い物に出会える事も。
手に入れた商品はオンラインまたは実店舗など自分の好きな方法で換金しましょう。
知り合いの買い物代行で現金化
裏技として、知り合いの欲しい物を代行して購入して、その金額を現金で受け取るという方法があります。
その際は商品金額の全額ではなくて多少ディスカウントした金額を払ってもらうように提案すると良いでしょう。
そうしたら依頼者は定価より安い値段で欲しい商品が手に入るので交渉に応じてくれる可能性が高まります。
こうしたチャンスがあるのであれば、他の方法よりも高く気軽に現金化ができます。
Amazon残高の現金化業者がある?
Amazon残高は買取サイトに買取申し込みできないのですが、ネットを見ていると「Amazon残高の現金化業者」という存在があるというような情報を目にします。
しかし、実際にそのような業者は滅多に見かけません。
仮に存在していたとしても、業者が指定する商品をアマゾンで購入してそれをそのまま業者が買取るという仕組みとなっています。
したがって、買取率も高くは望めません。優良店の保証もないので利用は避けたほうが良いでしょう。
他にもアマゾンのアカウントごと買取するという業者の情報もありますが、アカウント内にはクレジットカードの情報やユーザー情報・配送先の住所・購入履歴など個人情報が記載されています。
それらを全て削除すれば大丈夫では?と思うかもしれませんが現実的に難しいものがありますし購入履歴に関しては削除する事ができません。
決して第三者に自身のアカウントのログイン情報は教えないようにしましょう。
Amazon残高の現金化方法がバレたらどうなる?
Amazon残高の現金化をする際の不安要素として「バレたらどうなるのか?」という点が挙げられます。
しかし、あらゆる方法において残高の現金化は誰にもバレる可能性はありません。
バレた際にリスクがあるのは「後払い決済」で行った時であると考えてもらえると良いでしょう。
クレジットカードで商品券や新幹線の回数券などを大量購入するなどの場合はカード会社に現金化を怪しまれてバレるというケースもありますが、そもそもAmazon残高で商品を買う行為に制限は一切ありません。
更に、その商品をどのように取り扱うかも購入者の自由なので違法性も無いので後ろめたさを感じる必要もありません。
メルカリなどで出品した際も、送り主の情報を記載せずに送ることができる機能がありますので出品者アカウントに個人情報を掲載していない限りはプライバシーを保った状態で取引ができます。
唯一バレる状況としては、買取店などに商品を売りに出している所を誰かに見られた場合くらいです。
Amazonの残高を現金化する方法まとめ
ココまで解説してきたまとめとして、自身のAmazon残高を現金化する方法として現実的なものは以下の3通りとなります。
・アマゾンで商品を購入
・アマゾンペイで商品を購入
・知り合いの買い物を代行
ただ、基本的にこれらの方法では買取サイトを利用するのと比較した場合、現金化率は低めとなってしまう傾向にあります。
10,000円分のギフト券残高で購入した商品が6,000円で売れた場合、4,000円分の損となってしまいます。
もちろん場合によっては高く売れる事もありますが、そうとうな知識と手間がかかるでしょう。
であれば普通にアマゾンやアマゾンペイで好きな商品を購入する使い道でも良いかと思います。
食品やデジタルコンテンツ・アマゾンプライム会費などもギフト券で支払うことができますので、「宝の持ち腐れ」になる事は滅多にないかと思います。
アマゾンギフト券は購入から10年の使用期限が設けられており、それを過ぎてしまうと無効化されてしまうので気をつけましょう。