amazonギフト券は非常に便利ですが、購入頻度が余りにも頻繁だとクレジットカードが停止されるリスクがあります。
なぜそんなことが起きるのか？
実はamazonギフト券は換金性が高く、悪用されるケースもあるからです。悪用を疑われないように自衛の意識を持つことも大切です。
Amazonギフト券のＥメールタイプ、はクレジットカードでしか購入できない。
そうなんです。実はAmazonギフト券はクレジットカードを利用して購入できるのが、Eメールタイプのみとなっております。
その為クレジットカードを使ってEメールタイプのAmazonギフト券を購入する事は、何も疑わしいことではないのです。
しかし、何故クレジットカード停止されるようなことになるのでしょうか？
換金性の高さから悪用されることがあるのがポイントに
amazonギフト券は実用性が高く、不要なギフト券を買い取る業者や売買ができるマッチングサイトが次々と誕生しています。
自分で使う、あるいは他人に送るだけでなく換金して現金化することも可能なのです。
注意したいのはクレジットカードのショッピング枠でamazonギフト券を購入し、ギフト券を売却することで現金化する方です。
クレジットカードのショッピング枠はあくまで買い物に使うための物であり、換金目的の利用はカード会社の利用規約に違反する可能性が高くなります。
ポイント還元などを目的に自分でamazonギフト券を購入して使い続けていると、換金目的の購入を疑われカードが停止されてしまうこともありえるのです。
利用停止のポイントになるのは金額と頻度です。
不正利用を疑われるほど頻繁に購入していなければカード停止のリスクはなく、金額もたいしたことがなければ問題化することは稀です。
ただし、多用すればセキュリティ上ストップされることがある点は覚えておく必要があります。
クレジットカードを限度額近くまで使っている場合は特に注意が必要
もっともクレジットカード停止のリスクが高くなるのが、ショッピング枠を常に限界まで使っている場合です。
常に限度額までお金を借りている人はお金に困っている可能性が高く、自己破産などのリスクも高まります。
その上でamazonギフト券を頻繁に購入している場合は、返済に困ったお金をギフト券の換金で乗り切っている悪循環に陥っている可能性が高まるのです。
お金を返せているなら問題がないと考える人もいますが、そもそもギフト券の換金はカードの利用規約から外れた使い方になります。
また、売却時に手数料などが引かれる関係上、利用したショッピング枠の全額を受け取れるわけではなく、目減りしてしまうのも問題です。
客観的に見るとお金を借りている状態であるのに浪費しながら維持をしている形になる為、非常に危険なお金の使い方と受け止められてしまうのです。
ギフト券の詳細な使い道をカード会社が調べることはできませんが、不審な利用が続けばチェックを厳しくせざるをえなくなります。
一度ストップして本人に確認を取ることもありえるため、常に余裕を持って返済していくことも大切なのです。
最も怖いのは盗難などで不正利用されること
amazonギフト券の購入でクレジットカードが停止されるのは理不尽だと思う人もいるかもしれません。
しかし、カードの盗難などでギフト券の購入と売却を繰り替えされてしまうと、お金を取り戻すことが難しくなるのもポイントです。
ギフト券を現金化してしまえばお金の流れを追うことが難しくなるため、犯罪者が利用するケースも存在するのです。
amazon側も犯罪に利用される恐れがあることは理解していて、ギフト券の売買自体を禁止する理由にもなっています。
違反が確認された場合はamazonのアカウントが停止されることもありえるのです。
ただし、実際に不正な利用があったかどうかを確認することは難しく、マッチングサイトや買取サイトが活動を続けられる理由にもなっています。
法律上の問題でamazon側も徹底的に取り締まることが難しいと言った事情もあります。
amazonギフト券を自分が使う目的で購入してカードがとまってしまった場合は、自分が商品購入に使う目的で購入したことを素直に伝えて、カード会社に停止を解除してもらうのが一番なのです。
結局、クレジットカード利用停止にならない為にはどうすればいいか？
新規発行したクレジットカードを利用しない
新規発行したクレジットカードで高額の買い物をすると、不正利用を疑われ停止される可能性があります。
更に支払いをしてきたという実績も無いため、新規発行したクレジットカードでAmazonギフト券を大量購入した場合にはAmazon側も「ん…？」と疑いを持ってしまいます。
近年AmazonでもAmazonギフト券現金化というものに敏感になっており、そのカードがAmazonで使えなくなる可能性があります。
キャッシング枠を利用しない
Amazonギフト券を現金化目的でクレジットカードを利用している方は、キャッシング枠の利用をしないほうが良いでしょう。絶対するな！とは言いませんが、限度額いっぱいの利用は控えましょう。
キャッシング枠を限度額まで利用してしまうと、クレジットカードではもう現金が手に入る事はありません。しかしショッピング枠でAmazonギフト券を買う事によって現金化できていまいますよね。
その為、キャッシング枠を限度額まで利用してショッピング枠で換金性の高いものを購入した方はクレジットカードの停止をされる可能性が大いに高まります
月々の支払いを怠らない
Amazonギフト券を購入した、してないに関わらずに月の支払いを怠るとクレジットカードは利用停止になります。
支払い月に払えなく、翌月まで待ってくれるカード会社もありますが基本的に月々の支払いは済ませておくべきです。
支払いをしなければ、翌月の利用が出来ない。という事もありえますので気を付けましょう。
一度に大量購入をしない
Amazonギフト券を一度に大量購入、または金額が高額だったりすると、契約しているクレジットカード会社から連絡がくる可能性があります。
これは本人確認を行うためで、詐欺に利用されていないか、何の為に使うか。等の質問をされるでしょう。
それに対しきちんと答えられなければ利用停止になる可能性は十分にございます。
ショッピング枠を限度額まで使い切るような買い物は控えたほうが良いです。
クレジットカードの利用停止の仕組み
クレジットカード会社はAmazonギフト券の現金化に対して非常に厳しい
クレジットカード会社ならびに各社共同で設立されたクレジットカード協会では利用規約違反の不正利用に対して非常に厳しい対処が行われています。
もちろんそれは現金化といった行為も例外ではなく、今回のAmazonギフト券の事例は先ほども述べたように換金性の高さからその疑いを掛けられることも少なくありません。
特に近年では現金化に対してウェブサイトなどを通じた注意喚起や対策を積極的に行っており、より一層利用者側は慎重にAmazonギフト券を取り引きする必要があります。
もちろん換金目的ではない購入でもAmazonギフト券をクレジットカードで大量に購入した結果、あらぬ疑いを掛けられて停止という可能性もあります。
信用情報が共有される！
もしもクレジットカード利用者に何らかのトラブルがあった場合、利用者の信用情報は関連した機関によって記録・共有されます。
現在は「JICC」「KSC」「CIC」の３つが存在しそれぞれ異なる分野の事業者へ信用情報の提供と収集を行っております。
今回のAmazonギフト券購入時のトラブルに関してはクレジットカードを扱っている「CIC」の管轄となり、もしも何かトラブルが起きた時あるいは自分の信用情報が気になるといった場合には、「インターネット」や全国７か所の「支社窓口」を利用した情報開示を簡単に申し込むことができます。
もしも気になる方は一度調べてみるのも手かもしれませんね。
信用情報に悪影響を及ぼす事柄を金融事故と呼び、クレジットカードの不正利用による停止の他にも長期（３か月以上）のローン滞納といったケースから、任意整理や個人再生、さらに自己破産などの非常に重いものまで存在します。
もしもこうした金融事故を起こした場合には俗に言う『ブラックリストに入った』状態とされ様々な制限があります。
ブラックリスト入りした場合の影響は？
ブラックリスト入りの影響としては各種ローンの契約といった長期的なライフプランに関わるものがまず挙げられますね。
もちろんクレジットカードの新規加入に関してもCICからの信用情報により審査が厳しくなり今までのようには通らない可能性が高まります。
またクレジットカードのシステムを利用しているETCカードに関しても審査が厳しくなるケースがあります。
さらに携帯電話に関しても購入時に信用情報がブラックな場合は分割購入が認められず現金による一括購入のみというケースもあり、信用情報は非常に生活に近い存在と考えていいでしょう。
またクレジットカードは信用を利用してお金を借りる仕組みです。
信用情報に傷がついた場合には一括でクレジットカードの請求が来る可能性もあり、最悪のケースでは給料や財産の差し押さえも十分に考えられます。
こうした最悪の事態を避けるためにも自身の信用は大事にしましょう。
クレジットカードが停止解除される可能性は？
もしも少し使いすぎた、いつもと違う使い方をしたなどで停止された場合にはカード会社が用意している「カード不正使用検知システム」に引っ掛かっている可能性があります。
これはクレジットカードの本来の持ち主を先ほど述べた盗難などの不正利用から守るためにあるシステムでありおかしい使い方があれば一時的にカードの利用をストップさせるシステムとなっております。
だからこそこれは私たち利用者側の味方でありますが、どのような利用の範囲で引っ掛かるかに関しては第三者による悪意や手段の巧妙化とそれに対抗するシステムの進歩により変化するため一概には言えないのが現状です。
このシステムによる一時的な停止の場合はクレジットカード会社から不審な利用の連絡が来る、あるいは自分の方から逆に「クレジットカードを利用できない」とこちらから会社に連絡を行い、その後に確認が取れ次第にクレジットカードの停止の解除もしくはセキュリティ上問題があると分かれば再発行が行われると思います。
一方、Amazonギフト券の換金などショッピング枠の現金化という形で利用規約に違反したと判断された場合には残念ながら何らかのペナルティが避けられないのが現状でしょう。
これに関してはクレジットカード会社ごとにどれだけ厳しい罰則が設けられているかが異なっており、もっとも厳しいケースではそのまま解約というケースもあります。
先ほどの不正使用検知システムは利用者が行う現金化に関しても目を光らせておりクレジットカード会社側から「おかしい」と思われるような使い方は避けるのが無難ですね。
どういったブランドのカードが危険性が高いか？
まずは銀行系が発行しているクレジットカードに関しては非常に厳しいと言ってもいいでしょう。
例えば三井住友VISAカードなどが挙げられます。審査も厳しく現金化への注意喚起も非常に強いためそうしたチェックもおのずと強くなっていると考えていいでしょう。
世界的ブランドのクレジットカードに関してもAmazonギフト券の換金などに利用することは避けるべきと考えていいです。
日本で言えばJCBカードがこれに含まれますね。非常に有名なアメリカンエクスプレスも厳しいことで知られています。
またオリコカードに関してはポイントシステムから現金化に利用されやすい傾向があり、やや換金性の高い商品へのチェックが厳しくなっている状況とされています、注意が必要ですね。
amazonギフト券購入でクレジットカード利用停止に？まとめ
実際、Amazonギフト券は「プレゼントとして利用」したり「自分でAmazonで使う分に使用」したりと、用途は幅広く現金化目的での利用を疑われる事はほとんどない商品です。
しかしAmazonではAmazonギフト券の現金化に非常にシビアになっています。
Amazonギフト券を一度に大量購入、頻繁に購入している方はクレジットカードの利用停止をされる可能性が高まります。
また、三井住友VISAカード、JCBカードやオリコカード等の特定のブランドは金券類の購入に対して非常に厳しいという点も覚えておきましょう。
クレジットカードを使ってAmazonギフト券を現金化しようとしている方は上記をしっかり読んでから利用するようにしましょう。
しっかり自分なりの対策をする事でクレジットカードを使ってのAmazonギフト券の現金化は難しくはありません。
