2019年10月1日からいよいよ「消費税10%への増税」が始まります。
過去に2度ほど消費税10%の計画がありいずれも延期されてきましたが今回は予定通りの増税が実施される方針だ。
それに伴って「ポイント還元制度」や「軽減税率」などの新しい制度も始まり多くの国民が翻弄されています。
そんな増税によってAmazonギフト券買取業界に何かしらの影響が出たりするのでしょうか?
今回は消費税とAmazonギフト券・Amazonギフト券買取の関係性などに広く焦点を当てて掘り下げていきたいと思います。
商品券全般は「非課税」
Amazonギフト券に限らず、JCBギフトカードやビール券・お米券などのいわゆる“商品券”に分類されるものについては購入時に消費税がかかる事はありません。完全なる非課税です。
なので今後消費税の増税があったとしても今まで通り1000円分の商品券は現金1000円で購入する事が出来ます。
これはずっと昔から決めれてる事で、恐らく今後も変わる事は無いでしょう。
商品券が非課税な理由
商品券は原則として何かしらの商品を買ったり引き換えたりするのに用いられます。
商品券自体に消費税が発生してしまうと『商品券の消費税』と『商品の消費税』の両方を支払う事になってしまうからです。
このように、二重に消費税を支払う事のないようにという理由で配慮されているのです。
消費税を取る買取業者は要注意
ごく稀に、Amazonギフト券などの買取の際に“消費税”として10%(増税前の現在では8%)を買取率から差し引いてくる買取業者を見かけますが
そのような業者を見つけたら直ちに申し込みをキャンセルしましょう
というのも、先ほど説明した通りAmazonギフト券を始めとする商品券は消費税がかかりません。従って買取業者がそのような名目で買取額を減額してくるのは言語道断ですし、もっと言うと買取をしてもらうのであって消費(購入)しているわけではないので消費税が発生するはずがないのです。
古本やゲームをリサイクルショップに買い取ってもらう際に消費税なんて発生しませんよね?それと同じです。
今の時代の買取業者の優良企業と言われる所は買取の際に手数料などは一切とらないのが常識となっています(大昔は振込手数料などが発生していた場合もあります)
バンドルカードのチャージ手数料は上がる
お金がない時でもポチっとチャージで残高チャージ、そのバーチャルカードを使ってAmazonギフト券を買うという方法などの使い方も出来る事から急激にその知名度を高めたバンドルカード。
そのバンドルカードの残高チャージの際に発生する手数料が消費税率変更に伴って一部変更されるようです。
【手数料変更対象】
・ドコモ払い
・ポチっとチャージ
【変更後手数料】
◆ポチっとチャージ◆
チャージ金額 | 手数料(変更前) | 手数料(変更後) |
3,000円~10,000円 | 500円 | 510円 |
11,000円~20,000円 | 800円 | 815円 |
21,000円~30,000円 | 1150円 | 1170円 |
31,000円~40,000円 | 1500円 | 1525円 |
41,000円~50,000円 | 1800円 | 1830円 |
◆ポチっとチャージ◆
現在の手数料
・チャージ金額:1,000円~5,000円・・・手数料:300円
・チャージ金額:6,000円~100,000円・・・手数料:6.00%
変更後(2019年9月25日以降)の手数料
・チャージ金額:1,000円~4,000円・・・手数料:300円
・チャージ金額:5,000円~100,000円・・・手数料:6.15%
上記のように若干の値上げが見られました。
なんとなく増税のタイミングでの“便乗値上げ”のような気もしないでもないんですが、如何でしょうか?そして何より変更後の手数料の値が細かすぎて煩わしい気もします。
ポイント還元制度でギフト券買取額が有利になる場合も
増税に伴い政府は「ポイント還元制度」という制度を開始します。
消費者側がお会計時にキャッシュレス決済をした際に何%かのポイントを還元するというものです。これにより実質、増税後でも増税前と同じか若しくは増税前よりトータルではお得になっている、というものです。
これまで、ポイント還元制度の対象点としてはコンビニ・ガソリンスタンドで2%、中小の商店では5%のポイント還元が行われるというアナウンスが既に出ていました。
そして暫くして実店舗だけでなくネットショッピング上でも同様の動きが始まりまして、楽天市場・ヤフーショッピングそしてAmazonなでのお買い物の際にも最大で5%のポイント還元が実施されるようです。
これにより、ギフト券を購入する際には従来通り非課税で購入出来、更には最大5%のポイント還元を受け取れます。
そのギフト券を買取サイトにて現金化する際には、考えようによっては5%分が買取率に上乗せされている状態とも考える事が出来ます。
なので、消費税増税は普段のお買い物の際にはダメージが大きいですがAmazonギフト券の換金の際にはむしろお得に働くという事なのです。
勿論、キャッシュレス決済を駆使した場合によるので仕組みが分からない人は今のうちに調べて早いうちに導入しておいた方が良いでしょう。
ポイント還元制度は期間限定
使いようによっては増税前よりもお得になるという事が利点のポイント還元制度ですが、これは増税に伴う消費の冷え込みを防ぐ為の一時的な対処に過ぎないのです。
ポイント還元制度が適応される期間は、消費税増税の2019年10月から始まりおよそ9か月間限定です!
た・・・たったの9か月だけ・・・!?
そうなんです、それ以降はキャッシュレス決済を使おうが現金でお買い物をしようが一律で10%の消費税が課されます・・・これにはガッカリです。
なんだか政府のその場しのぎ感がひしひしと伝わってくるようですが、これはもう決まってしまった事なので避けられません。我々に出来る事はなるべく損しないように生きる事・・・その為にポイント還元制度中はキャッシュレス決済をするように心がけるのが大事でしょう。
溜まったポイントでAmazonギフト券ゲット
キャッシュレス決済で購入する場所によってポイントの還元が行われるとの事ですが、出来るだけ沢山のポイントを貯める為にも出来るだけ高還元率のお店を利用するべきです。
そして、その貯めたポイントを使ってAmazonギフト券が購入出来たら素晴らしいですよね。
有名なのがdポイントを使ったAmazonギフト券ゲット方法です
dカードプリペイドカードはドコモが発行しているプリペイドカードです。
Amazonサイトではdポイントを使ってチャージタイプのAmazonギフト券が購入出来ますし、家電量販店の「Johsin」でもAmazonギフト券のカードタイプがdポイントで購入可能です。
dカードプリペイドカードはドコモユーザーしか作成出来ませんが、他にもキャッシュレス決済の方法は沢山ありますし、ポイントの使い方で様々な恩恵がうけられるので貴方に合ったものを選ぶのも良いでしょう。
まとめ
2019年10月からの消費税増税にともなって更に我々庶民の暮らしはひっ迫していく事は間違いありません。
そうした状況において今後さらにAmazonギフト券の買取需要は高まっていくものだと推測されます。
その際にはキャッシュレス決済を駆使してポイントを還元してもらう事で結果的に増税前よりもお得に買取・現金化が可能となります。
さらに言うと、還元されたポイントをただ闇雲に貯めるのではなくてその運用の仕方まで考えて初めて得を取れるのではないかと思います。
貯めるポイントの種類によっては、それを使ってAmazonギフト券などの購入も出来たりする場合があるのでキャッシュレス決済について今のうちに勉強しておきたいものです。