世界中で人気のAmazonギフト券。現在その買取サイトも数えきれないほどありますが、ネットに個人情報を晒す事に抵抗がある場合どうしたらいいのでしょうか?
買取業者が個人情報を渡してとお願いする理由と、匿名でも換金してくれるサイトはあるのか調査してみました!
Amazonギフト券の買取には「身分証明書の添付」が必要
Amazonギフト券の買取をする場合には「身分証」が必要というのはご存知の方も多いかと思います。
オンライン買取サイトというのは「古物商」に該当し、取引時には絶対に身分証の確認確認(通称:本人確認)をしなければならないという法律【犯罪収益移転防止法(GK法)】と【古物営業法】で決まっているのです。
※古物商とは中古ショップやレンタルショップなど、一度人手に渡った商品を取り扱うお店の事。
どうしてAmazonギフト券買取には身分証が重要なのか
そもそもなぜ取り引きのカギが身分証なのかというと、Amazonギフト券は番号さえあれば取り引きできてしまいます。
そのため、使用済みの番号や嘘の番号で売る人も少なくありません。メールタイプのギフト券は売った後も番号が手元にあるので、売り手が利用することができてしまいます。
とてもリスクが高いので万が一に備え業者側も現金化する人の本人確認を義務化し行っています。
これはAmazonギフト券に限った話ではなく、流通の多い他の商品券にも偽物があると言われています。
そういったものの取引を防ぐ・買い取ってしまった後でも対応できるように金券ショップで買い取って貰うときには身分証が必要となります。
売却手続後に誤って自身のアカウントに登録してしまうと詐欺になってしまう可能性があります。
そしてその使用済みになってしまった券を買ってしまう人も現れるでしょう。
このような問題が生じた場合、誰がその使用済みの券を売ったのかを明確にするという目的が身分証提示を義務にしている理由であるといえます。
未成年のAmazonギフト券は「買取不可」!!
法律で18歳未満(ショップよっては20歳未満)の人はAmazonギフト券を買い取ってもらう事は禁止されています。
どうしても売りたい場合は保護者の同意書が(場合によっては身分証明書も)必要になりますので、まず買取サイトは身分証で利用者の年齢確認をしなければなりません。
詳しくは下記の記事にて説明しております。
「盗難品」発見の窓口
最近ではご老人にAmazonギフト券を買わせる詐欺が横行しましたが電子マネーばかりでなく、純粋な盗難品などの売却先が古物商である事が多いため、オンライン買取サイトであっても警察から協力を求められる立場にあります。
なので「誰が・いつ・どこに・何を売ったか」記録する義務が課せられており、顧客の個人情報を把握しなければならないのです。
身分証明書の添付は必須項目ではない?
じゃあ匿名でも換金してくれるサイトはないのかといえばそうではなく、数えきれないほどのサイトの中にも身分証の添付なしで買取してくれる業者はいます。
法律で決まっているのに匿名でも良いなんて詐欺サイトなんじゃないかとお思いになられるでしょうが、身分証明書の添付はあくまでも【本人確認の手段のひとつ】でしかないため、それ以外の方法でクリアしていれば全く必要ないのです。
もっといえば電子金券は法律上とても微妙な位置にあり、【電子金券】とすれば金券の扱いになりますので身分証明書が必要になりますが、【電子金券】とすれば電子マネーの扱いになりますので身分証明書が不要になるのです。
どちらとして取り扱うかは現在サイトに一任されていますので、Amazonギフト券を電子マネーとして扱っているサイトであれば匿名で換金する事が出来るのです。
実際に身分証を悪用するサイトもありますので必ずしも身分証明書の添付項目が安全な買取サイトか否かの判断材料にはなり得ないというのも大事なポイントです。
そこで身分証明書の添付不要のAmazonギフト券買取サイトを調べてみましたので、匿名で取引したいとお考えの方は参考にして頂けると嬉しいです。
匿名でも買取してくれるAmazonギフト券買取サイト
GIFTOFF(ギフトオフ)
■URL:https://giftoff.jp/
■本人確認方法:一切なし
■営業時間:9:00~23:00
■電話対応時間:9:00~23:00
◆電話番号:052-253-5410
■取扱いAmazonギフト券:頭文字がAQ/WA(カードタイプ・印刷タイプ)を除くすべて
■買取可能金額:500円~
■別途費用:54円~270円
こちらのGIFTOFFは連絡用のメールアドレスと振込先の銀行口座番号だけで申込が出来るので最も匿名性の高い買取サイトではないでしょうか?
またサイト内にある【買取実績】フォームでは現在の買取件数や振込み完了までの時間が一目瞭然に掲載されており、事前に把握できる仕様になっているのも素晴らしいです。
しかし利用者の銀行によって振込手数料がかわりますので複数の口座を持っている人は一番安いジャパンネット銀行(54円)を指定した方がお得になります。また1,000円未満の取引では掲示された買取率の半額になりますので少額取引の際には注意が必要です。
konozama.co(コノザマ)
■URL:https://konozama.co/
■本人確認方法:一切なし
■営業時間:平日~18:00まで ※申込みは24時間OK
■電話受付:平日9:00~18:00
◆電話番号:0120-990-588
■取扱いAmazonギフト券:Eメールタイプのみ
■買取可能金額:10,000円~
■別途費用:一切なし
こちらのkonozama.coもSMS認証すらない匿名性の高い買取サイトです。
買取方法もAmazon購入画面から直接メールを送る方法なのでAmazonギフト券のコード入力が省略され、かなりスピーディーに買取申請が出来ます。
しかし即日振込みが可能なのは平日18:00まで。以降は翌日、土日祝や年末年始は次の営業日にしか対応できませんので注意です。
実績も高く身分証不要のサイトではかなり高い買取率を維持していたkonozama.coですが残念な事に現在は営業を停止しています。営業再開の日が待ちましょう。
Amaoznギフト券の換金を匿名で!まとめ
人気のAmazonギフト券を匿名で換金してくれるサイトを調べてみましたが、いかがだったでしょうか?
振込先が銀行である以上、どうしても氏名(カタカナ)と銀行口座番号は渡さなくてはなりませんが、免許証の写真などは送らなくても換金は可能である事が分かりました。
特にこれらのサイトは利用者との信頼関係で成り立っていますので絶対に悪用してはいけません。
みんなでルールを守って利用していけば、もっともっと匿名性の高い買取サイトは増えていくと思われますし、自身にあった買取サイトで気持ちよく取引できると良いですね。
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