iTunesカードの買取業者は今や多くありますが、500円から買取可能な業者はどれくらいあるのでしょうか?また、どれくらいの買取率で売れるのでしょうか?
iTunesカード500円分を売れる業者や方法を調べてみると、デメリットが大きいことが分かりました。
iTunesカードが500円から買取可能な業者は?
500円のiTunesカードが売れる買取業者を調べてみました。
ギフトグレース
公式サイト:https://giftgrace.jp/
業界トップレベルの買取率を誇る優良業者です。500円以上から買取可能となっています。
2018年9月からiTunesカードの買取を始めた業者です。運営会社のノア商社は2010年設立で、電化製品のネットショップも運営しており、アジア各国やアメリカなど海外にも輸出しています。しっかりした経営実績がある法人なので、信頼性が高い業者と評価できます。
土曜日23:00~月曜日8:00までは休みですが、ほかは24時間対応しています。
「振込が遅い」という口コミが散見されるのが気になりますが、詐欺業者ではないので利用しても問題はありません。
iTunesカードが500円から買取可能な業者はギフトグレースだけ
調べてみたところ、iTunesカードが500円から買取可能な業者はギフトグレースしかありませんでした。他の主な買取業者はいくらから買取しているのでしょうか?
バイカ
バイカではiTunesカードを3,000円から買取しています。
買取本舗
買取本舗はバイカの姉妹店です。バイカと同じく、3,000円から買取可能となっています。
amatera
amateraも3,000円から買取可能となっています。
買取ボブ
買取ボブの買取可能金額も3,000円からです。
ギフトチェンジ
やはり3,000円から買取可能とのことです。
金券買取ex
金券買取exでは、1,000円から買取可能となっています。
安心ギフト
買取金額の下限は設けていないとのことですが、手数料が一律500円かかるので、iTunesカード500円の買取はできないということになります。
GIFT OFF
GIFT OFFで扱っているiTunesカードは、1,500円、3,000円、5,000円、10,000円の4種類のみで、500円分の買取はできません。
Amazonギフト券は500円から買取可能となっていますが、iTunesカードはできないようです。
iTunesカード500円分を買取業者に売るデメリット・低すぎる買取率!
iTunesカードが500円から買取可能な業者はほとんどないということが分かりました。
なぜこんなに少ないのでしょうか?
それは、少額だと業者の利益が少ないからです。
500円のiTunesカードを買い取って転売しても、大きな利益にはなりません。業者にとってあまりメリットがないのです。
そのため、500円を買い取ってくれる業者でも、買取率が非常に低く、手数料もかかってしまいます。
ギフトグレースで500円分のiTunesカードを売った場合の買取金額を見てみましょう。
iTunesカードの初めての方の買取率は85%となっていますが、額面10,000円以下の場合のみ0.5%アップするとのことで、85.5%になっています。ただ、振込手数料が216円かかるので、実際の買取金額は211円で、42.2%という非常に低い買取率になっています。
2回目以降の場合はさらに下がります。通常プランで191円(38.2%)、翌日プランで194円(38.8%)です。これだけ低いと売りたくなくなってしまいますね。
この買取率の低さが、iTunesカード500円を買取業者に売る大きなデメリットです。
ですが、業者にとってはこれぐらいの買取率にしなければ採算が取れません。双方にとってデメリットが大きいため、取り扱い業者が少ないのです。
iTunesカード500円分はマッチングサイトで売っても低買取率
自分で販売価格を設定できるマッチングサイトでも、手数料がかかるため低買取率になってしまいます。
主なマッチングサイトでiTunesカード500円を490円で売った場合の入金額、買取率を計算してみました。
Giftissue(ギフティッシュ)
■出品手数料 額面の2% 500円×2%=10円
■売上金の引出手数料 270円
■手数料合計 280円
■入金額 490円-280円=210円 買取率42%
ベテルギフト
■出品手数料 額面の1.9% 500円×1.9%=9円(小数点以下切り捨て)
■出金手数料 270円
■手数料合計 279円
■入金額 490円-279円=211円 買取率42.2%
アマギフト
■出品手数料 額面の2% 500円×2%=10円
■出金手数料 200円
■手数料合計 210円
■入金額 490円-210円=280円 買取率56%
このように、高くても50%台という低い買取率です。
iTunesカード500円分はヤフーオークションで売るのもリスクが高い
ヤフーオークションでもiTunesカード500円分を売ることができます。
500円分のiTunesカードも出品されています。しかも、定価より高い金額でも入札されています。Tポイントの消化のために購入したい人がいるようです。
落札システム利用料(プレミアム会員8.64%、非会員10%)はかかりますが、買取業者やマッチングサイトよりは高く売れる可能性があります。
ただし、リスクが高い方法です。コードが使用済みだったと嘘をついて返金を要求したりする悪質な落札者もいるからです。使用済みのコードを売った悪質な出品者と疑われるリスクもあります。
また、定価より高い金額で購入したいという人は少数なので、なかなか落札されない可能性もあります。
500円分のiTunesカード、他の使い道は?
500円分のiTunesカードを買取業者やマッチングサイト、オークションサイトで売るのはデメリットが大きいことが分かりました。できればもっと有効に使いたいですよね。他にどんな使い道があるのでしょうか?
家族や友人に売る
家族や友人に、iTunesカードを使わないか聞いてみてはいかがでしょうか?額面より少し安くしてあげれば、喜んで買ってくれるかもしれません。
iTunes Storeで音楽を購入
iTunes Storeでは音楽を1曲150円~250円ぐらいでダウンロード購入することができます。500円あれば2~3曲購入できるので、気になる楽曲を探して聴いてみてはいかがでしょうか?
有料アプリを購入
アプリといえば無料のものが多くあるので、有料アプリは使ったことがないという方も多いと思いますが、有料ならではのメリットがあります。
無料アプリより高機能・多機能で、広告が表示されないなど、使い勝手はやはり有料アプリのほうが優秀です。興味のあるアプリがあるならiTunesカードを使って購入してみてはいかがでしょうか?
アプリ内で課金
ゲームアプリで遊んでいると、強いアイテムを手に入れたい、よりゲームを楽しみたいと、課金したくなることがあると思います。そんなとき、iPhoneアプリならiTunesカードを使うことができます。
LINEで使う
iTunesカードは、LINEでも使うことができます。
スタンプや絵文字、着せ替えなどを購入できるLINEコインのチャージに、iTunesカードが使えるのです。
LINEコインは、
- 50コイン=120円
- 100コイン=240円
- 150コイン=360円
- 200コイン=480円
- 500コイン=960円
- 800コイン=1,400円
- 1,600コイン=2,800円
- 3,300コイン=5,700円
というレートになっています。500円ちょうどはチャージできませんが、ひとつの使い道として考えてみてはいかがでしょうか?
バリアブルカードを買い足して使い切る
500円分ちょうど使い切ることが難しいなら、バリアブルカードを買い足して使い切るのもおすすめです。
バリアブルカードは、実店舗では1,500円~50,000円の間で好きな金額を1円単位で指定して購入できます。オンラインでは、キャリア決済で500円~50,000円まで購入可能です。
クレジットカードとの併用で使い切る
クレジットカードを登録して、iTunesの残高と併用して使い切る方法もあります。
バリアブルカードだと、500円未満は購入することができませんが、クレジットカードなら下限はありません。
たとえば、iTunesの残高500円のうち、LINEコインのチャージで360円使って、140円余ったとします。その後、iTunes Storeで150円の楽曲を1曲購入するには、10円足りません。この10円をクレジットカードで支払うことができるのです。
支払い方法で「クレジットカード」を選択すれば、自動的にiTunesの残高140円が支払いに充当され、残り10円がクレジットカードでの支払いになります。
キャリア決済との併用で使い切る
クレジットカードとの併用と同じように、キャリア決済との併用で使い切る方法もあります。
キャリア決済と併用する場合は、支払い方法で「キャリア決済」を選択します。クレジットカードと同じく、iTunesの残高がまず充当され、残りの金額をキャリア決済で支払うことになります。
iTunesカード500円分の使い道 まとめ
iTunesカード500円分を売るのはデメリットが大きく、あまりおすすめできません。価値が大きく目減りしてしまうので、できれば自分で使うのがおすすめです。
ただ、どうしても使い道がない場合もあると思います。音楽もそんなに聴かないしゲームもしない、欲しいアプリもない、身近に譲る相手もいない・・・となると、買取率は低くても買取業者などで売ったほうがいいかもしれませんね。
iTunesカードには有効期限がないので、使い道はゆっくり考えて決められますよ。